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【飲食店集客・マーケティング戦略の必須知識!】飲食店が知っておきたいグルメサイト一覧|2024年最新版

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【2024年最新版】飲食店がWebマーケティングを推進する上で、重要になる基本ツールをご紹介します。主なグルメサイトを知り、それぞれの特徴を把握しましょう。集客効果を最大化するためには、自店舖に最適なグルメサイトを選択する必要があります。この記事の内容を元に、自店舖に最適なグルメサイトを確認するきっかけになって頂けば幸いです。

グルメサイトの主な特徴


グルメサイトは、ユーザーのニーズに応える特徴的なコンテンツで、飲食店への集客を促進する重要なツールです。顧客からの口コミなど、集客に限らずリピーター対策としての活用も可能となり、媒体の特徴をふまえた選定も必要となります。

飲食店がグルメサイトを活用する目的

インターネットとスマートフォンの普及により多くのユーザーが飲食店探しでグルメサイトを利用しているため、機能面や特徴などの最適化と多様化が進んでいます。それにより、より幅広いユーザーに自店舗を知ってもらうことが可能となり、集客効果やブランディング効果が高いため、現在多くの飲食店がグルメサイトを活用しています。

グルメサイトの主な活用メリットとしては、

  • 認知の拡大
  • データの蓄積と活用
  • 予約管理と電話の対応業務の短縮
  • 様々な機能を活用し、掲載コンテンツの最適化によるファン化の促進

など、飲食店でグルメサイトの活用は欠かせない要素となります。

機能(①お店探し②お店紹介③ネット予約)

①お店探し

お店探しの機能では、自店舗情報を多くのユーザーに見てもらえるよう、自店舗情報が上位に表示されるような工夫や継続的な運用が必要となります。ユーザー側の視点で飲食店をグルメサイトで探す場合の検索キーワードや、どのような背景で飲食店を探しているのか、どのようなジャンルの料理がいいか、エリアはどこがいいか、などのユーザー視点から逆算して機 能を使いこなすことが重要となります。

自店舗の料理ジャンルや、出店エリア、記事タイトルやユーザーの検索に対するキーワードの選定などにより最適化され、多くのユーザーに自店舗を知ってもらうことができます。

②お店紹介

料理の写真などクリエイティブで視覚的に魅力を伝えるのはもちろん、お店紹介のテキストがターゲット層のユーザーにとって適しているか、お店紹介ページで自店舗の魅力を最大限ユーザーに伝わっているかが重要なポイントとなります。

③ネット予約

予約機能ではグルメサイト内で予約を完結することができ、ユーザーにとっても非常に便利な機能となります。新規で予約を獲得するにはグルメサイトの機能であるお店探し、お店紹介のコンテンツの充実化と最適化をすることで予約数を増やし、新規集客力の向上にも貢献します。

グルメサイト紹介&特徴


グルメサイトの特徴を活かすことで、効率的な集客対策が可能となります。各グルメサイトの特徴、強みと弱みを把握することで自店舗に合った媒体の選び方を把握することが重要となります。

食べログ

食べログは月間利用者数が2023年12月時点で約9,500万人以上が利用する国内最大級のグルメサイトです。

掲載店舗数が85万店舗以上、月間PV数も約20億7000となり、利用ユーザーと掲載中の飲食店のベースの数がかなり多いため、集客対策に欠かせません。多くの飲食事業者が掲載と日々コンテンツを最適化する運用業務を行っています。

食べログの特徴

  • 圧倒的に口コミが多い (2022年5月時点 口コミ数 約4,580万件)
  • 24時間365日の予約受付対応
  • 顧客へTポイントの発行 (食べログ経由でネット予約した場合)※現在はVポイント
  • 操作方法が分からない場合の専門スタッフの対応 (予約受付)

出典:食べログ「サービス紹介」(定量実績)
https://owner.tabelog.com/home/registration

口コミラボ「食べログとは?導入のメリットと登録・効果的な集客方法」
https://lab.kutikomi.com/news/restaurant/tabelog507

ホットペッパーグルメ

ホットペッパーグルメでは、2021年時点でネット予約対応数が1位と、集客に欠かせない予約獲得にも強みを持つのがホットペッパーグルメです。また、同年の調査では、ネット予約利用者数54%、満足度57.5%、使いやすさ62.5%と、3部門で1位を獲得しています。

ホットペッパーグルメの特徴

  • 予約台帳アプリとの連携により、ホットペッパー経由の顧客情報を一元管理できる
  • POSレジアプリとの連携により、予約と顧客情報、会計情報を連動できる
  • 圧倒的な予約数により、大多数の利用者へのアプローチが可能 (2021年度 時点で予約利用者数5億人突破)

出典:東京商工リサーチ「飲食店予約サイトのネット予約対応店舗数No1調査」/東京商工リサーチ「飲食店の予約サイトに関する満足度調査」
https://www.tsr-net.co.jp/static/hotpepper2021_2
https://www.tsr-net.co.jp/static/hotpepper2021

楽天ぐるなび

楽天ぐるなびは、元々「ぐるなび」名称でしたが、2018年7月より楽天グループ株式会社と資本業務提携を結んでおり、2023年10月から楽天ポイントが貯まるサイトとしての認知を拡大するため現在では「楽天ぐるなび」の名称となっています。

楽天ぐるなびの特徴

  • 顧客へ楽天ポイントの発行 (ネット予約時)
  • 他アプリ・媒体からの予約機能 (GoogleビジネスプロフィールやLINE公式アカウントなどを連携)
  • マーケティングのサポート機能が充実している (データ分析やトレンド予測など)

出典:株式会社ぐるなび「ニュース」
https://corporate.gnavi.co.jp/release/2023/0ug1xf1um1

Retty

Rettyは2020年に東証マザーズに上場したグルメサイトとなり、利用者同士でもフォローなどができるSNSの要素も含まれたグルメサイトとなります。

Rettyの特徴

  • 信頼性の高い実名口コミ
  • 「Retty TOP USER」というグルメに詳しいRettyユーザーからのお店紹介の情報により利用者へ質の高い情報の提供
  • SNSとの連携により利用者同士の繋がりと口コミ、ポジティブな投稿を期待できる

出典:PR TIMES「Retty TOP USER 2024年は119名を認定」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000004025.html

ヒトサラ

ヒトサラはお店の紹介に限らず、料理人の紹介に焦点を当てた機能もあり、料理人掲載数も業界1位という強みもあるグルメサイトとなります。2018年3月時点には15,000人の料理人が掲載されており、お店と併せて紹介することでユーザーにとっては信頼度の高い情報となり、集客力に繋がります。

ヒトサラの特徴

  • 料理人紹介による別視点からのお店紹介 (星付きの名店から気軽に通える  お店まで)
  • プロのカメラマン・ライターによるプロモーション支援により、自店舗  情報の魅力を最大限伝えることができる
  • 飲食業界の動向やトレンドに合わせた新機能の追加 (飲食店と顧客双方の ワクチン接種状況が分かる機能や、テイクアウト領域でInstagramと連携など)

Favy

Favyは他のグルメサイトとは異なり、話題のグルメやご当地グルメなど、プロのライターによる飲食店にまつわる記事コンテンツも充実しており、グルメメディアとしての役割も果たします。

Favyの特徴

  • SNS広告の機能があり、お店紹介記事の拡散と集客を促すことができる
  • Favyの直営店で集客効果を検証しており、自社サービスでテストと改善を繰り返しているため高い費用対効果を期待できる
  • プロのライターによる記事コンテンツで自店舗の魅了を最大限伝えることができる
  • 見込み層ユーザーに絞ったダイレクトなお知らせ配信 (「行った」「行きたい」ボタンをおしたユーザーへお店のお知らせを配信

一休

一休はホテル、旅館、レストランと、飲食と親和性の高い予約サイトであり、「一休.comレストラン」という飲食に特化した媒体に掲載が可能です。

掲載すると集客したい曜日や時間帯などを絞り込んだ集客対策が可能な機能もあり、また、その飲食店にあったプランやキャンペーンなど、一休側の担当者より提案を受けることもある魅力的な媒体になります。

一休.comレストランの特徴

  • レストランの掲載が大いため、利用者にとっては誕生日や記念日など特別 な日にぴったりなレストランを見つけやすい
  • 独自基準により掲載店舗を厳選しているため、質の高い顧客の集客に繋がる
  • 他サイトにはない特集や割引やクーポンが充実しているため、集客に繋がりやすい

OZmall

OZmallは若年層の女性を集客しやすいグルメサイトとなります。女性ユーザーが多いため、利用者にとってはデートや女子会や特別なイベントなどのお店を見つけるのに最適な媒体となります。

OZmallの特徴

  • 口コミ数や予約数などの各項目のランキング機能
  • 独自基準をクリアしたお店のみ掲載

まとめ


  • 自店舗に最適なグルメサイトを選ぶ。
  • 各グルメサイトの特徴を理解して、複数サイトを組み合わせるのも有効
  • 費用対効果を考える

グルメサイトは新店舗開業時など認知度が低い時期に、短期的な売上確保を目的にしたマーケティングに効果的です。

それには、エリア状況、自店舗の特徴を分析した上で最適なグルメサイトを選択することが必要になります。また、そのグルメサイトの中でも、ただ掲載していても売上は向上しませんので、グルメサイト内に掲載されている競合店舗を理解し、その競合よりも優位に立つ掲載方法やページの見せ方を考える必要があります。グルメサイトの攻略は、安定的な店舗売上確保に最適な選択肢であるものの、使い方を誤ると効果を実感できないまま、ランニングコストのみかかってしまう場合もあります。まずは、この記事で紹介させて頂いた媒体の活用から検討し、飲食店のマーケティングをスタートして頂ければと思います。


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