この記事の読了は約5分です。
2023年は、クロワッサンロールや生ドーナツ、2Dスイーツ、プヂンなどがヒットしました。2024年はどのようなスイーツがトレンド入りするのでしょうか?この記事では、2024年に大注目の最新のスイーツ材料や、進化系スイーツなどをまとめてご紹介します!2024年に流行が期待されるヒットスイーツを予測していきましょう。
2024年注目の進化系スイーツ
まずは、2024年注目の進化系スイーツを見ていきましょう。伝統菓子を現代風にアレンジしている進化系スイーツは、数年前に登場して再注目されているものもあります!今後も人気が出ていくであろうスイーツをご紹介しますよ。
クルンジ
クロワッサンをプレスして焼いた、新感覚の薄型クロワッサン「クルンジ」。サクサク食感が特徴で、韓国で流行しており、日本でも注目されています。
また、以前から流行っている、ワッフル型でクロワッサン生地を焼く「クロッフル」もまだまだ注目されています。2023年末以降も、クロッフルの専門店は出店されているのです。
ネオ和菓子
日本の伝統である”和菓子”に、洋菓子のデザインやアイディアなどを組み合わせた進化系和菓子、「ネオ和菓子」も2024年大注目です。
現代風にアレンジされたネオ和菓子は、美しく、手土産にも人気があります。和菓子の老舗店でも、ネオ和菓子を取り入れるところがあり、2024年も更なるヒットを予感させています。
進化系シュークリーム
シュー生地に贅沢なクリームを入れたものなど、2024年は進化系シュークリームにも注目です。
例えば、パイ生地にシュー生地を入れ膨らませたザクザクの生地に、クリームをたっぷり詰める「アラゴスタ」。その食感とエビのしっぽのような見た目が印象的です。ナポリの伝統菓子ではありますが、日本では新しく感じるかもしれません。
モノクロスイーツ
黒ゴマや竹炭パウダーなどで黒色、生クリームなどで白色。それぞれの食材を組み合わせてモノクロに仕上げられる「モノクロスイーツ」。これまでの色鮮やかなスイーツの真逆をいき、かっこかわいいと話題です。
進化系スコーン
2023年は、アフタヌーンティー人気の影響で、英国スコーンの人気も高まっていました。コンビニでも、シンプルなスコーンだけでなく、クリームやあんこなどがサンドされたスコーンサンドが販売されています。2024年も、そのような進化系スコーンが更に注目されると予想されています。
スイーツにおすすめの話題の素材
進化系スイーツについて知る上で、食材の流行も気になりますよね。続いては、スイーツを進化させるのにおすすめの、話題の食材をご紹介します。これらの食材を使った新たなスイーツが、2024年も増えていくかもしれません。
ハイカカオチョコレート
ハイカカオチョコレートとは、カカオ原料の含有率が高いチョコレートのことです。カカオ含有率70%以上のチョコレートを、「ハイカカオチョコレート」と呼んで商品化することが多いようです。
昨今も、健康・美容効果を期待して、ハイカカオチョコレートを好む人が増えています。長年流行してはいますが、2024年も継続して注目されるでしょう。
プラントベースフード
プラントベースフードとは、植物由来の原料で作られた食品のことです。健康志向や、食糧問題の解決などの理由から、注目を集めている材料です。
卵や牛乳などの動物性食品を使わないケーキや、焼き菓子なども登場しています。
米粉
米粉は、米を細かい粉にしたものです。最近では、製粉技術の向上により、パンやケーキにも使用できるように進化しています。
農林水産省では、米の消費拡大の取り組みの一環として、米粉の普及を目指しているのだそう。あえて小麦粉を使わないグルテンフリーの考えや、アレルギー対応などで、米粉への注目は高まっています。
発酵あんこ
発酵あんこは、小豆と米麹でつくったあんこのことです。 茹でた小豆を麹と発酵させることにより、小豆のでんぷんが糖に代わるのです。そして、砂糖を一切使用しなくても、やさしい甘さのあんこになります。発酵あんこは、新しいあんことして、2024年要チェックの素材です。
2024年注目の進化系スイーツを販売する店舗
進化系スイーツには、様々なスタイルがあります。進化系クロワッサンや進化系スコーンなど…その可能性は無限大です!ここからは、2024年注目したい進化系スイーツを販売する店舗と、商品についてをまとめてご紹介します!新商品開発のヒントが隠されているかもしれませんよ。
自由が丘パンスイス
2022年に自由が丘に誕生したMONT-NOMは、厳選した素材で「焼きたて、作り立て、絞りたて」にこだわる、パンとケーキのお店です。
こちらの人気商品の自由が丘パンスイスは、フランス産発酵バターを使用した贅沢な生地を重ね、層になった見た目が美しい一品。パリパリでザクザクな食感と、プレーン、抹茶、ベリー、焼き芋、黒豆きなこ、ショコラといった豊富な味わいが楽しめます。
公式サイト:https://mont-nom.com/
進化系スコーン
ベイカーズゴナベイクは、厳選した素材を使い、丁寧に焼き上げたスコーンが人気のベイクショップです。こちらの「黒糖スコーンサンド苺大福&きなこクリーム」は、コクのある黒糖スコーンに、きなこバタークリームを絞り、苺大福をサンドしています。見た目もかわいらしく、インパクトも抜群です。
公式サイト:https://bgb.base.shop/
Fairycake Fairは、カップケーキとビスケットのお店です。グランスタ東京店限定の「あんバタースコーン」は、人気のピュアバタースコーンに、北海道十勝産のあずきの粒あんと有塩バターをサンドしています。しっとりしたスコーンと、甘じょっぱいあんバターの組み合わせ。こちらは、軽く温めるとバターが溶けだして、よりおいしさを感じられます。
公式サイト:https://fairycake.jp/
はさけるパン
本巣ヱ(もとすえ)は、明治元年創業の京都間人 炭平旅館で人気のあった「人々のご健康とご多幸を願う栄養満点のたまご菓子」を、より多くの方にお届けするために創業されました。ご当地の栄養満点のたまごを使う、こだわりのあるお店です。本巣ヱ・東京本店の「はさけるパン」は、黒蜜がたっぷり染み込んだ「謹製 濃厚たまごパン」に、発酵小豆を包んでいます。小豆の風味と、謹製濃厚たまごパンの優しい甘さを感じられるパンです。
公式サイト:https://motosue.co.jp/
どらやき もちもち
「四季、食を通じて感じたい。世界に誇る国産の青果技術を広めたい。日本の伝統ある和菓子製菓のさらなる進化の礎を目指す。」というコンセプトで誕生した青果堂。こちらでは、高級フルーツと和菓子の組み合わせが楽しめます。
餅粉・白玉粉を使用して、もちもち食感に仕上げたどら焼き生地と、国産高級フルーツや生クリーム、オーガニック餡を合わせた「どらやき もちもち」は、見た目も華やかで手土産にも喜ばれるスイーツです。
公式サイト:https://seikadou.jp/
ドレ・フィナンシェ
千葉県八街産のピーナッツのおいしさを届けるDoréの「ドレ・フィナンシェ」は、生地にピーナッツペーストと焦がしバター、アーモンドプードルを加えた、贅沢なフィナンシェです。落花生ダイスも入っており、落花生を思い切り味わうことができる1品です。こちらは、ドレ・ピーナッツペーストやクリームにディップするのもおすすめされています。2つの楽しみ方ができるスイーツです。
公式サイト:https://www.do-re.jp/
まとめ
- 伝統菓子を現代風に進化させたスイーツが流行の予感
- 以前からのブームがまだまだ続くものも多くある
- 文化や健康維持のために注目されている食材も取り入れたい
2024年は、伝統的な菓子をアレンジした進化系スイーツに注目したいですね。健康維持や、文化などの理由から、人気が高まっている食材も積極的に取り入れたいところです。
これまでの歴史を大切しながら現代のアイディアを盛り込めば、新しいスイーツが生まれるかもしれません。
こちらの記事も読まれています。