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【ニューオープン|食事処 GOEN】『ルイビ豚』の旨味際立つとんかつと創作料理を楽しむ自由が丘の名店

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グルメやおしゃれでにぎわう自由が丘。渋谷から近いこともあり、土日だけでなく平日も多くの人が行き来するエリアです。

自由が丘駅から徒歩3分に位置する『食事処 GOEN』。一見とんかつ店には見えないモダンな建物の2階に、2025年5月1日にオープンしました。静岡県産の貴重な“LYB(ルイビ)豚”を使用したとんかつをはじめ、数々のこだわりメニューを楽しめます。

今回、『株式会社Gardenia』横瀬純也代表にお話をお伺いしました。

本稿では、横瀬オーナーが『食事処 GOEN』をオープンするまでの経緯やこだわりメニューを紹介します。飲食店をオープンさせたい人や新しいとんかつメニューを知りたい人は、ぜひ最後までチェックしてください。

多くのご縁や手助けを込めた店名


横瀬オーナーは店名を決めるとき、『とんかつ〇〇』というようなわかりやすさを大事にしたほうがいいかとも考えたそうです。

しかし、今まで多くの方々のご縁や手助けがあったからこそのオープンという意味を重視されました。

そして決まったのが『食事処 GOEN』。アルバイトや社員時代の仕事仲間だけでなく、取引先やお客様など多くの人たちの”ご縁”を率直に感じられる店名ですね。

今までのご縁だけでなく、これから生まれるご縁も大事にしたいという横瀬オーナーの想いが込められています。

将来の夢を変えたアルバイト経験


新卒時代からずっと飲食業界に携わっている横瀬オーナーですが、実は上京前は別の業界を志望されていました。

転機となったのは、大学時代のアルバイト。デザイナー志望で上京した横瀬オーナーは、たまたま飲食店でアルバイトをすることに。今まで料理をしたことがないところから任されたのは、「スタッフのまかないづくり」でした。

正式にお客様に提供する料理と違って、まかないは自分で考案・アレンジができます。自分が作った料理をおいしいと食べてもらう経験を通して、「料理で人を喜ばせたい」という気持ちが大きくなったそうです。

また、キッチンだけでなくホールに出るようになってからは、お客様とのやり取りが楽しいと感じるように。

デザイナー志望だった横瀬オーナーは、いつの間にか飲食業界に進みたいと思い、就職活動でも飲食業界を受けるようになりました。

「30歳までに独立」は決めていた


とんかつ店である『食事処 GOEN』。その始まりは横瀬オーナーが新卒で大手チェーンのとんかつ専門店に入社したことにあります。そのご縁がきっかけとなり、独立後もとんかつを提供する店として歩み始めました。

全国チェーンのなかでも特に売上が多い店舗の店長に抜擢され、毎日やりがいを感じて働いていたという横瀬オーナー。一方で「自分で考えた料理で勝負したい」という想いもあったそうです。

そのため、新卒のころから「30歳までに独立」という目標を決めていました。そして、設定した目標のとおり、『食事処 GOEN』をオープン。

店舗オープンの資金は、YouTubeのリアリティ番組『令和の虎』に出演し、プレゼンを通じて獲得しました。

飲食店の独立はハードであるものの、しっかりと目標を実現されていて、横瀬オーナーの飲食店や料理への愛情・熱意が伺えますね。

最初は資金作り→移転の繰り返し

横瀬オーナーのお店は自由が丘の『食事処 GOEN』が最初ではありません。

今までは祐天寺や三軒茶屋、神泉でランチ帯に間借りでとんかつ店を営業していました。そして、夜はアルバイトとして居酒屋で働いていました。実は横瀬オーナーには居酒屋をやりたいという想いもありました。そのため、アルバイトを通して居酒屋の営業を学んでいたそうです。

間借り営業で資金が貯まったら移転という形を繰り返し、今の自由が丘店に至ります。

『食事処 GOEN』は食事でも飲みでも楽しめるように、とんかつ店と居酒屋が合体したようなお店です。カフェやレストランが多い自由が丘では、『食事処 GOEN』は嬉しいお店ですね。

そうはいっても、間借りではなく自分の店を持つことは、今まで以上に出費も経営もシビアになります。

高い家賃や多くのライバル店というリスクをとってでも、自由が丘というエリアで勝負したかったという横瀬オーナー。

間借り営業時代のお客様も来やすいという理由もあり、東急東横線沿線である自由が丘でのオープンを決めました。

貴重なLYB豚を卸すまでの苦労


『食事処 GOEN』のメインは、なんといってもとんかつです。

とんかつに使用している豚肉は、貴重な静岡県産のブランド豚・LYB豚。今でこそ仕入れができているものの、実績がないときはなかなか卸しの許可が出なかったそうです。

それでも一度食べたLYB豚の味が忘れられない横瀬オーナーは、あきらめず取引先の方へアプローチしました。そして、何度かの交渉の末、LYB豚の取引に成功しました。

LYB豚は他の豚肉と比べて、融点が32.4度と低いという特徴があります。低い温度でも溶けやすいため、口に入れるとゆっくりと脂が溶けていき、豚肉の旨みを感じられます。

もちろん、『食事処 GOEN』のとんかつのおいしさは、素材のクオリティだけではありません。油の温度や揚げる回数など『食事処 GOEN』の試行錯誤が合わさってこそのこだわりメニューです。

『食事処 GOEN』に来店された際には、ぜひとんかつを味わってください!

こだわりのメニュー


『食事処 GOEN』は、「ご飯屋+居酒屋」という形態で、とんかつ以外のメニューにもこだわりが詰まっています。

野菜メニュー

ジューシーなとんかつとの相性ぴったりな野菜メニュー。旅する八百屋「青果ミコト屋」から仕入れた新鮮で旬な野菜は、単品でもしっかりとした旨みを感じられますよ。

お通しのキャベツは、ただの千切りキャベツではありません。みょうが・かいわれ・大葉が入っており、特製ドレッシングをかけると、野菜のうまみたっぷりのサラダに。

特製ドレッシングは青じそ風味のさっぱりしたフレーバーで、とんかつの箸休めとしてもマッチします。

ミコト屋さんの新鮮野菜を使った「あて盛合せ3種」は、フレッシュ野菜を少しずつ複数種類楽しめます。

素材の質がいいからこそ、塩ゆで・酢漬け・胡麻和えというシンプルな調理でおいしさが引き立ちますね。

お米

とんかつ御膳に欠かせないお米。

『食事処 GOEN』は山形県産の「つや姫」を使用しており、注文が入るごとに一つずつ土鍋で炊き立てを提供します。

とんかつと一緒に食べるのはもちろん、一粒が大きいので、単体で食べても甘くておいしいという特徴があります。

ドリンクメニュー

ドリンクメニューは、とんかつに合わせて厳選されています。

なかでも人気なのは「宇和島檸檬サワー」。厚みのある宇和島檸檬の酸味がしっかりとサワーに溶け込み、檸檬本来の旨みを味わえるドリンクです。

サワーはソーダに変更可能なので、「お酒は飲めなくても宇和島檸檬を味わいたい」という人でも注文できます。お酒を飲めない人に対しても配慮があるのは嬉しいポイントですね。

東横線の全線に店舗を持ちたい


今後の横瀬オーナーの展望は「東横線の全線に店舗を持ちたい」

今までの店舗も東横線沿いだったこともあり、今までお世話になった方々も通いやすいからという理由です。

食事もお酒も楽しめるとんかつ店が広がれば、飲食店を使うシーンで選択肢が広がりますね。友人との食事や会社の飲み会など、東横線で幅広く使える飲食店といえば『食事処 GOEN』と言われる日が来るはずです。

店舗情報


店名:食事処 GOEN
住所:東京都目黒区自由が丘2-8-8 Lecielbleu 201
電話番号:03-6826-9370

Google:https://g.co/kgs/jDEvxSe
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13307660/
公式Instagram:https://www.instagram.com/tonkatsu_goen

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