『インサイト』とはFacebookページで使用できる専用の分析機能になります。Facebookページの効果を上げ、運用を最適化していくためには分析が必須となります。継続的にユーザーの興味を引くコンテンツを投稿し続けられるように、日々分析を行い、改善していく作業が必要になります。今回は『インサイト』において最低限確認すべき数値を確認していきたいと思います。
ページの概要を確認する
Facebookページ上部の「インサイト」をクリックすると「概要」タブが表示され、「ページ概要」と「最近5件の投稿」を確認することができます。
「ページの概要」については「リーチ」や「ユーザーのアクション状況」をグラフなどで把握することができます。「最近5件の投稿」については、投稿タイプ、ターゲット設定、リーチ、エンゲージメントなどを確認することができます。
「いいね!」を確認する
Facebookページに対する「いいね!」の推移を把握することができます。増減の状況を見ながら、特定の日付になにがあったのか確認することが可能です。
特定の日付にカーソルを合わせると「いいね!」の発生した場所と取り消された場所がわかります。数値に大きな変動があった場合に確認し、要因の絞り込みに活用ができます。
リーチを確認する
「いいね!」「コメント」「シェア」の確認
この数値が高いとリーチの拡大に影響を与えます。どのようなコンテンツを投稿すると「いいね!」がつくのか、また、「シェア」「コメント」が入るのはどのようなコンテンツなのかを確認することができます。
非表示、スパム報告、「いいね!」の取り消し
この数値が低いとリーチの減少につながる可能性があります。投稿内容を確認し、改善していくことが重要になります。
ページビューを確認する
Facebookページのアクセス数を把握することができます。
合計ビュー
Facebookページの閲覧数を確認できます。
合計閲覧者数
ページを閲覧した人数を確認できます。
上位ソース
Facebookページに来訪する直前にユーザーが見ていた外部サイトを確認することができます。
ページのアクションを確認する
電話番号のクリック数・ウェブサイトのクリック数・アクションボタンのクリック数をそれぞれ確認することができます。具体的にどのような成果が出ているのかをひと目で把握することができます。
投稿内容を確認する
これまでの投稿内容を確認することができます。また投稿ごとのリーチやエンゲージメントを把握することができます。どのような投稿内容がユーザーから評価されているのかを把握することができます。
動画を確認する
投稿した動画が3秒ないし10秒以上再生された回数を把握することができます。この数値が低い場合はユーザーの関心を引くことができていない場合があるので、動画の冒頭部分を改善する必要があります。また、動画別に、リーチ、再生数、最後まで再生された回数などのデータも把握することができます。動画投稿においても特徴や傾向をデータから分析し、動画を最後まで見てもらうための有効手段を模索していくことができます。
メッセージを確認する
ユーザー間でのコミュニケーション状況を確認することができます。ユーザーサポートを行うことを目標とさる場合はこちらの数値を参考にされると良いかと思います。
まとめ
今回はFacebooページにある分析機能「インサイト」について確認しました。外部の分析ツールもたくさんあるかと思いますが、標準的な分析はこちらで十分可能になりますので、今回ご紹介した分析指標が基本となりますので、ぜひ、こちらから分析を行っていただくと良いかと思います。Facebook運用は投稿と改善の繰り返しになりますので、データを活用しながら効果的なコンテンツマーケティングに結びつけていければと思います。