株式会社サンライズロードは、神楽坂に2店舗を運営する飲食企業です。1号店は、2009年にリーズナブルなイタリアンとしてオープン。3年後には2号店もオープンしました。そこから始まったサンライズロードの飲食事業ですが、コロナ禍にもチャレンジを続けていたのです。今回は、オーナーシェフ菅井さんにお話を伺ったので、現在営業する店舗や新規事業、今後の展望などをまとめてご紹介します。
店舗紹介
神楽坂の街並みは、歴史と文化を感じられる独特な魅力があり、多くの人の心を惹きつけています。その街に、現在2つの個性豊かな店舗が運営されています。まずは、その2店舗をご紹介します。
神楽坂 y cucina (ワイ クッチーナ)
都営地下鉄大江戸線の牛込神楽坂駅から徒歩6分、神楽坂毘沙門天の真裏に位置するワイクッチーナは、隠れ家魚イタリアンバルです。2009年10月2日にオープンしたお店で、メディアでも多数紹介されています。
お店の中は、2~4人のお食事や大人数のパーティーにも対応できる、古民家風の居心地の良い空間です。
新鮮な三浦野菜や三崎漁港直送の鮮魚を使っており、国産の食材を使用した絶品イタリアンを楽しめます。新鮮な魚を使ったカルパッチョに、スープの旨みを感じられるアクアパッツァ、魚のおいしさをそのまま味わえるグリエなど…こだわりの魚料理もリーズナブルな値段でいただけるのです。
また、お酒も格安で提供されているのも、人気のポイント。エビス生ビール390円で、スパークリングも390円。グラスワインのバリエーションが豊富で、イタリア全20州のワインが思う存分楽しめます。常時グラス30種類、ボトル150種類以上のワインを揃えているのだそう!おいしい魚、イタリアンと、厳選されたお酒を一緒に楽しむことができる場所になっています。オープン当初からの常連さんも多く、隠れ家的なお店の中は常にお客様で活気で満ち溢れています。
Buona Carne(ボナカルネ)
肉・牡蠣・チーズを高いコストパフォーマンスで楽しめる隠れ家「肉イタリアン ボナカルネ」は、飯田橋駅西口徒歩5分(東京メトロ東西線神楽坂駅徒歩9分)の場所にあります。ワイクッチーナ創業から3年後、ゼットという店名でスタートし、その後、イタリア語で”良い肉″という意味の「ボナカルネ」という店名に生まれ変わりました。オレンジ色の照明で落ち着いた雰囲気の店内。気軽に利用できるカウンター席や、人数に合わせてレイアウトしてもらえるテーブル席もあります。仕事帰り、デートでの利用はもちろん、女子会、誕生日会や、20~28人までの貸切利用も可能。
シェフ厳選の和牛には、希少なあか毛和牛使用のステーキもあります。黒毛和牛のグリルや黒毛和牛ハンバーグなどこだわりの肉料理を思う存分味わえると大好評。低温調理の和牛リブロースカルパッチョ、ラクレットチーズや朝採れた三浦野菜、各産地の新鮮な生牡蠣も人気で、看板メニューが多数あるようです。
また、コロナ禍のボナカルネでは感染症対策の強化をし、最新の換気システム(ロスナイ)を導入しました。店内の汚れた空気と新鮮な外気が混ざることなく効率的に換気が行えるシステムで、常に快適で安心な室内環境を保つことが可能になったそうです。
常により良い環境で、お客様に食事を楽しんでいただけるよう、お店づくりに余年がありません。
お客様に安心して、美味しい料理とお酒を楽しんでもらえることを大切に営業され、今では毎日お客様の予約で席がほとんど埋まってしまうほどの賑わいがあるそうです。
新規事業について
オーナーシェフの菅井さん
つづいて、オーナーシェフが長年の経験をもとに構想した、新規事業をご紹介します。菅井さんの熱い想いが伝わってくる内容です。
東京Red it Meat
ボナカルネの店舗でランチ営業のみを行なっている、「東京Red it Meat」は、東京都内唯一の漢方和牛100%のハンバーグ専門店です。コロナ禍からスタートしました。
「漢方和牛」とは、漢方14種類(えごま、えごまの実、米糠、桑の葉、そば、くこ、ハブ茶、ろっかくれいし、さんざし、ハトムギ、昆布、ステピア、くまざさ、なつめ)を食べさせることで、油が体に蓄積しないように育った牛です。その和牛を使って作るハンバーグは、全て手作りで、この店でしか味わえません。
漢方和牛ハンバーグは、脂の融点が22℃と低く、人の体温で溶けるので脂肪が体に残りにくいのだそう。うまみ成分や栄養素も豊富で、忘れられなくなるおいしさです。東京Red it Meatでは、”1人でも多くのお客様の「記憶」に残るハンバーグ”を目指しています。
これまで、ランチだけの地道な営業をしてきましたが、こだわりのハンバーグに徐々にファンも増え、今では、連日満席になるほど好評を得ているハンバーグ店になっています。
オーナーシェフも、『食べてくれた人がおいしいと思ったらおいしい料理。一見簡単に見えるハンバーグだけれど、お客さんのことを第一に考えて、こだわって作っています。』とおっしゃっていました。
オーナーシェフをモチーフにしたイラストも印象的なハンバーグ店「東京Red it Meat」ですが、毎週変わる週替わりハンバーグメニューもあるそうです。生姜焼きソースやパイナップルソースなどシェフオリジナルの斬新なソースが味わえるとお客様にとても好評だそうです。
週替わりハンバーグは、InstagramやTikTokでご紹介しております。ぜひチェックしてみてください!
【東京Red it meat】Instagram:https://www.instagram.com/reditmeat/
【東京Red it meat】TikTok:https://www.tiktok.com/@tokyo_reditmeat
日々、美味しいハンバーグとソースの追求、さらに、いつかハンバーグ懐石という和風の提供の仕方にもチャレンジしたいという夢もあるそうです。シェフの挑戦にはこれからも目が離せませんね。
神楽坂あいす(ぜいたくカラメル)
神楽坂あいすは、菅井シェフのオリジナルカラメルアイスで、昔からとても人気があります。食後のデザートとして楽しみに来店されるお客様も多いそうです。
特殊な砂糖を長時間かけてゆっくり焦がすことでできる、極上のカラメルを使用したアイスです。
これまで、店舗の自家製デザートとしてメニュー提供していましたが、自社でカップアイス製造ができる環境を作り、現在は店頭でテイクアウト販売もできるようななったそうです。現在は、来店されたお客様が、自宅へのお土産や、手土産として購入される方が増えているそうです。
今は店頭販売のみですが、生産体制を整えて、インターネットでの販売を検討しているのだそうです。オーナーシェフには、“お店に来る方だけでなく、こちらからお客様に神楽坂あいすを届けたい”という想いがあります。そのため、今後は神楽坂にとどまらず、全国のお客様にカラメルアイスを届けていく予定だとおっしゃっていました。
カラメルアイスの美味しさを知って、笑顔になるお客様が増えると思うと今後がとても楽しみですね。
会社としての今後の展望
オーナーシェフの菅井さんは、現在もたくさんのお客様に来ていただき、楽しく食事をしていただけていることを、大変喜ばしく思っています。しかし、更なる会社の成長を目指し、「ハンバーグ」と「カラメルアイス」の可能性を追及していくとおっしゃっていました。
例えば、カラメルアイスは、様々なスイーツのベースとしても利用できるので、スポンジやプリンなど、新しい形態にもチャレンジしていく予定です。また、EC販売やデパ地下、東京駅での販売も視野に入れ、ゆくゆくは東京の名物の一つとして提供していくという夢を掲げています。
オーナシェフ菅井さん率いる、サンライズロードの今後の挑戦から目が離せません。
▼オーナーシェフ菅井さんの取材動画はこちら
店舗情報
神楽坂 y cucina(ワイクッチーナ)
住所:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂5丁目37−10
営業時間:月・水・木・土:17:00 – 23:30(L.O. 22:30)
金:17:00 – 00:00(L.O. 23:00)
日:17:00 – 23:00(L.O. 22:00)
定休日:火曜
TEL:042-519-3503
公式Instagram:https://www.instagram.com/buona_carne/
Buona Carne(ボナカルネ)
住所:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3丁目2−1 actoビル1f
営業時間:ランチ11:30〜14:00/ディナー17:00〜23:30(金:24:00|日:23:00 close)
TEL:042-519-3503
公式Instagram:https://www.instagram.com/buona_carne/
東京Red it Meat
住所:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3丁目2−1 actoビル1f
営業時間:ランチ11:30〜14:00限定
TEL:042-519-3503
公式サイト:https://www.reditmeat.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/reditmeat/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@tokyo_reditmeat
こちらの記事も読まれています。