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飲食店できる「イベント」まとめ!新規集客が見込めるイベントとは?

この記事の読了時間は約5分です。

コロナ禍による集客ダウンから、2023年は飲食業界にも少しずつ客足が戻ってきているようですが、なかなか回復までは難しいのが現状です。そこで、イベントの開催により、集客を目指してみてはいかがでしょうか。
今回は、イベント開催によるメリット・デメリットから、集客を期待できるイベントの事例までをまとめました。
売上アップの施策として、ぜひ参考にしてみてください。

hibana広告/プロモーション/マーケティング

イベント集客によるメリット

施策のひとつとして挙げられる分、イベント集客によるメリットは多くあります。
コロナ禍の癖で外出に足踏みしている人たちにとって、飲食イベントは外に出る足掛かりとなります。客足が欲しい今だからこそ、開催してみる価値はあります。メリットを押さえて、ぜひ検討してみてください。

短期間での売上アップが期待できる

期間を定めてお店のイベントを開催することで、「お店に行ってみたいけど行く機会がない」と思っている人の背中を押すきっかけとなり、普段は来ないお客様の来店が望めます。また、常連客が新規の友人を連れてくる入り口にもなりやすいでしょう。
イベントでは客単価も上がりやすいため、集客すればするほど、売上アップが見込めます。

顧客満足度の向上、ファン(リピーター)の獲得

楽しい経験は記憶に残ります。イベントで通常の営業時とは違う体験をしてもらい、「〇〇のイベントのお店」として何度も楽しい経験を思い出してもらいましょう。イベントの成功により、既存客・新規客の両方に満足してもらえれば、イベント期間の売上だけではなく、継続的な売上アップにも繋がります。

他店との差別化

独自の企画を立てることで、お客様に強い印象を残し、他店との明確な差別化が可能となります。
イベントは、お店の魅力を伝えるチャンスでもあります。あなたのお店のこだわりを活かしたイベントを開催し、他では味わえないメニューの提供でお客様を満足させましょう。

イベント集客によるデメリット

メリットが目立つ一方で、デメリットについても頭に入れておかなくてはなりません。
プランニングに入る前に、失敗してしまうパターンも想像し、そうならないよう細心の注意を払いましょう。

費用、労力がかかる

イベントは無料で開催することはできません。準備期間の人件費、限定メニューの材料費、装飾費、協賛企業との契約など、規模にもよりますが、予算の計画は綿密に立てる必要があります。売上目標を定め、費用対効果を意識して逆算すると、各項目にかける予算を決めやすいです。
準備は充分にするべきですが、時間をかけすぎても費用がかさんでしまいますので、準備期間も定めて計画を進めていくのが成功への鍵です。

イベントの失敗による客離れ

売上アップへの期待が高まる反面、失敗してしまったときのダメージは大きいです。
例えば、お客様が集まりすぎてサービスが行き届かない、イベントのコンセプトがお店のイメージと違う、など。お客様の中でイベントの印象が「楽しくなかった」となってしまうと、通常時に来店してもらうことはできません。口コミでよくない話が広まってしまったり、これまでの常連客を失う恐れもあります。
イベントを開催する場合は、プランニングに力を入れ、絶対に成功させるようにしなければ、意味がないのです。

集客が期待できるイベントの事例

実際に考えられるイベントの事例をまとめました。
イベント内容の方向性は様々ですが、全てに共通して言えるのは、SNSで使える独自のハッシュタグを用意することです。店舗名や感想と合わせてお客様に使ってもらい、あなたのお店の存在を拡散しましょう。
どんなイベントを企画するか、お店の力量が試されます。事例を参考にして、ぜひ個性的な企画を立ててみてください。

音楽イベント

大規模な設備がなくても、場所さえあれば開催できる音楽イベント。
音楽はジャンルも様々あり、お店の雰囲気にあったゲストを選びやすいのも利点です。週や月の単位で定期イベントにしても、お客様の中で「◯曜日だから行こう」という来店のきっかけになりやすいです。
発表の場を探している演奏者に出演依頼をかけてもいいですし、お客様が演奏できるイベントにしても喜んでもらえるでしょう。

出会いの場を提供するイベント

男女の出会いのみならず、交流会や友達の輪を広げるイベントは、拡散されやすく、集客に繋がりやすいです。ターゲットを絞り、イベント名をわかりやすく設定するのがポイントです。お店が出会いの場となれば、記念日などにリピートで利用してくれる機会も増えます。

キッズイベント

料理教室やアウトドアなど、親子で参加できるイベントも成功事例が多いです。共通の体験で親子の絆も深まり、学校や親同士の交流の中でも自然と話題にのぼるはずです。インスタグラムなどのSNSを活用している人が多い親世代が、イベントの存在を拡散してくれることも期待できます。

ペット参加OKのイベント

近年、ペット市場は右肩上がりで拡大しています。犬、猫をはじめ様々なペットを飼う方も増加しております。さらに、動物と触れ合えるカフェも増えています。一方で、飼い主とペットが同じ空間で食事ができる飲食店はまだまだ多くありません。そこで、月1回程度でも、飼い主とペットが一緒に来店して、同じ空間で食事ができるようなイベント企画も需要があること間違いなし。可愛がっているペットと店舗に訪れることで、記憶に残る特別なお店として認識してもらい、リピーターになってもらえる可能性があります。

スポーツ観戦イベント

サッカーの日本代表戦や野球のWBCなど、日本中の人々が注目する1戦に合わせてイベントを企画するのも効果的です。お客様との一体感が生まれ、今後の来店ハードルを下げることに繋がります。また、友人、会社の同僚など団体での予約獲得の可能性もあります。事前準備として、大型モニターなどの視聴設備が必要になりますが、スポーツやチームカラーに絡めた期間限定メニューで売上UPを狙えるなどのメリットもたくさん。比較的開催しやすいイベントのうちの一つでしょう。

飲食店×〇〇のコラボイベント

料理と食材、ブランドコラボ、アニメキャラクターとのコラボなどの外部事業者や作品とのコラボもイベント化しやすいです。飲食店の利用ユーザーと相性の良い他事業者とのコラボで、新しいユーザーへのアプローチが可能になります。

hibanaでも飲食店×◯◯のコラボイベントの事例をご紹介しております。どちらも大変好評の企画のため、ぜひ参考にしてみてください。

【事例1】「飲食店」×「イラストレーター」とのコラボで個展イベントを開催

【事例2】「飲食店」× 茨城県笠間市の「栗」のコラボで「栗フェス2022」イベントを開催

【事例3】「飲食店」× 「クリエイター」による縦型ショート動画の短編映画制作&PRプロジェクト

茨城県笠間市のうなぎ店「うなぎ量深」

季節ごとのイベント

季節行事にイベントを開催することで、お客様が集まりやすくなります。お店独自の期間ではなかなか人目につきにくいですが、クリスマスやハロウィンなど、行事に沿ったイベントではその行事を目的とする人たちに見てもらえます。
全ての季節でイベントを開催するのは難しいと思いますが、お店に合った季節の行事を見つけてみてください。

春(お花見、入学祝)

外に出たくなる季節の春は、絶好のイベントシーズンと言えます。
桜の時期に合わせて、お花見イベントや桜の限定メニューを考案してみてはいかがでしょうか。また、入園・入学・進学の時期でもあります。学生さん達の利用需要も見込めるため【学生限定】のアピールや、同学年の親子限定のパーティーを開いても楽しいと思います。

夏(浴衣、七夕、かき氷)

暑い夏、人々は涼を求めています。
夜の時間帯限定のイベントや、浴衣で来店したお客様への特典など、あなたのお店の色に合わせて幅広く企画できます。かき氷のブームは今年も続くことが予想されます。個性的なオリジナルフレーバーを打ち出すのも策です。

秋(ハロウィン・紅葉)

日本でもすっかりお馴染みになったハロウィン。仮装イベントや子供へのお菓子のプレゼントなど、すでに開催しているお店も多いです。親しみやすく参加しやすいテーマだからこそ、オリジナリティーが必要となります。
秋は紅葉の時期でもあり、紅葉狩りの文化があるほど日本人は紅葉が好きです。紅葉に関わるイベントも集客に繋がりやすいでしょう。

冬(クリスマス・バレンタイン)

クリスマスからお正月にかけ、バレンタインまでイベントの多い冬。
欲張って全ての行事に手をつけるより、あなたのお店にあった行事に注力するのが得策です。例えば、クリスマスイベントの直後にお正月イベントを同じ規模で開催しようとすると、準備が大変です。時間配分をしっかりと組み立て、失敗しないイベントのプランニングを目指しましょう。

イベントの告知方法

これまで広告費はイベント全体の費用の中でも大きくとられていました。しかし今の時代、出稿が有料の広告だけではありません。まずは無料〜安価な範囲から始めてみてはいかがでしょうか。
手軽に使える告知方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

SNS

ほぼ無料で広告として打ち出せるのがSNS。フォロワーが0では意味がありませんので、あらかじめあなたのお店のアカウントを作成しておき、少しでもフォロワーを増やしておきましょう。普段からマメに更新していれば、常連さんが見てくれている可能性も高いです。イベントの宣伝投稿をするときは、普段あまり付けないハッシュタグを付けるなど、あなたのお店の存在を知らない人にも見てもらえるように工夫しましょう。

ポスター、ビラ、DM

昔ながらのアナログな方法ではありますが、効果は侮れません。あなたのお店の御手洗に予告で貼ったり、近所の他業界のお店に貼らせてもらったり、可能な範囲でポスターを貼ることができれば、ふと目に入り、様々な人に知ってもらうことができます。ビラ配りもある程度の効果を見込めます。常連客への招待状やDMも、前もって期間の余裕を考慮して送ってみましょう。紙ものは、古いようでデジタルよりも手に取ってみてもらえる可能性も高く、印象に残りやすいものです。

イベント開催で売上アップを目指そう!

今回は、飲食店で出来るイベントまとめ、と題してお送りしました。

・メリット、デメリットをおさえる
・あなたのお店にあったコンセプトのイベントを企画する
・イベント開催の告知を忘れない

イベント開催で得られるものは大きいですが、安易に開催に踏み切るのは危険なので、準備は入念に行いましょう。お客様のニーズを掴み、心に響くイベントを開催できれば、あなたのお店の更なる成長に繋がります。告知とアフターフォローもお忘れなく。
最高のイベントで、ぜひ売上アップを実現させてください。

「hibana」では、今後も飲食業界のトレンドに注目していき、情報を発信していきますので、宜しくお願い致します。

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