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【最新】飲食店の感染症対策の取り組み事例・グッズ紹介

2020年、東京が日本中が56年ぶりに開催される予定だった『東京オリンピック』に少なからず心踊らされていたかと思いますが、爆発的に感染拡大した新型コロナウイルスの猛威に晒され延期を余儀なくされました。飲食店に於いても休業要請、自粛要請を受けて非常に難しい経営判断を迫られているかと思います。

そんな厳しい状況の中でも生き残りを賭けて奮闘されている飲食店の感染症対策事例や有効的に使えるグッズを紹介したいと思います。

現在飲食店で行われている感染症対策事例

現在飲食店ではコロナウイル感染拡大防止の為に様々な工夫を凝らした感染症対策の取り組みが行われ、対策に積極的な店舗とそうでない店舗を比較すると今後の売上にも多少なりとも差が出てきています。

ここではまだ対策が充分ではないと思われる飲食店オーナーが明日から実践出来る事例をピックアップして解説していきます。

従業員の手洗い・うがいの徹底

こちらは飲食業従事者には感染症対策とは関係なく当然の事かと思いますが、ウイルスの多くは手を介して体内に侵入する事が多いので、改めて従業員への徹底やチェック表の作成なども有効的です。

従業員・来訪者の検温と体調確認

検温に関しては店舗・会社等により厳しく基準を設けている所、比較的ゆるい所とがあるように見受けられます。5月の時点で厚生労働省は相談目安の「37.5度以上」という基準を削除して「発熱等の風邪症状がみられたら」となっております。

検温だけではなく体調の確認も併せて行っていきたいです。

入場制限

店内が過密状態にならないような取り組みで、店外でお待ち頂く時にも十分な距離を確保したいです。またお待ち頂く際にメニューなどを見せてお客様に商品決定を促したい所ですが、東京都の定めたガイドラインによると紙やチラシ類、販促品などの物の配布は手渡しで行うことは中止し、机等に設置するなど、据え置き方式で行うとなっています。

十分な距離を保つ

最近耳にするようになったソーシャルディスタンスです。新型コロナウイルスは飛沫でも感染すると言われていますので、出来れば2m、最低でも1mの距離を取りたいですが、一般的に飲食店では7~8割お客様が入って売上がたつように計算しますので十分な距離を保つのが難しいという店舗では、アクリル板やビニールの仕切りなどを設置する等して飛沫感染対策を行っています。

ちなみにソーシャルディスタンスとは「社会的距離」という意味で社会的分断をイメージされる方もいらっしゃるので、今はフィジカルディスタンス「身体的距離」というのが主流になってきています。

こまめに換気

定期的な換気を行う事で空気中に漂うウイルスの濃度を下げる事が目的です。空気中のウイルス濃度が高いとマスクをしていても隙間からウイルスが入ってくる事があります。

ただお店の構造上、開閉出来る窓や扉が少なく換気が難しいお店があるのも事実です。

そういったお店では空気清浄機を設置されているお店も多いのですがコロナウイルスに対しての効果は検証されていません。

モバイルオーダー

注文から決済までをスマートフォンなどのモバイル端末で行う仕組みです。事前注文になるので列に並ばなくてもいい、金銭の手渡しがないので従業員との接触時間も短いなどのメリットがあります。テイクアウトをしているお店では続々と導入が進んでいます。

また人件費のコストカットにもなるなどのメリットもあります。

コイントレーの使用

手渡しによる金銭授受を行っていた店舗でも直接接触を防ぐためコイントレーを使っての受け渡しに変更したいです。またコイントレー自体もそうですが、お客様がよく触れそうなドアノブ等もまめにアルコール消毒しましょう。

感染症対策最新グッズ

ドアオープナー

ドアオープナー
引用元:https://search.rakuten.co.jp/search/mall/

価格:¥500前後~
購入先:楽天市場・Amazon等

直接ドアノブに触れずに扉を開閉出来るオープナーです。ドアノブは勿論ですが以外とためらってしまうエレベーターのプッシュボタン、FAXなどを使う際の各種ボタン操作、スマートフォンにも対応している物もあります。また袋の持ち手にひっかけたりと幅広く使えて極力接触するのを防ぎます。

形もキーホルダータイプの物が多く持ち忘れを防いでくれて、人の目につくのでお洒落にデザインされている物が多いです。

流石にお客様に商品を渡す際にこちらに引っ掛けて渡すのはハードルが高いですが、通勤時には重宝するのではないかと思います。

価格がお手頃なのも魅力的です。

マスク・スマホUV除菌ボックス

除菌ボックス
引用元:https://search.rakuten.co.jp/search/mall/

価格:¥2.000前後~
購入先:楽天市場・Amazon・株式会社アピロス等

こちらの商品は箱の中にマスクを入れてボタンを押すだけで紫外線光線を利用して除菌を行ってくれます。価格は販売元、商品によって違いがありますがどれも除菌には効果的で価格は処理スピードによって違います。

マスク・スマホ以外にも腕時計や鍵、これからの季節よく使うサングラス等にも使用出来ますのでお店に一つ設置しておくだけでお客様の安心感が違ってきそうです。

また大手の通販サイト以外にも力を入れている会社も多く、普段はスマートフォンアクセサリーを製造販売している株式会社アピロスという会社では「紙でできたUV除菌BOX」の予約販売を開始しています。

プーキープロケア プロミスト

プーキープロミスト
引用元:https://search.rakuten.co.jp/search/mall/

価格:¥20.000前後~
購入先:楽天市場・販売元問い合わせ

プーキートレーディング株式会社から販売されている商品で、弱酸性次亜塩素酸水溶液を使用して空間除菌をしてくれる商品です。幼稚園、老人ホーム、介護施設、病院でも幅広く使われており、商品の使い方をしっかり呼んで正しく使えば効果を最大限に発揮してくれます。

小型熱画像カメラ

サーモグラフィ
引用元:https://search.rakuten.co.jp/search/mall/

価格:¥25.000前後~
購入先:楽天市場

サーモグラフィーを使い一度に沢山の体温検知をして発熱者を探すことが出来ます。元々は建築物等の内側を熱画像によって見ていたらしいのですが、コロナウイルス感染拡大により注目を集めています。

タイプも様々で小型のハンディ型、防犯カメラのような形の設置型、ゲート型、タブレット型などがあり最近ではスマートフォンに取り付けるだけの簡単な物も出てきています。

販売元も多々ありますが、値段と性能をよく比較して使用したいです。

またアプリの開発も進んでいるのでこちらも併せてチェックしたいです。

ハンディUVCライト

ハンディUV
引用元:https://search.rakuten.co.jp/search/mall/

価格:¥300~
購入先:楽天市場・Amazon等

こちらは前述したUV除菌ボックスと似ていますが、ハンディタイプの物でその名前の通りUVによる除菌をハンディタイプで行います。ジェルネイルで使用していて注目されましたがUVライトを使い目に見えないウイルスの除菌を行ってくれます。

値段もピンキリですがご自分のお店、自宅にて取り入れていきたいです。

段ボール飛沫感染対策ボード

段ボール
引用元:https://takada-shiki.net/deskpartition/

価格:¥4.300~
購入先:高田紙器株式会社、他

飛沫感染防止対策としてパーテーション等を導入検討されている方には特にお勧めです。何と言っても段ボールですので軽くて設置が簡単で工事が不要です。またパーテーションなどの導入をためらっている方の多くは、コロナウイルスが終息に向かった後の処理が大変ではないかとお考えではないでしょうか。しかし段ボールですので後処理にも苦労しません。

レジ前等のどうしても対面接客が必要な所だけでも導入を進めていきたいです。

今後活用したい新サービス

グッズからは少しずれてしまいますが世界中でコロナウイルス対策として様々な商品、対策が行われています。

QRコードアプリ

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.mhlw.covid19radar

https://apps.apple.com/jp/app/id1516764458

つい先日日本政府も「COCOA」の導入、運用をスタートしています。こちらはコロナウイルス感染者を追跡出来るシステムで近くにいると教えてくれます。登録もスマートフォンでQRコードを読み取るだけとシンプルです。

国内でも一足先に導入している地方自治体では一定数の効果が見られる他、シンガポールやオーストラリア等でもいち早く導入されています。

ただ欠点としては登録者の母数が増えなければあまり効果を発揮出来ないので、早く一般的に浸透していく事が不可欠です。

スマートフォンがこれだけ普及している、まさに現代の感染症との戦い方なのではないでしょうか。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

紫外線によるコロナ対策

紫外線によるコロナ対策

世界最大の照明機器メーカーのシグニファイが先日発表したもので同社が開発した紫外線ライトを活用すると、数秒内に新型コロナウイルスが分解できます。

また同社は技術の独占はせず、広く技術提供すると発表しています。

アフターコロナを見据えて

数百年に一度の大禍と飲食店経営者としてどの様に向き合っていくかが今後の課題のように思います。ただじっと時が過ぎて行くのを待つか、自粛という意味ではそれも間違いではありませんが、経営者には守らねばならない場所や人が多く存在します。その為にも各自が出来る事をこなしていくしかなく、先ずは情報を収集する所から始めるのが大事で、こちらのサイトを通じて少しでも情報収集のお手伝いが出来れば幸いです。

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