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【ニューオープン|BOB KITCHEN 】吉祥寺の隠れ家的”飲める定食屋さん”!

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「BOB KITCHEN(ビーオービー キッチン)」がオープンしたのは2022年の4月。吉祥寺駅から徒歩約8分、井の頭公園駅から徒歩1分と、井の頭公園の目の前にあるビルの1階で、緑色の看板が印象的なお店です。

隠れ家的なこの場所には、一人で定食とビールを嗜みたい大人のお客様から、外食を楽しむお子様連れのお客様まで、幅広い客層が来店しています。

定食屋さんでありながら、種類豊富で充実したドリンクメニュー。”飲める定食屋さん”のスタイルはどのように生まれ、どうやって吉祥寺という街に浸透したのでしょうか。今日に至るまでの経緯や、吉祥寺の街に対する思いをオーナーの関川さんにたっぷりとお伺いしました!

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BOB KITCHENのコンセプト

実はBOB KITCHENのコンセプトである”飲める定食屋さん”が明確化したのは、今年の3月。

オープン当初はコンセプトのアイデアを出しすぎてしまい、お店の方向性が散らかっていたそうです。よくある「ダイニングカフェ」や「ダイニングバー」では幅が広すぎて、元々は音楽事業を手がけていたオーナーの関川さん自身もイメージがわかず、ピンときていなかったとのこと。

そんな中、関川さんが思いを巡らせたのは、”吉祥寺の人たちがなにを欲しがっているか”ということでした。地元・吉祥寺の人たちの認知度を上げるためには、街のニーズを考え、お客様が喜んでくれるものを提供する必要があります。そこで店内に目を向けると、大人数で飲みにくるグループより、ひとりで定食を食べにきてビールを飲むお客様のほうが多いことに気がついたのです。こうして、「昼も夜も共通して定食もお酒も楽しめるよ!」という”飲める定食屋さん”のコンセプトが確立しました。

今では、ランチだけではなく夜定食を楽しむお客様にも多く来店していただいているそうです。

吉祥寺という街でオープンした理由

吉祥寺に住み始めて8年が経つという関川さん。お店を構える土地は吉祥寺で、という揺るがない思いがあったそうです。とはいえなかなか物件が見つからず四苦八苦していたところに、新しいビルが建ち、テナント募集の貼り紙が。そのビルの前を関川さんが通りがかったとき、管理会社の方がたまたまそこに居たので、声をかけ中を見せてもらったそうです。そうしてBOB KITCHENの所在は決定。運命としか思えないエピソードでした。

新しいビルならではの苦労

新築の物件に入ることになったため、骨組み状態からお店づくりをするのは大変だったと話してくださった関川さん。工事とオープン日のバランスや、面接場所の確保など、苦労は絶えなかったそうです。ビル自体も未完成だったオープン前の面接は、2月〜3月にかけて寒空の下で行ったとのこと。そうして集まったスタッフも、今ではガラス張りの光が差し込む綺麗な店内でわきあいあいと働いています。

お店のこだわり

店内レイアウト

BOB KITCHENの内装は、白をベースに、ウッド調のテーブルや椅子、植物を置いたブルックリンスタイルでまとめられています。あえてシンプルにしているのは、関川さんのこだわり。最初からお店の個性を決めて全面に押し出すのではなく、お店に合った絵画や家具をゆっくり見つけていって、きてくれるお客様やスタッフと一緒に色を付けていきたいとのこと。 これからどんな色が付いていくのか、とても楽しみにしているとお話しくださいました。

また、ゆとりのある店内は、お一人様や少人数でも、また席の間隔も広くベビーカーもそのまま入ることができるので、お子様連れのファミリーでも気軽に入りやすいとのこと。

BOB KITCHENは今も未完成。街の空気やお客様のリクエスト、スタッフの意見で少しずつ成長していく姿がとても楽しみですね。

ロゴ

ポップなフォントの店名に木のイラストが可愛いロゴは、有名アーティストのロゴデザインも手がけるデザイナーさんによるもの。ここにもお店のこだわりが詰まっています。キュートさとスタイリッシュさを兼ね備えていて、一度見たら忘れないインパクト。緑色でまとめられた輪郭が、自然のあたたかさを感じさせてくれますね。

街全体が元気になれる数々のイベント

これまで何度かアーティストや音楽とコラボしたイベント等を開催してきたBOB KITCHENですが、中でも好評だったのが”BOB小縁日”。お店のオープンからわずか4ヶ月ほどで開催したイベントでした。井の頭の盆踊りがコロナ禍で中止になってしまい、少しでも地元地域を盛り上げたいという思いから、開催に至ったそうです。

当日は多くの人で賑わい、大盛況!中には「コロナでなかなか外に出かけられなかったから」と、お子様と一緒に遠方からきてくれた方もいたそう。

BOB KITCHENも”吉祥寺に新しくオープンしたお店”として地域の方にご挨拶ができ、お祭りの中止で沈んでいた地域の皆さんも元気になれて、とても有意義な縁日になったとのこと。こうして街が元気になれるようなイベントを、これからも開催していきたいと関川さんはお話しされていました。

こだわりのフードメニュー

四万十ポークを使用した定食

看板メニューは「四万十ポーク 生姜焼き定食」。定食屋さんの定番とも言えるメニューで、やはり不動の人気とのこと。BOB KITCHENの豚肉メニューは、高知県の養豚場から仕入れたこだわりの「四万十ポーク」を使用しています。!
※四万十ポーク:自然が豊かな高知県四万十町で育てられた、とても柔らかく甘みが強いのが特徴の豚肉。

数ある定食メニューの中から、ロースカツ定食やカツカレー、野菜炒めなどでも「四万十ポーク」を味わうことができます。おかず単品の注文もOKなので、お酒の肴にも最適です。

アジフライ定食

BOB KITCHENのアジフライは、初めて見る人がびっくりするくらいの大きめサイズ。一度も冷凍していない生のアジにこだわり、お店でさばいてピンセットで骨を丁寧に抜いて作られているそうです。

中はふっくら衣はサクサク。その美味しさがインフルエンサーの目に留まり、爆発的に注文が増えたこともあったそう。味わう価値のあるメニューです。

デミグラスハンバーグ定食

こちらは定食屋さんというより洋食屋さんに寄せたスタイルで提供しているという「デミグラスハンバーグ定食」。確かに、和食のイメージがある定食でデミグラスハンバーグは珍しいかもしれません。自慢のデミグラスソースは自家製です。洋食が食べたい気分のときにも、小鉢付きの定食でハンバーグを食べることができるのは嬉しいですね。

是清のわらび餅

西荻窪にある大人気の専門店のわらび餅。本わらび粉を使用したわらび餅に、2度煎りしたきな粉をまぶした濃厚でコクのある味わいとのこと。なんと、オーナーの同級生が作っているそうです!素敵なご縁ですね。BOB KITCHENでももちろん当日に切った出来立てを提供。定食のデザートにもぴったりです。

こだわりのドリンクメニュー

クラフトビール

素材や製法にこだわりのある選定された銘柄が並ぶ店内。種類も豊富で、一般的にはなかなか手に入りにくい珍しい銘柄を味わうこともできます。

定食メニューにあわせて今日のビールを決める…なんて楽しみ方もできます。

ウィスキー(イチローズモルト)

数多くのウィスキーを仕入れているBOB KITCHEN。”イチローズモルト”はやはり数が少ないそうで、「あればラッキー」とのことでした。運が良ければ、巡り会えるかもしれません!

ウィスキーの種類を多く取り揃えているので、ハイボールも選んで楽しめます。富士、白州、知多などの国内銘柄からジャックダニエルなどの著名な銘柄もあり。ぜひ、お好みの一杯を見つけてみてください。

ソフトドリンク

お酒だけでなく、ノンアルコールのメニューにもこだわりが。コーラは100%天然素材を使用したクラフトコーラのみの取り扱いで、オレンジやアップルはオーガニック、ジンジャーエールは自家製です。素材へのこだわりが感じられます。お子様連れのお客様にも安心してご来店いただけますね。

今後の展望

何十年先の未来像として、具体的なものはまだ考えていないとのことですが、関川さんの中には「吉祥寺という街に貢献したい」という思いがあるそうです!
先の小縁日の成功をうけ、これからも地元の人たちに元気になってもらえるようなイベントを開催していきたいと語ってくれました。
吉祥寺の街と一緒に変化を遂げながら色付いていく、BOB KITCHENの未来がとても楽しみです!

お店からのお知らせ

BOB KITCHENでは、スタッフを絶賛募集中です!
お店と吉祥寺の街を明るく一緒に盛り上げていきませんか?
※詳細はお店に直接お問い合わせください。

店舗情報

店名: BOB KITCHEN(ビーオービーキッチン)
営業時間:10:00〜22:00 ※年中無休!
(LAST ORDER 21:00)
東京都三鷹市井の頭3‐31‐11 THE ROOM井の頭 101
公式Instagram: https://www.instagram.com/bob_kitchen_inokashira/


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