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【飲食店インバウンド対策!!】海外のSNS事情をご紹介!インバウンドマーケティングの鍵はSNS!!

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2022年の訪日外国人旅行者数はコロナ以前の8割ほどに戻り、2023年や今後もさらなる増加が期待されるインバウンド。今では集客に欠かせないSNSはインバウンドマーケティングにも有効です。
しかし、世界に目を向けると、日本の多くの企業やお店が取り組んでいるInstagram、Twitter、TikTok以外にもたくさんのSNSがあります。そこで今回は、インバウンドマーケティングをするなら知っておきたい、海外のSNS事情をご紹介します。

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日本と異なる海外のSNS事情

海外のソーシャルメディア関連の記事(wearesocial.com)による2023年時点での世界の利用者数のランキング。InstagramやTikTokなど日本でも人気のSNSがランクインする一方、WhatsAppやTELEGRAMなど日本ではあまり浸透していないものが多くみられます。また、日本では主流であるTwitter(14位:5億5,600万人)がランク外なのも印象的です。

  • 1位:Facebook 29億5,800万人
  • 2位:YouTube 25億人
  • 3位:WhatsApp 20億人
  • 4位:Instagram 20億人
  • 5位:WeChat 13億900万人
  • 6位:TikTok 10億5,100人
  • 7位:FB messenger   9億3,100万人
  • 8位:抖音(DOUYIN) 7億1,500万人 
  • 9位:TELEGRAM 7億人
  • 10位:SNAPCHAT 6億3,500万人

日本に浸透していないからこそ挑戦の価値アリ。おすすめSNS

紹介したランキングの中から、日本ではまだ浸透していないおすすめのSNSをご紹介します。日本人ユーザーが少ないSNSなら、外国人観光客が調べたときに検索で表示されやすく、先行者利益を狙えます。

Facebook

あまり話題に上がることは少ないですが、日本でも上位の利用者数を誇るFacebook。世界の利用者数は30億近くと圧倒的です。
国内のSNSはInstagramやTikTokが主流とはいえ、運用しておきたいSNSのひとつ。Instagramと連携し自動投稿もできるので、運用コストが少ないのも魅力です。

WhatsApp

WhatsAppはアメリカ発のメッセンジャーアプリ。日本で圧倒的なシェアを誇るメッセンジャーアプリであるLINEは2億人前後なのに対し、WhatsAppは約20億と約10倍の利用者数を誇ります。自動メッセージ機能やブロードキャスト機能、さらにアプリ内でのショッピングも可能です。

WeChat

中国ITを牽引する企業「Tencent(騰訊)」が開発した中国版LINEともいえるチャットアプリ。チャット機能だけでなく、ショッピングやチケット購入、公共料金の支払いなど、あらゆるウェブ上のサービスがひとつのアプリでできるプラットフォームのような機能を備えています。ビジネス版では広告出稿やマガジンの配信などが使えます

抖音(DOUYIN)

抖音(DOUYIN)は中国国内版のTikTokです。近年インドに一位の座を譲ったものの、それでも圧倒的な人口を誇る中国。中国の電話番号がなければ登録できないなど多少のハードルがあり、日本人ユーザーがほとんどいないからこそ成功すれば中国で大きな知名度を得られるかもしれません。

SNAPCHAT

アメリカ発の写真がメインのSNS。英語圏の若者を中心に人気を集めています。投稿が数時間で消えるという特性上、アカウント自体の発信というよりも広告運用をメインに使う形になりそうです。英語圏の若者の流行や動向を捉えるためのツールとしても使えそうです。

これから流行るかもしれない期待のSNS・コンテンツ

まだ利用者数は少ないものの、今までにないシステムや使いやすさで注目を浴びているSNSや期待のコンテンツをご紹介します。

ヴァーチャル配信アプリ

VRM(3Dモデル)データを利用し、アバターやオリジナルキャラクターを作って配信できるアプリ。主要なものだけでも20以上の配信アプリがあり、今もっとも勢いのある業界です。バーチャルなので実際の料理や調理を見せることはできませんが、バーチャル配信を行うVtuberを抱える事務所「ホロライブ」は2022年売上高200億円を超えるなど、決して見逃せない業界なのは間違いありません。

音声配信アプリ

Spotify、Amazon music、Apple musicなどさまざまな音楽ストリーミングサービスではポッドキャストも配信しています。現役の料理人が語る料理の話や、フードエッセイストの食にまつわる話など、飲食系の番組も多数配信されています。動画と違い、聴き流しながら料理や家事ができるので、忙しい現代人と相性の良いコンテンツです。

BeReal

2020年にフランスで開発されたSNS。BeRealの特徴は、毎日特定の時間に通知が届き、その通知から数分以内に写真を撮って投稿するというシステム。写真は加工機能もついておらず、まさにリアルを映し出すSNSです。
加工や”盛る”行為が当たり前となった現代のSNSへのカウンターカルチャーとして非常に面白いコンテンツです。マーケティングにはやや使いづらいですが、使ってみると新たな発見があるかもしれません。

注目のトピック

最後に、マーケティングにおすすめのコンテンツや手法をご紹介します。

SNS×動画は料理との相性◎

流行の音楽はTikTokで知り、美味しいお店はInstagramで探す。SNSは若者の生活とは切っても切れないほど深く結びついています。

なかでも動画系のコンテンツは文章コンテンツよりも短時間で、より直感的に情報を伝えられるのでマーケティングには非常に効果的です。

美しい見栄えはもちろん、包丁で食材を切る音、肉を鉄板で炒める音など、料理には映像と音声の要素があり、動画との相性がとても良いのです。

お店や料理の紹介だけでなく、おうちでできるカンタン料理や時短術などのお役立ちコンテンツを配信するのもおすすめです。

シンプルだからこそ始めやすい音声配信

音声配信はスマホひとつで簡単に始められるのがメリット。また、音声配信といっても音声配信用のアプリや音楽ストリーミングサービスのポッドキャストなど、さまざまな種類があります。

音楽ストリーミングサービス大手の「Spotify」では料理、食などのワードで検索すると20以上の料理や食に関する番組が出てきます。有名人やインフルエンサーがやっているイメージですが、そうでなくても現役のシェフや料理人が実際に働いているからこそ分かる業界の話や、日々の生活に役立つ食の話などをしています。

料理以外のジャンルなどでも、無名の配信者が始めた番組が人気になり書籍化するまでに至った事例もあります。お店、料理はもちろん、個人の発信・知名度が重要視される現代では自分自身が有名になり、そこから集客するというのも手法のひとつです。

まとめ

日本で流行っているSNSと世界でのSNSの状況はかなり異なります。日本で人気のSNSのほかにも、まだ日本人があまり参入していないSNSに力を入れれば今までと違ったユーザー層にリーチできるかもしれません。

また、お店ではなく個人としての認知度を高めてファン化を狙う、お役立ちを届けてユーザーに興味を持ってもらうなど、国内向けのマーケティングにもさまざまな手法があります。


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