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タコスタンドトーキョー登場!!井の頭公園と言えば、東京・吉祥寺の観光名所。ご存知の方も多いのでは?その井の頭公園近くに、今までにありそうでなかった「たこ焼き×レモンサワー」を提供するタコスタンド(たこ焼き屋)が2022年11月21日にオープン‼︎たこ焼きはもちろん、自家製レモンサワーなどのお店のこだわりや、オープンまでの経緯、今後の展望など、お店の魅力をたっぷりとお伺いしました。
タコスタンドトーキョーのコンセプト
たこ焼き×レモンサワーというちょっと意外な組み合わせ。なぜその二つを選んでいらっしゃるのかをお聞きしました。
井の頭公園の近くなので、おじいちゃんおばあちゃんから子どもまで、誰でも気軽に立ち寄れるお店にするためには?と考えている中で、店主の実家近くにあった美味しいたこ焼き屋からヒントを得て、「たこ焼き」のお店にしようと思いついたそう。また、たこ焼き屋さんで、美味しいお酒を飲めるお店があまりないので、それならやってみようということで、西荻窪のビストロ「ルポン」が監修した、メディアでも紹介されている大人気のレモンサワーを提供しているそう!また、ノンアルコールで自家製のレモネードも用意しているとのこと。これはとても気になりますね!
井の頭公園に行く前に、タコスタンドトーキョー(以下、タコスタ)で、美味しいたこ焼きとレモンサワー(またはレモネード)をテイクアウトしてみたくなります。公園の近くで、お昼も夜も美味しいお酒が飲めて、テイクアウトも可能というのは、とても需要がありそうですね。
オープンまでの経緯
タコスタのオープン日は2022年11月21日。元々、店主は「ルポン」を経営している中で、なぜタコスタをオープンされたのか経緯をお聞きしました。
元々このお店は友人がコーヒー屋さんを経営していた場所で、コロナ禍でコーヒーの輸入会社が倒産してしまった。でも公園の近くで立地も良いため、業態変更をして一緒に立て直しをしてもらえないかという相談があったそうです。ピンチをチャンスに変えてお店を立ち上げられたという、勇気をもらえるエピソードをお聞きすることができました。
オープン前の修行
オープン前に、ご実家のある愛知県で食べていた理想のたこ焼きをお店でも提供したい!と、たこ焼きの本場、大阪に修行に行かれたそうです。
開店準備で忙しい中、本当は1週間ぐらいの研修を数日間に凝縮したため、1日で1,800個近くのたこ焼きを焼き続けたそう!(この様子はタコスタの公式Instagramにも載っているので、皆様もぜひご覧ください)
関東では、たこ焼きというと大手のたこ焼きチェーン店の味に馴染みがある方が多いですが、本場大阪はそうではなく、本場で食べられているようなふわふわトロトロのたこ焼きを作りたくて、修行に行って習得されてきたそうです!素晴らしいですね。
お店のこだわり
看板のデザイン
タコスタといえば、特徴的なのが、バス停風の看板やお店の外の暖簾のデザイン。そのこだわりをお聞きしました。
井の頭公園に向かう道の途中でお店も多いので、他の看板よりも目立たせたいと考えている中で、偶然ネットで見つけた沖縄県にある黄色いバス停からヒントを得たそう。黄色いバス停風にしたら、タコスタの名物レモンサワーのレモンも黄色なのでちょうど良いのでは?と、黄色いバス停風の看板が、タコスタのコンセプトとの相性も良くハマったそう。
タコスタのキャラクター
また、一度見たら忘れられないのが、あの頭にタコとレモンを載せたおじさんの絵。丸眼鏡をかけた親しみやすいおじさんのキャラクターにしたら、お客さんから意外な反響が。なんと若い方から実際におじさんと言われる年代の方まで、「何かこのおじさん、私に似てます」という声が続々と届いているそう。親近感がわくので、とても愛されるキャラになっているようです!
暖簾にも、お店が目立つようにとおじさんが大きく存在感を示しています。分かりやすい!
内観について
元々コーヒー屋さんだったお店なので、その内装をほとんど生かして使っているそうです。落ち着いた色味の木の感じが、とても居心地が良さそうです。
「銅板」のこだわり
たこ焼きを焼くのに、こだわりとして銅の板を使用しているそうです。銅板を使うことの良さをお聞きしました。銅板は熱伝導がいいのと、表面がツルツルしているので、ひっくり返すときに何も引っかからず、そのまま薄く膜が張り、ツルンとひっくり返すことができるそう。一方でよくある鋳物の黒いたこ焼き器だと、表面がちょっとざらざらしていて、ある程度表面を厚く焼いておかないと、破れてしまう。なので、銅板だと周りが薄皮で、中が風船みたいにどんどんフワッと空気が入って膨らんで、熱伝導も早いので、焼きすぎずに早く仕上げることができます。これによってふわふわの美味しいたこ焼きになるので、食感も本当に違うものになるそうです!ぜひ食べてみたくなりますね!
メニューのこだわり
具のタコ
タコは、本当に美味しい生タコを使っていて、種類にもこだわっているそう。茹でていないため硬くならず、なんと子供からお年寄りでも噛めるぐらいの柔らかさ!お客様からも「この具のタコ、今まで食べたことないくらい美味しいです!」とのお声をいただくそうです!
ソース
あまり濃いソースにすると、たこ焼きの味が分からなくなってしまうので、あっさりしたソースにしているとのこと。ソースにもこだわりが詰まっていますね!
すっぴん
ネーミングも面白い「すっぴん」。味に自信があるからこそ、何もトッピングやソースをつけずに提供しています。美味しいたこ焼き本来の味を楽しむことができますね!
ネギたこ
店主の実家の近くにあるたこ焼き屋で食べた時に乗っていたネギが、白髪ネギだったそう。それがとても美味しくて、タコスタでもぜひ皆様に食べてもらいたいと提供しているとのこと。白髪ネギと一味のたこ焼きは珍しく、お酒にも合いそうで食欲をそそられますね!
梅たこ
たこ焼きの上にたくさんの梅、見た目も鮮やかで女性にも受けが良いそう。カリカリ梅にしているので、カリカリした食感と梅の酸味が、たこ焼きとも相性抜群!
ドリンク
4種類あるレモンサワーは絶品の自家製レモンサワー。西荻窪のビストロ「ルポン」監修の、お店で出しているものと同じ人気メニューだそうです!黒糖と三温糖とレモン果汁から、とても美味しい自家製シロップを作り、それをレモンサワーにも、ノンアルコールのままでも美味しいレモネードに。手絞りにこだわっているのは、機械で絞るとその臭いがついてしまうからだそう!
とてもこだわりの詰まった絶品レモンサワー、ぜひお試しくださいね。
店内とテイクアウトのニーズの両方に対応
テイクアウトの需要も多く、すぐに持って行きたい方のために保温ショーケースに用意すると、熱々が苦手なお子様向けにもちょうど良く、子供セットも始めたそうです!お子様は待ち時間なくすぐにお出しして、保護者の方には注文を受けてから作って、出来立てを召し上がっていただけるというアイデア。
本来は一番美味しい出来立てをお客様には召し上がっていただきたいけれど、早く持って帰りたいというお客様の声もきちんと受け止めて、日々お店を運営されている様子をお聞きできました!
店主の思い
お話をお伺いした店主の鈴木さんは、タコスタのオープン前からビストロや居酒屋を経営されている中で、いつかは世界に日本の食文化を広めて行きたいという思いがあったそうです。
世界に持っていける業態は何かと考えた時に、たこ焼きだったら、ある程度練習すれば誰でも作れるようになり、たこ焼きの具も様々にアレンジできるなどメリットもあるので、世界に展開できるイメージが沸いたそう!いつか、タコスタを海外に持って行きたい!と考えているとのこと。日本のたこ焼きが海外にも広がるという夢、これは応援のしがいがありますね!皆様、今からタコスタをチェックしていてくださいね。
今後の展望
本場関西の味を東京でも。東京ではたこ焼きは表面がカリカリしているスタイルに慣れている方が多い一方で、大阪などの本場ではふわふわトロトロのたこ焼きが食べられている。なので、大阪人も納得するようなたこ焼きをタコスタで提供して、「これが本場の味」というのを関東にも広めていきたいとおっしゃっていました!
お店からのお知らせ
タコスタでは、一緒にお店を盛り上げてくれるスタッフの方を募集しているそうです!
詳細はお店のInstagramを要チェック!
店舗情報
店名:タコスタンドトーキョー
営業時間:11:30〜21:00
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-10 F&Wビル 1F
公式Instagram:https://www.instagram.com/takosta.tokyo/
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