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【最新トレンド】大注目のパスタ業態を徹底解説!人気の専門店や面白いお店11選

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2024年、パスタ業態はただ「美味しい」だけではありません!独自のコンセプトを持ち、面白いメニューを提供するお店が増え、新たなトレンドが続々と誕生しています。

本記事では、パスタ業態の最新トレンドを徹底解説!東京や神奈川の人気店から見えたキーポイントを、深掘りしていきます。

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今、パスタ業態は多様化している


パスタ業態の進化には、ライフスタイルの変化や新型コロナ、価格高騰などさまざまな背景があります。特にコロナ禍以降、食に対する意識や外食への期待が大きく変化してきました。まずは、最新のトレンドや新規出店のポイントを押さえておきましょう。

知っておくべき3つのトレンド

2024年のキーポイントは、専門性とオリジナリティ、そしてSNS映え。

特定のパスタを提供する専門店や、オリジナリティあふれるメニューは来店動機に繋がります。さらに、SNS映えする盛り付けや調理パフォーマンスをすることで、お客様の満足度を高めることができるでしょう。

パスタ業態の新規出店ポイント

新しく出店する際は、市場調査が欠かせません。実際に街の様子を観察し、SNSをチェックして顧客ニーズを把握しながら、コンセプトを打ち出しましょう。たとえばオフィス街なら、会社員の忙しい昼休みに対応するためオペレーションを重視し、券売機やカウンター席の導入が効果的。独自性やトレンドを取り入れつつ、お客様のニーズを満たすパスタ業態を考えてみましょう。

人気チェーンの意外なパスタ業態


まずは、誰もが知っている大手チェーンの動向に注目!牛丼やカフェを展開する大手チェーンが、意外な方向へ進化しています。これらチェーンが新しいパスタ業態を牽引することで、業界に新たなトレンドや期待が生まれる可能性も。それでは、注目のパスタ業態を見ていきましょう。

あの松屋が始めたパスタ業態

2024年1月、牛丼チェーンの松屋フーズがパスタ業態に進出!お店の名前は「麦のトリコ」。

北海道産小麦とデュラム小麦をブレンドした、モチモチ食感の生パスタが最大の魅力です。さらに、栄養価に富んだ高原ファームの卵や全粒粉を使用し、麺のクオリティに徹底的にこだわっています。

予算は約1,000円と松屋グループにしては高めですが、生パスタが美味しいと口コミで評判です。企業側が公式サイトやSNSを活用し、その独自性をしっかりとアピールしている点もファン獲得に繋がっています。

公式サイト:https://www.matsuyafoods.co.jp/shop/muginotoriko/

世界初のパスタ自動調理ロボット

PRONTOが丸の内で運営する「エビノスパゲッティ」は、自動調理ロボット「P-Robo」で作るパスタがたちまち話題に!1食わずか45秒で調理し、人手不足の解消やオペレーション改善に役立っています。

人気の理由は話題性だけでなく、ランチ単価の高い丸の内で、1,000円程度で食べられるコスパの良さ。

さらに、店頭では持ち帰り用パスタも販売しています。丸の内というオフィス街で、顧客の需要にうまく応えた成功事例と言えるでしょう。

公式サイト:https://evino-spagettei.jp/

2024年、急拡大中のチェーン

東京レストランファクトリーが運営する「ホームズパスタ」は、今急成長中のパスタチェーン。1986年に渋谷で創業し、現在東京で7店を展開しています。

名物の「絶望パスタ」は、2024年まさに大ブームとなっています。話題沸騰の理由は、インパクト抜群のネーミングと中毒的な美味しさ濃厚なトマトクリームスープに、たっぷりのキノコやミートソースを絡めた味は「絶望するほど美味しい」と大人気です。脚光を浴びる中、フランチャイズ事業も拡大しており、今後ますます成長が期待されています。

公式サイト:https://homespasta1986.com/

個性が光るコンセプト系パスタ


独特のコンセプトを持つ個性的なお店は、SNSでたびたび話題になります。ユニークな世界観や面白いメニューを取り入れることで、他店との差別化が可能です。今、東京の人気店はどのような個性を持ち合わせているのでしょうか?

健康志向の玄米100%パスタ

神田の「日本一おいしい玄米パスタ UN-GLUTEN」は、小麦を一切使用しないグルテンフリーのパスタ店。国産コシヒカリの玄米を100%使用した生パスタは、玄米特有の香ばしさとモチモチ食感が特徴です。

全メニューにカロリー表示があり、パスタソースも小麦不使用に変更可能。「パスタを食べたいけどカロリーが気になる」という、健康志向の方々に大人気です。

公式サイト:https://un-gluten.jp/

魚卵専門のシーフードビストロ

飯田橋の「シーフードビストロ 魚卵House Eni」は、魚卵に特化したユニークなお店。魚卵をたっぷり使用したメニューや、壁一面にデザインされた海老とカニのタイル画も、独特の世界観をあらわしています。

名物は、「ホタルイカとエビのパスタ〜ぶっかけイクラ&トビッコ〜」。お客様がストップ!と言うまで、スタッフがイクラとトビッコを惜しみなく掛けるパフォーマンスが大好評!その場を大いに盛り上げます。SNS映えだけでなく、リアルタイムでお客様の体験価値を高める仕掛けが人気のカギです。

公式サイト:https://eni-restaurant.com/seafood-bistro-eni/

一人で気軽に楽しめるロメスパ

ロメスパとは、「路面スパゲティ」の略。カウンター席で、立ち食い蕎麦のように手早く食べられるスタイルが、お一人様需要にマッチしています。

虎ノ門と池袋と霞ヶ関にある「ロメスパ バルボア」は、茹で置きの極太麺を強火で炒める「焼きスパ」を提供。麺は350g以上とボリューミーで、食べ応え抜群です!価格は約800円とリーズナブルで、サラリーマンや若者から人気を集めています。

さらに、個性的なパスタメニューも人気のポイント。牛すじと蒟蒻の煮込みを掛けた「ぼっかけ」や「焼きカルボナーラ」など、面白いパスタメニューは要チェックです。

公式サイト:https://romespa-balboa.com/

一品を極める専門店


一つのメニューに特化したパスタ専門店は、SNSでの拡散力が高く、メディアでも注目されやすいです。こだわりの一品メニューが、話題性と美味しさを兼ね備えており、お客様の期待値を高めます。東京で人気の専門店には、どのような魅力があるのかチェックしていきましょう。

大人気のたらこスパゲティ専門店

「東京たらこスパゲティ」は、たらこや明太子を贅沢に使用した創作パスタの専門店。

たらこ好きに刺さる、13種類の多彩なメニューが揃います。鮭を丸ごと乗せたパスタなど、面白いメニューも必見です。

さらに、お出汁を掛けて二度楽しめる食べ方も人気の秘密。たらこ好きの期待に応えるだけでなく、新しい食体験を提供することで、幅広い年齢層から支持されています。

公式サイト:https://www.arclandservice.co.jp/tokyotarako/

本場のボロネーゼを追究する店

「ノムノ赤坂本店」は、日本唯一のボロネーゼ専門メーカー・BIGOLIとライセンス契約し、本格的なボロネーゼを提供。トマトは控えめで、牛肉と赤ワインをたっぷりと使用した濃厚な味わいが特徴です。

ランチタイムでは、「ボロネーゼ専門店」を屋号に掲げ、6種類のボロネーゼメニューを用意。提供がスピーディーである点も、オフィスワーカーに人気のツボ。パスタメニューのライセンスやフランチャイズ契約を検討している方には、とても参考になる成功事例と言えます。

URL:公式サイト(BIGOLI)

URL:食べログ(ノムノ赤坂本店)

地元に根付いたラザニア専門店

高円寺の「ラザニ屋」は、手作業にこだわった抜群の美味しさが最大の魅力。ランチでは、7種類のラザニアがラインナップ。北海道産栗かぼちゃを使った「パンプニア」やパクチー入りの「グリーンラザニア」など、創作性あふれるメニューが揃います。

特別感あふれるラザニアですが、予算はテイクアウト890円〜店内飲食1,500円程度とコスパ良し。確かな味で、地元民にも愛される繁盛店です。

食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13163970/

SNS映え抜群のパスタがある店


飲食店の集客に欠かせないSNS。2024年も、SNS映えするパスタのお店が続々と増えています。目を惹きつけるビジュアルだけでなく、お客様を楽しませるパフォーマンスも話題のカギ。2024年の今、SNSで注目を浴びるお店をチェックしていきましょう。

迫力満点のボルケーノパスタ

「アークラウンジ新宿西口駅前店」は、今SNSで大注目のトレンドグルメ・ボルケーノパスタを提供する人気イタリアン。つぼ焼きの器にたっぷりのスパゲッティやチーズ、お肉を詰め込んでおり、その迫力はまさにボルケーノ(火山)!

スタッフが豪快にパスタを持ち上げ、お客様がその画をじっくりと撮影できる点もポイント。このように、SNSで拡散を図るには、お店側が上手に誘導することも効果的です。

食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13166157/

チーズの器で作るカルボナーラ

恵比寿の「Cheese Tavern CASCINA(チーズタバーン カシーナ)」は、世界のチーズを楽しめるイタリアン。名物は、「マッシュルームと熟成ベーコンのカルボナーラ」です。イタリア産のビアーヴェチーズを器として使い、フランベして一気に溶かし、熱々のチーズの中でパスタを絡めて作ります。シェフがお客様の目の前で調理するライブ感は、まさに特別体験!SNS映えはもちろん、上質な味わいとホスピタリティも高く評価されています。

公式サイト:https://cheese-tavern-cascina-ebisu.com/

まとめ


  • 2024年のパスタ業態は、多様化が進んでいる
  • トレンドは専門性、オリジナリティ、SNS映え
  • 総じて、お客様の体験価値を高めることが非常に大切

美味しさやSNS映えだけでなく、いかに体験価値を提供できるかが集客のカギ。本記事を参考に、独自のパスタ業態を検討し、話題のお店を目指しましょう!


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水島みほ

東京都在住。グルメを愛するフリーライター。趣味は商店街巡り、個人系の飲食店を食べ回ること。

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