フードビジネス・飲食業界のWEBメディア

NEW POST

マーケティング

【飲食店の集客手段におさえておきたい!!】LINE公式アカウント活用法を解説!

コロナ禍以降、新たにLINE公式アカウントを活用する飲食店が増えてきました。新規顧客獲得手段としてやリピーター客の来店促進手段としての活用が見込めます。上手に活用してお店の売上アップに繋げましょう。

RODteamsマーケティング支援・広報支援サービス

2023年6月1日から料金プラン改定


新型コロナ発生後からグルメサイト活用飲食店が激減する一方で、ファンとのコミュニケーションを重視する集客方法に流れが変わりました。その中で活用が増加したのが「LINE公式アカウント」になります。友だち追加をしてもらうことで、ダイレクトに情報を届けることができ、再来店を促す施策が打ちやすくなりました。特に重要となるのが、メッセージ機能になりますが、今回の料金改定で、無料プランでこれまで月1000通配信できていたところが、200通に(800通減)、5000円プランで月15,000通配信できていたところが、5,000通に(10,000通減)、15,000円プランで月45,000通配信できていたところが、30,000通に(15,000通減)という内容に変更になることが決定しました。

プラン詳細はこちら

この内容から、これまで無料プランで使用していた店舗は有料へ、5000円プランの店舗は15,000円プランに移行せざるおえない状況になることが予想されます。そのため、今後はより配信するメッセージの内容、受信したユーザーの顧客体験に対しても、改善が必要になることが予想されます。

日本国内における絶大なUUを誇るLINEの活用、さらにはPayPayとの連携も強化されていくと考えると、飲食店にとっては活用しない他なくなると予想されます。

ぜひ早期にLINE公式アカウントの機能の理解、そして、友だちを増やす取り組みをしてみてはいかがでしょうか?

下記にLINE公式アカウントのご紹介をしてますので、ご覧頂ければと思います。

LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウント(旧LINE@)は、国内最大のコミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、企業や店舗がユーザーとコミュニケーションをとることができるサービスのことです。2019年4月18日にLINE@のサービスから移行・統合されました。

特徴

  • 誰でも無料でアカウントを開設し、すぐに運用が開始できる
  • 基本機能は「メッセージ配信」「タイムライン投稿」「LINEチャット」「ショップカード」「クーポン・抽選機能」の5つ
  • オプションで「Messaging API」「LINE Beacon」「LINEログイン」「友だち追加広告」等つけられる
  • より多くのデータを無料で見られる

参考:https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190418-1/

LINE公式アカウントのできること

1. メッセージの投稿

新商品の情報やキャンペーン情報など、ユーザーにとってメリットのあるメッセージを送ることができる機能

2. ユーザーとの対話(LINEチャット)

ユーザーとチャットを行うことができる。(複数のユーザーグループとのチャットにも対応)リアルタイムでやり取りができるので、お店の予約や混雑状況などを確認することも可能。

なおユーザーと1対1のやり取りをしない場合は自動返信機能をONにしておけば、ユーザーから送信されたキーワードや時間帯などから自動的に返信をすることができる。

3. アンケートなどのリサーチ

ユーザーに対して、アンケート形式のメッセージを送信することができる機能。

メルマガよりも高い開封率があること、アンケートに答えることが簡単であることなどから、メルマガを使用してアンケートを行うよりも回答率が高くなるケースもある。

4. タイムライン投稿

タイムライン上に投稿ができる機能。投稿された情報はユーザー同士で「共有」され、友だちになっていないユーザーでも閲覧可能になる。従量課金の対象にはならない。

5. ショップカード

トーク画面から使うことのできるショップカードを作成できる機能。紙のショップカード同様、商品購入やサービス利用・来店などでポイントを貯め、商品や割引券と交換することができるようになる。

6. クーポン・抽選機能

LINE上で使用できるクーポン・抽選を作成できる。作成したクーポンや抽選はメッセージ・タイムラインなどで配信・投稿が可能。

新規ユーザーの獲得や集客率の上昇、再来店を促すことなどができるので、一般的に閑散期と言われる時期でも集客を見込むツールとなる。開封率の高さも合わせて、クーポン使用率も高いと言われている。

7. その他

「プロフィールページ」「セグメントメッセージ」「リッチメッセージ」「リッチカード」等がある。

活用のメリット

幅広い層に訴求できる

日本人人口の約60%である8,300万人以上が使用しており、そのうちの86%が毎日利用しているユーザー。

全国で若年層はもちろん、40代~50代といった年代のユーザーにまで浸透している。

カジュアルなコミュニケーションにより関係性を構築できる

メルマガとは異なり、写真や画像などを簡単に送信できる。言葉だけではなく、ビジュアルを全面に押し出した訴求ができるので、ユーザーの関心を惹き付けてより集客につなげることができる。

開封率が高く、ユーザーの反応が早い

日常的に使用するメッセージングアプリだからこそ開封する心理障壁が低いこと、前述にあるカジュアルなコミュケーションによって親密な関係性を構築できることが開封率の高さにつながっている。

アカウント開設方法

下記ページからLINE公式アカウントの開設手続きを行ってください。

STEP1:「アカウントを作成」を選択後、ご自身のLINEアカウントまたはメールアドレスでLINE Business IDを登録

STEP2:アカウント作成フォームに必要事項を記入(画像は未認証アカウントのものです)

STEP3:アカウント作成完了

参考:https://www.linebiz.com/jp/entry/

友だちを増やす

友だちを増やすポイントは、

「気づかれる率 × デザイン × オファー = 登録率」

【アカウントを作成する際は下記に注意しましょう】

  1. 「認証済アカウント」にする
  2. クリエイティブにこだわる
  3. Webサイトはスマホファーストの作りに
  4. プレミアムIDの活用も視野に入れる

効果的に友だち数を増やす方法

お店でできる友だち数を増やす方法です。自店でできる方法を選んで実施してみましょう。

  1. お店でアナウンスを行う
  2. 友だち登録キャンペーンを行う
  3. 自社ホームページに友だち追加ボタン等を設置する
  4. メルマガで「友だち追加URL」を記載
  5. SNSアカウントを活用して告知
  6. タイムライン投稿機能を活用
  7. チラシ、DMを活用
  8. LINE広告を利用(有料)

効果的な配信を行うために

配信準備① 友だち属性の把握 -アンケート集計-

必要により下記のアンケート例を元に顧客アンケートを作成・集計し、友だち属性の把握をしましょう。

出典:LINE公式サイト

目的

運用効果の高いメッセージ配信を行うため

  • ターゲットに合わせたパーソナルなメッセージ配信
  • 個別チャットによるOne to One対応

配信準備② メッセージ設計

下記例を参考に配信メッセージを検討しましょう。

配信準備③ オファー設計

オファーとは・・・LINE友だちになることで得られるユーザー側のメリットのことです。メリットが多く魅力的であればあるほど効果を発揮します。

オファー設計例

無料クーポン
  • 友だち追加で、ドリンク1杯無料サービス!
  • 友だち追加で、飲み放題1h無料サービス!
割引クーポン
  • 友だち追加で、お会計から10%オフクーポンサービス!
  • 友だち追加で、500円クーポンサービス!
プレゼント
  • 友だち追加で、デザートプレートプレゼント!
  • 友だち追加で、お店のオリジナルグッズプレゼント!

配信後にやること – 反響チェック –

メッセージ配信後は、下記に注意しながら適切な効果検証を行いましょう。

  • メッセージ開封率、クーポン使用率等の反響をチェックする
  • キャンペーン毎の反響をチェックしながら適切に運用を行いましょう

出典:LINE公式サイト

費用

費用は無料で1,000通までメッセージが行えるフリープランと、15,000通まで行えるライトプラン、45,000通まで行えるスタンダードプランの3種類があります。初期はフリープランから運用を始めていき、友だち数が増えるごとにプランアップの検討を行うと良いでしょう。(※現在は新プランに移行済)

下記は、50,000通以上メッセージ配信を行う場合の目安単価表です。

出典:LINE公式サイト

参考情報

ショップカードの活用

ショップカードとは・・・LINE上で発行・管理できるポイントカード機能のことです。全ての料金プランにおいて無料で利用することができます。

5つの機能

  1. ポイント付与
  2. 特典の設定
  3. トーク画面上の告知機能
  4. 利用データの分析
  5. 友だちの獲得

出典:LINE公式サイト

自動返信機能の活用

自動返信機能とは・・・ユーザーから送られたメッセージに含まれる「キーワード」に対して、どのような内容を返信するか、あらかじめ管理画面上で設定することができる機能です。 ※最大1,000件まで登録可能

出典:LINE公式サイト

プレミアムID

「プレミアムID」とは、別途費用を支払うことで希望のIDを取得できるサービスです。(1,200円/ 年)店舗名などを連想させる文字列を作ることで、認知度や印象が良くなります。

参考:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/plan/

さいごに

LINE公式アカウントの開設方法から、具体的な活用方法までを解説しました。コロナ禍における常連客とのコミュニケーション手段として、積極的に活用しましょう。弊社でもLINE公式アカウントの運用サポートを行っています。運用方法等に困ったらお気軽にお問い合わせください。


こちらの記事も読まれています。

【ROD teams】
フードビジネス専門の
総合マーケティング支援
ご相談はこちら ▶︎▶︎▶︎

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
hibana

hibana

フードビジネス応援メディア

【フードビジネス応援メディア】飲食業界の最新情報・飲食トレンド・マーケティング・飲食DX・店舖事例・SDGsという6つのテーマを中心にフードビジネス・飲食業界に特化したビジネス情報を提供をしているメディア。飲食ビジネスの現場で実際に得た知識やノウハウを発信していきます。

  1. 【ROD MARKETING】飲食店のマーケティング支援・広報支援サービスのご案内

  2. 【hibana|フードビジネス応援メディア】9月のおすすめ記事紹介!!(10/5更新)

  3. 【2024年9月】飲食業界ニュース・ダイジェスト版(hibana|フードビジネス応援メディア)

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

RELATED

PAGE TOP