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【2024年注目】新定番飲み処『立ち飲み居酒屋』について解説!人気店5選もご紹介

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ひと昔前から人気に火が付いた立ち飲み居酒屋。今やブームを超えて定番の飲む場所として多くの人が集まるようになりましたが、人気店・注目店の特徴は何でしょうか?今回の記事では、立ち飲み居酒屋の人気店・注目店5選や、人気の理由や経営者目線のメリットなどを解説します。立ち飲み居酒屋を立ち上げる際の注意点についても紹介するので、ぜひ経営の参考にしてください!

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人気上昇の理由

いまや立ち飲み居酒屋は、駅前や商店街、飲食店街などあらゆる場所で見かける人気のスタイルです。立ち飲み居酒屋の人気の理由として、主に以下の3つの理由が挙げられます。

一人でも気楽に利用できる

立ち飲み居酒屋はお一人様用席も多く、短時間だけサクッと飲んですぐに帰れるなど、一人でも気軽に利用できる特徴があります。赤ちょうちんのような大衆居酒屋だけでなくおしゃれなバーの立ち飲み居酒屋も増えていることから、男性も女性も一人飲みに対するハードルを感じにくくなっています。

せんべろ価格で利用できる

「1,000円でベロベロになるまで飲める」という意味のせんべろ。

1杯のビールと数品のおつまみというように、1,000円でも満足できるコスパなので、お金を気にせず頻繁に居酒屋に行きたい人にも人気があります。

お店によっては“数食限定で、破格の目玉メニューを押し出しているところもあります。

レトロな雰囲気で飲める

赤ちょうちんや筆で書かれたメニュー表など、どこかレトロな雰囲気がある立ち飲み居酒屋。ドラム缶やビール箱を使用したテーブルが、お店の空気感とマッチします。懐かしい内観でワイワイとお酒や料理を楽しめる点も、立ち飲み居酒屋の人気の理由です。

経営のメリット3つ

立ち飲み居酒屋は利用者側だけでなく、経営者側にとってもメリットがあります。経営のメリットとして、以下のような3つがあります。

小規模で営業できる

立ち飲み居酒屋はテーブルや椅子が不要なので、その分スペースを節約できます。小さな土地でも開業しやすく、ランニングコストや家賃を抑えられるメリットがあります。ドラム缶やビール箱などを活用すれば、普通のテーブルや椅子よりもコストをカットできるでしょう。

また、メニュー表や家具などの備品を手作りしてコストを抑えても、レトロな雰囲気なので安っぽくなる心配もありません。

小規模な土地・コストで居酒屋を開業したい人にとって、立ち飲み居酒屋はおすすめのスタイルです。

回転率が良い

一人客や短時間利用が多いうえに、立ちっぱなしで居続けることに限界があるなどの理由で、立ち飲み居酒屋は回転率が高いです。椅子に座るスタイルでは数時間は席が埋まってしまいますが、立ち飲み屋の場合は数十分程度で回転します。また、長時間の飲酒でお客様が酔っぱらってしまうリスクも回避しやすくなるでしょう。回転率を上げて新規顧客を増やしたいならば、立ち飲みスタイルを取り入れましょう。

レイアウトやコンセプトが自由

立ち飲み居酒屋はレイアウトやコンセプトが自由で、気軽に変更できるメリットがあります。「今日だけ店の奥側にドラム缶席を固めて大人数用の席を作ろう」というように、大がかりな工事なしで簡単にレイアウトを決められます。

備品や店の雰囲気もすぐに変えられるので、コンセプトを一新するときも対応しやすいでしょう。

経営の注意点3つ

立ち飲み居酒屋は大規模な店や椅子に座る居酒屋よりも、小規模な土地・コストで始められる気軽さで参入しやすい特徴があります。しかし、以下の3つの点に注意して、人気かつ安定したお店にする必要があります。

人数制限が必要なケースもある

いくら小スペースやにぎやかな空気感が特徴の立ち飲み居酒屋といっても、席数や人数が多すぎると敬遠されてしまう可能性もあります

「隣の席に会話が聞こえてしまう」「隣の人の香水が気になる」など、周りとの距離を考慮する必要があります。団体NG・1組5名までなどの人数制限を設けて、お客様全体が気持ちよく利用できるように工夫しましょう。

新規顧客も入りやすい空気を作る

立ち飲み居酒屋は気軽に通える特徴があるので、常連さんも作りやすいもの。しかし、常連さんばかりになって、新規顧客が入りにくくなるという事態にはならないように注意しましょう

特定のお客様ばかりにではなく、誰にでも同じように接客するなど、新規顧客も気軽に入れる空気づくりを心がける必要があります。

没個性にならない強みを作る

立ち飲み居酒屋は参入障壁が低く開業しやすいメリットがありますが、ライバルが多いということを意味します。コンセプトなしに何となく開業してしまうと、没個性で集客が見込めない事態にもなりかねません

開業しやすい立ち飲み居酒屋であっても、没個性にならない強みやコンセプト作りは大切にしましょう。

人気店・注目店5選

ここでは、立ち飲み居酒屋の人気店・注目店について5つ紹介します。それぞれの特徴や商品などをチェックして、立ち飲み居酒屋経営の参考にしてください。

かぶら屋

公式サイト:http://www.kaburaya.bz/

やきとんや串揚げ、おでんまでをも80円から食べられる超リーズナブルな立ち飲み居酒屋。席料やお通し料金もいらないので、その分を食べたい・飲みたいメニューに使えるのも人気の理由のひとつでしょう。一人飲みや仕事帰りなど、幅広いシーンで立ち寄れる気軽で楽しいお店です。

晩杯屋

公式サイト:https://active-source.co.jp/

別名“下地屋”とも呼ばれるゼロ次会にもぴったりな立ち飲み居酒屋。1次会でしっかり飲む前に軽く1杯……というように、飲みのセットアップでもサクッと立ち寄れる特徴があります。仕込みや事前準備はできるかぎり整えているため、提供スピードも強みのひとつ。

メニューは毎月20回以上更新されており、毎日通っても飽きないラインナップになっています。

立呑み 焼きとん 大黒

公式サイト:https://hikari-food-service.jp/daikoku

名古屋の立ち飲み屋といえば大黒。愛知県だけでも12店舗を展開する大黒は、1本99円~というリーズナブルな串焼きが有名です。ちょうちんや手書きメニュー表と煙がマッチし、レトロで懐かしい雰囲気が気分を盛り上げてくれます。家ではマネできない香ばしい串焼きを手軽にサッと食べられるのは、時短飲みが好きな人にも嬉しいポイント。

立ち飲み居酒屋ドラム缶

公式サイト: https://drum-company.net/

その店名のとおり、ドラム缶でできたテーブルが特徴です。自由なレイアウトで、気軽に一人飲みでも利用しやすい店内です。また、1皿100円からというリーズナブルなメニューで、せんべろを満喫できる“ザ・立ち飲み居酒屋!”ともいえるでしょう。

炎天下

公式サイト:https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13219968/

​立ち飲み屋でもハイクオリティな料理はハズせないという人でも満足すること間違いなし!高田馬場の商店街にある肉メニューを堪能できる個性派店です。

人気の地鶏刺は500円というコスパ。お酒と一緒に頼んでも1,000円で抑えられます。肉料理以外にも海鮮やスピードメニューなども豊富で、お酒も料理もこだわりが詰まった立ちのみ居酒屋です。

まとめ

  • 立ち飲み居酒屋は昔も今も人気の飲みの場
  • 開業しやすいというメリットもあるものの、没個性にならないように注意

立ち飲み居酒屋は気軽さ・お手頃価格などから多くの人たちに人気のスタイルです。経営側から見ても、小規模な土地でも参入しやすく、インテリアも最低限で済むというメリットがあります。ただし、たくさんの飲食店が参画しやすいからこそ、個性や入りやすさなどに注意して人気店・注目店を目指しましょう!


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