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「和食日和おさけと」は、東京都内に複数店舗展開されている和食飲食店です。2024年3月15日、日本橋エリアでは日本橋店・日本橋室町店に続き、新店舗の”和食日和おさけと 日本橋三越前”をオープンしました。東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅A9出口直結の日本橋室町野村ビル(YUITO)にあり、伝統が根付く日本橋らしい落ち着いた雰囲気の中、お食事もお酒も堪能できるお店です。
今回は、オープンまでの経緯や注力した点、料理や日本酒に関するこだわりのポイントなどを伺いましたので、ご紹介します!
お店のこだわり
まずは、お店のこだわりやオープンまでの経緯などをまとめてお伝えします。
オープンまでの経緯
ご縁を頂き、日本橋室町野村ビル(YUITO)への出店をご紹介頂いたことが、オープンのきっかけだそう。
近くに2店舗あるため、お客様の奪い合いにならないかという心配はありました。しかし、会社の方針として“「おさけと」ブランドで10店舗出店”という目標があるため、「おさけと」の名前で出店を決意しました。
新店舗の「和食日和おさけと 日本橋三越前」は、ゆったりとした個室、半個室を完備しており、重要な接待、会食シーンで利用されることが多くなっているのだそう。そのため、お店の利用シーンが既存店と異なっており、差別化に繋がっているのです。
当初出店時に懸念されていた、既存店とのお客様の奪い合いになることもなく、順調に集客できているとのことです。
出店のポイント
企業として、ライフワークバランスを大切にしている、とおっしゃっていました。そのため、店舗は日曜・祝日休業が基本で、その他の系列店でもそれは徹底されています。出店する立地も、ビジネス街を選ぶことにより、平日に特化した営業スタイルが実現できているのだそうです。
内観
店内のコンセプトは、「寛ぎの別邸」。既存店とは異なり、ゆったりと飲食を楽しめる内観になっています。
非日常空間を味わってもらえるお店作りをしており、大切な飲食シーンに利用してもらっているのだそうです。
お酒へのこだわり
「おさけと」では、日本酒の世界を心ゆくまで堪能できます。日本酒のスペシャリストである代表の山口氏が日本酒の仕入れを全て担当されているそうです。
そのため、有名銘柄から希少銘柄、地元でしか味わえない隠れた名酒まで…全国各地の地場の酒販店や蔵元との直接取引によって実現した、他では真似できない圧巻の品揃えが魅力です。
常時50種以上の日本酒をグラスでご提供し、季節に合わせてラインナップも変化します。何度訪れても新しい発見があり、その味わいは尽きることがありません。きっとお気に入りの一杯に出会えるはずです。
酒器へのこだわり
日本酒をより一層楽しめるよう、各種グラスや、日本が誇る伝統工芸品の酒器が用意されています。繊細な硝子、温かみのある陶器、重厚な錫、美しい塗り物。それぞれの酒器が、日本酒の個性と合わさり、新たな味わいを引き出します。お好みの日本酒と様々な酒器で、風味の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか?
料理へのこだわり
おさけとの最大の魅力は、日本酒と和食のペアリングを上質な空間でゆったり楽しんでもらうこと。
料理は、おさけと全店で別メニューになっており、各店の料理長が考案した味わいを堪能できるのが魅力です。和の職人が趣向を凝らし、“日本酒に合う料理”を追求しています。毎月異なるメニューが楽しめるので、ひと月の間に各店舗を巡って食べ比べするのもおすすめです。
それでは、ここからは、お店で人気の料理についてご紹介します。
【名物!宇和島流 鯛めし膳】鈴木さん家の美味しいお米と和食のランチ
※利用人数:2~16名/1,800円(税込)
接待や会食に最適な、和食ランチも楽しむことができます。お米は、新潟県十日町産コシヒカリ100%を使用。JA流通には乗らない、地元農家さんが自ら食べるものと同じお米を使った、こだわりの逸品です。
一品一品丁寧に手作りされた料理は、健康と栄養バランスを考え抜いた、心も体も満たされるランチと言えます。
ご接待にもおススメの旬会席「酒・人・語らい」
※コース品数:7品/利用人数:2~16名/6,000円(税込)
接待や特別な日に最適な、旬の食材をふんだんに使用した会席料理です。バランスの良い銘々盛りで提供され、ゆったりとお食事を楽しめます。厳選された日本酒との相性も抜群です。
【2.5時間飲み放題付き】日本酒10種&名物「彩り八寸八種盛り」付き日本酒満喫
※コース品数:8品/利用人数:2~16名/13,000円(税込)
経験豊富なソムリエが厳選した10種類の日本酒と、それぞれの味わいを引き立てる酒肴8種盛り合わせです。
季節の食材を活かした繊細な料理と、個性豊かな日本酒とのペアリングは、至福のひとときになるでしょう。歓送迎会や誕生日、記念日など、特別な日の乾杯にもふさわしいプランです。
今後の展望について
2024年11月、京橋に、おさけと9店舗目となる新店舗のオープンが確定しているのだそうです。
「おさけと」としての目標達成に向けて、ブランドが着実に成長しているのが感じられますね。そして今後も、「おさけと」ブランドを成長させていきたいとおっしゃっていました。
また、ブランドの成長に合わせて、新しい取り組みも検討中なのだそう。地方の酒蔵や農家と組み、良質なお酒、食材の発信を行なっていきたいと考えているのです。「おさけと」を通して、地方の魅力を発信していきたいとのこと。おさけとの今後の展開から目が離せません。
お店からのお知らせ
和食日和おさけと日本橋三越前では、2ヶ月に1回のペースで「おさけの会」というペアリングイベントを開催しています。これは、日本酒の作り手との交流の場を設けて、蔵の歴史など日本酒の魅力を発信するイベントです。
9月28日には鶴齢を醸す青木酒造さまを店舗にお呼びして、イベントを開催予定です。日本酒に詳しくない方でも楽しんで参加できるそうですよ。ご興味がある方は、公式サイトや公式インスタグラムをご覧ください。
過去のイベント内容はこちら
店舗情報
店名:和食日和 おさけと 日本橋三越前
住所:東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビル(YUITO)3F
TEL:03-6665-0288
公式サイト:https://www.osaketo-washoku.jp/shop/mitsukoshimae/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/wasyokubiyori_osaketo/?hl=ja
系列店
和食日和 おさけと 日本橋
コンセプトは「五街道の起点から日本酒文化を発信」。日本橋駅直結でアクセス抜群の立地です。東京駅も徒歩圏内で、ビジネスやショッピングの合間にも気軽に立ち寄れます。
和食日和 おさけと 神保町
コンセプトは「古きを訪ねて新しきを知る」。日々入れ替わる日本酒と、四季折々の食材を活かした和食が、懐かしさと新しさを感じさせる「おさけと 神保町」。間口の広い路面店は、訪れるすべての人を温かく迎え入れる空間です。
和食日和 おさけと 日本橋室町
コンセプトは「本当は秘密にしたい大人の秘密基地」。6名様から10名様まで利用できる個室も完備しており、小規模なご宴会や歓送迎会にも最適。様々な路線からのアクセスも良好で、集まりやすいのも魅力です。
和食日和 おさけと 神楽坂
コンセプトは「神楽坂に行きつけの店を持つ」。ソムリエが厳選した日本酒と、神楽坂店自慢の「合鴨の治部煮」や旬の鮮魚、山形牛など、厳選食材を贅沢に使った料理長考案の月替わりコースを堪能できます。
和食日和 おさけと 大門浜松町
コンセプトは「東京の玄関口から日本酒文化でおもてなし」。芝増上寺や東京タワーを臨み、羽田・成田からのアクセスも抜群。再開発が進む「大門・浜松町」に、“和食と日本酒の文化を繋ぎ、最先端を発信するお店”です。
和食日和 おさけと 赤坂
コンセプトは「地下空間に広がる大人の隠れ家」。全席個室のプライベート空間で、上質な時間が提供されています。多くの大人たちが足繁く通う、まさに大人の社交場です。
和食日和 おさけと 霞ヶ関
コンセプトは「都心の日本酒オアシス」。木の温もり溢れる和空間で、生命の水とも言える日本酒と、世界に誇る和食を堪能できます。接待や会食にも最適な大小個室も用意されています。
和食日和 おさけと 京橋(2024年11月オープン)
コンセプトは「おさけと人と街をつなぐ」。モノづくりの文化が根付く京橋で、世界文化遺産である「和食」と伝統産業である「日本酒」、伝統工芸品である食器や酒器を繋ぎ、発信していくお店です。
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