フードビジネス・飲食業界の最新情報サイト

飲食トレンド

【2023年最新版】飲食店でも活用したい!プロの方におすすめの調理家電・器具10選

この記事の読了は約6分です。

作業の効率化がしたい・誰でも同じクオリティで調理できるようにしたいというお悩みから、どの調理家電・器具を選べばいいのか迷ってしまうことはありませんか。さまざまなメーカーから、お悩みを解決してくれるような調理家電・器具が続々と販売されていますが、たくさんあって迷ってしまいますよね。

そこで本稿では、2023年の最新トレンドを踏まえ、飲食店で役立つ調理家電・器具を10選ご紹介します。また、それぞれのアイテムの特徴や利点、選び方についても詳しく解説していきます。

業務用だけでなく、簡単に手に入るものも紹介しているので、お悩みを解決してくれそうな調理家電・器具が見つかれば、ぜひ試してみてください。

調理家電・器具の選び方

調理家電・器具を選ぶ際、次章で紹介する4つのポイントを押さえておくことが大切です。

選び方をしっかりと知った上で、厨房の規模や提供する料理の種類、使う食材に合う調理家電・器具を選びましょう。

①素材や取り外しの可否など、お手入れのしやすさで選ぶ

飲食店では衛生面が非常に重要です。調理後のお手入れが容易な調理家電・器具を選ぶことで、清潔な環境の維持や器具を使い続けやすくなります。とくにステンレススチールや非粘着加工の素材がおすすめです。

また、取り外し可能なものを選ぶと複雑な構造でも清潔に扱えますし、収納する際にも大きくて収納しにくいという問題を解決できます

②複数購入することも視野に入れて、価格で選ぶ

「使っていくうちに想像以上に使う場面が増え、調理家電・器具を買い足していく」ということもあるでしょう。必要に応じて複数の調理家電・器具を導入する場合、予算を適切に配分しましょう。高品質なものを選びつつ、コスト効率も考慮しましょう

次に紹介する多機能アイテムを活用するとコストを抑えつつ、調理に必要なものを揃えることができます。ぜひ検討してみてください。

③1台で何役もこなす!使う場面を想像して機能性で選ぶ

多機能なアイテムは、1台持っているだけで複数の用途に活用できます。複数の調理家電・器具を揃えなくても、1台でまかなえる便利なアイテムなので、さまざまな調理作業に対応できる調理家電・器具を検討するとコストを抑えることができるでしょう。

たとえば、アタッチメントの付いた多機能調理器は、アタッチメントの付け替えだけでさまざまな調理に活用できます。

④Panasonic・マルゼン・貝印などのメーカーから選ぶ

信頼性の高いメーカーから製品を選ぶことは、品質と耐久性を確保する鍵です。Panasonic、マルゼン、貝印など、調理家電・器具において実績のあるメーカーや業務用の器具を取り扱うメーカーの製品は、長期間にわたり頼りになります。

また、メーカーによって人気シリーズなども出ており、今後また新しく買い替えるときなどにシリーズの最新モデルを購入するなど、購入の目途が立てやすいでしょう。

最新機能を多数搭載!調理家電5選

次章では、厳選した最新の調理家電を5選紹介します。

人気シリーズの最新モデルや全く新しい機能を搭載した最新調理家電などを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください

葉山社中 低温調理器 BONIQ Pro 2

公式サイト:BONIQ Pro 2

累計出荷台数が15万台を突破する低温調理器「BONIQ」のなかから、「BONIQ Pro」の最新モデルが登場しました。飲食店での使用に嬉しい最大出力1200Wに加え、最大湯煎容量20Lとなり一度に多量の調理も可能です。

最新モデルでは、「回転させて押す」だけで誰でも設定温度や時間を調整できる仕組みを新搭載。さらに、ケーブルの着脱が可能になり、厨房の中を行き来することができます。飲食店向けの保証が付いていることも、飲食店の方には心強いでしょう。

肉料理だけでなく、温度調整の難しいレアチーズケーキや、大鍋で作るスープ作りにも便利な低温調理器です。

HAGOOGI(ハゴオギ)ハンドブレンダー HB-6010-set

公式サイト:ハンドブレンダー HB-6010-set

アタッチメントの取り付けで「つぶす」「混ぜる」「刻む」「砕く」「攪拌」「泡立てる」「ミルク泡立てる」を1台でこなすマルチハンドブレンダーです。持ち手を押す強さだけで回転数を無段階で変化させられるのが魅力。鍋や容器に傷がつかない設計となっているため、新しい鍋を買い替えるといったコストの心配もありません

深鍋にも対応した大きさのハンドブレンダーで飲食店でも活躍してくれます。また、ラテマシーンを置く設備が整っていない店舗やキッチンカーなどの小型の店舗でも、「ミルク泡立て」機能を使えばラテの提供が可能になるでしょう

中西製作所 卓上型過熱水蒸気オーブン DEECO(ディーコ)

公式サイト:卓上型過熱水蒸気オーブン DEECO

1台で「焼く」「煮る」「蒸す」の調理を可能にした過熱水蒸気オーブンが発売されました。調理中の「DEECO」の庫内は、酸素濃度が0.1%とほぼ無酸素に近い状態になることで、油や食材の酸化を抑え、旨みや栄養をそのままに保った料理を提供できます

最大350℃まで対応しているので、高温調理に適したピザも焼き上げることができます

GaiaExaxon HANDY MONT BLANC 2.0(ハンディーモンブラン2.0)

公式サイト:HANDY MONT BLANC 2.0

すでに全国3000店舗以上の飲食店・ホテル・キッチンカー販売などで導入されている電動モンブランマシンから、リニューアルされた最新版「ハンディーモンブラン2.0」が発売されました。

最新版では金口の種類が豊富になり、出てくる直径が小さい金口を選べるようになりました。うどんや平麵を作れるだけのハイパワーを保ちながら、誰でも簡単にソフトクリームやパフェの仕上げなどのより繊細な作業が可能です

IRIS OHYAMA (アイリスオーヤマ) 真空パック機 VPF-M60

公式サイト:真空パック機 VPF-M60

食材の保存には徹底した管理がないとフードロスに繋がってしまいます。アイリスオーヤマから発売された最新型真空パック機では、専用の耐熱ガラス容器を合わせて使うことで、水分の多い食材やスープ・ソースの真空保存(※1)を可能にしました

徹底した管理保存をされた食材は熱の通りが均一になり、味も染み込みやすく、低温調理器での調理に役立ちます。フードロスの問題も解決してくれるアイテムです

(※1)真空とは、JIS規格における「大気圧より低い圧力の気体で満たされた空間内の状態」のことです。完全な真空状態ではありません。

アイデア満載!調理器具5選

あるようで今までなかった、そんなアイデア満載の調理器具を5選紹介します。

調理の時短になるグッズや、保存に役立ち、フードロスの削減に繋がるアイテムも紹介しているので、悩みを解決してくれる調理器具が見つかるかもしれません。

Believe shine company 料理皿専用 冷温プレート

公式サイト:料理皿専用 冷温プレート

お刺身などの生ものや、温度が低い状態を楽しむ料理は提供してから温度があがりぬるくなってしまうことが難点です。しかし、製品テストでこの冷温プレートで冷やされたお皿の上の食材は、3時間経過時点でも適温を維持することができました。

料理提供での活用だけでなく、冷温プレートの上にボウルを載せて溶けやすい生クリームを使ったスイーツ作りにも活用できます

Aile-Ange(エール・オーンジュ) Cuitisan(クイッティサン)

公式サイト:Cuitisan

世界で初めて電子レンジで使用可能なステンレス容器が日本で発売されました。軽量で丈夫なうえ、お手入れも簡単なステンレス素材は使い勝手が良く、飲食店でもよく使われる素材のひとつですが、電子レンジやオーブンなどの加熱調理に使えないという課題がありました。

しかし、それらの課題を見事解決し、「茹でる」「焼く」「温める」「冷蔵」「冷凍」に対応可能となりました。さらに、耐久性は40年以上と、SDGsに即したサスティナブルな製品です

&NE nikii (ニキ)耐熱ガラス保存容器(シリコン蓋)

公式サイト:耐熱ガラス保存容器(シリコン蓋)

容器で保存しようとしても、入れようとしたものがはみ出してしまい蓋を閉められないことがありますよね。そのような時に、伸びるシリコン蓋が優しく食材を覆い、しっかりと密閉保存ができます

トマトやゆでたまごといった、形が崩れやすいものでも安心して詰めることができます

Skater(スケーター) バターカッター

公式サイト:バターカッター

近年、さまざまなバターカッターが発売されていますが、こちらのバターカッターはバターの端に合わせることで、約5g単位で計ってカットできます。さらにワンタッチで押し出し、切り離すことができるため、計って切り離すまで手間をかけず、手を使わず衛生的にバターを扱えます

カフェなどで、スイーツ作りやモーニングのパンの提供の際に手間いらずに活用できるでしょう。

IKEA(イケア) UPPFYLLD ウップフィルド 調理用ボウル

公式サイト:UPPFYLLD ウップフィルド 調理用ボウル

2023年8月にSNSで話題となったこちらの調理用ボウルは、調理台やまな板の端に付けることで台や板の上を整理しながら、仕込み作業ができます。ボウルが3つ付いていることで、端材・具材など分けることが可能となり、具材を入れたボウルはフライパンや鍋にスムーズに投入でき、まな板から落としてしまう心配も減るでしょう。

近くのイケアの店舗やオンラインストアで簡単に購入できる点も嬉しい部分です。

まとめ

この記事では、調理家電・器具の選び方と最新のアイテムを詳しく紹介しました。飲食店の厨房において、最新型の調理家電・器具を選ぶことは効率化と調理の品質向上に直結します。

また、家電になってくると1台の価格が高いものもあります。購入を検討する際は、厨房の規模、使うシチュエーションをしっかりと想像して選びましょう


「こちら」の記事も読まれています。

「こちら」の記事も読まれています。

【ROD teams】
フードビジネス専門の
総合マーケティング支援
ご相談はこちら ▶︎▶︎▶︎

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

RELATED

PAGE TOP