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池袋と新宿で「鉄板Diner JAKEN」を展開する、(株)JAKEN代表取締役の川上宏光さんにインタビュー。激戦の池袋で19周年を迎え、さらなるパワーアップと海外進出を目指す中、一緒に挑戦してくれるスタッフを募集しています。店舗立ち上げの経緯からコロナ禍を乗り越えた現在の状況、そして今後の展望について貴重なお話を伺いました。
会社紹介
株式会社JAKENは、池袋本店と新宿店で「鉄板Diner JAKEN」を2店舗展開しています。2005年10月に個人事業主として池袋本店を開業し、2008年4月に法人化。同年9月に恵比寿に出店し(現在は閉店)、2016年に新宿店をオープンさせました。
創業背景
川上社長は広島出身で、本場のお好み焼きや鉄板焼きのおいしさを熟知しています。前職の伊藤ハム株式会社で培った営業経験や仕入れネットワークを活かし、特にステーキの仕入れに強みを持っているのだそうです。
こうした自身のルーツを掛け合わせ、鉄板焼き専門店として「鉄板Diner JAKEN」をオープンさせました。
JAKENのコンセプト
鉄板Diner JAKENでは「大人の隠れ家」をコンセプトに、質の高い料理をリーズナブルな価格で提供しています。
最大の強みは、ホテルに負けないレベルの上質な食材を、町場の価格で提供できること。たとえば、他店では20,000円ほどのコース料理と同等の内容を、JAKENではおよそ15,000円で提供しています。これにより、質の高さと価格競争力を両立させ、幅広いお客様層に支持されてきました。
さらに、コース料理の多彩なメニューも大きな強み。前菜の盛り合わせやスープ、フォアグラのポワレ、さらにはデザートまで、バラエティに富んだ料理を提供しています。他にも、アワビや伊勢海老といった高級食材も取り入れ、特別な日や記念日に選ばれる鉄板焼きとしてお客様に支持されてきました。
進化する鉄板焼きへのこだわり
広島出身の川上さんは、オープン当初、広島風のお好み焼きや鉄板焼きを提供していました。しかし、その後多くのスタッフが加わる中「より良いものを提供しよう」という想いが芽生え、メニューは徐々にアップデート。
今ではアワビや伊勢海老、フォアグラなどの高級食材もリーズナブルに提供しています。そのため、「JAKEN(じゃけん)」というお店の名前を見ても、広島を連想する方は少ないのだそうです。とはいえ、コースの〆には「JAKENオリジナルガーリック焼き飯」を取り入れるなど独自のスタイルを貫いています。
川上代表のご経歴
飲食業界への第一歩はアルバイト
川上さんが飲食業界に入った最初のきっかけは、学生時代のアルバイトでした。高校生まで広島で育ち、大学進学を機に東京へ。その後、池袋のデパート内のレストランでアルバイトをした経験が、飲食業界への最初の一歩となりました。
さらに、家族も食品業界に関わっていたことから、飲食の仕事に自然と興味をもっていたそうです。その後、大手食肉メーカー・伊藤ハム株式会社に就職しました。
念願の独立へ
伊藤ハムに入社後は、6年間の営業を経験。その間「ゆくゆくは自分の店を持ちたい」という独立心を抱き、夢を叶えるため退社しました。会社員時代に培った知識と人脈が、後にJAKENでのビジネスに大きく寄与することになります。
退社後、川上さんは1年半にわたり知人の協力を得ながら、他のレストランで経験を重ねました。そして、2005年に「鉄板Diner JAKEN池袋本店」をオープン。
外観・内観
池袋本店 外観
JAKENは味だけでなく、お店の空間づくりにもこだわっています。
池袋本店
池袋本店 内観
1階には鉄板カウンター席があり、お客様は目の前で調理を楽しめます。2階は15〜22名の貸切に対応しており、接待や会食などの団体客に利用されています。
新宿店
新宿店 外観
新宿店 内観
ビルの地下2階に位置しており、約5.5メートルの高い天井が特徴です。地下にありながら開放感があり、お客様がリラックスして楽しめる空間を提供しています。
今後の展望
【期間限定】池袋本店19周年コース
お客様によく言われるのは「JAKENはリーズナブルだよねえ」という言葉。これは、川上さんが6年間の営業経験と独自のネットワークを活かし、高品質な食材を安く提供しているからです。
コロナ禍を抜け、現在はスタッフ全員で努力を重ね、売上拡大傾向にあるそうです。
JAKENの成長戦略は、まずは売上の向上、そのうえでお店の規模を拡大し、海外進出も視野に入れているそうです。
「今後チャンスをどう掴み、どう実行していくかが重要」と川上さんは語ります。グローバルな企業を目指し、さらに成長することを目指しています。
スタッフの様子
JAKENでは、創業から19年間ともに働くスタッフ陣が在籍しています。実は最近、お客様と深い交流が生まれた興味深いエピソードがありました。
池袋本店に昔よく来ていた某会社の社長が、久しぶりに来店されました。その会社は以前池袋にオフィスがあり、移転後は足が遠のいていましたが、池袋で仕事があり再び訪れたそうです。
長く働いているスタッフは彼のことを覚えており、その社長から「こんなに覚えていてくれてありがとう」と大変喜ばれたそう。
これについて川上さんは、「長く働くスタッフがいることは、お客様にとって安心や信頼に繋がります」と語ります。そして、長期勤務するスタッフへの感謝の気持ちも表していました。
求める人材
JAKENでは、料理と接客の両方を楽しめる方を大歓迎。鉄板焼きの調理はもちろん、目の前での調理パフォーマンスを通じてお客様とのコミュニケーションを大切にしています。
さらに、JAKENが求めるのはお客様に喜びを与えることができる、心配りのできる人材です。
そのために普段からの勉強を欠かさず、スタッフの誕生日にはみんなで食事に行き、飲食店のサービスや料理について学んでいます。「お祝いされる側」の経験を通じ、そこで得た学びをお客様に還元し、より良いおもてなしを提供できるように努めています。
JAKENで働くメリット
長く働いているスタッフとともに、継続的な成長ができることが大きなメリットです。
さらに、法人としての働きやすさも大きな特徴。法人化以降、社会保険や福利厚生の充実、給与面や労働環境の改善に努めてきました。スタッフが増える中で休暇も増やしつつ、短い営業時間で効率的に営業するスタイルとなっています。
働きやすい環境づくりについて、川上さんは
「飲食業界は徐々に変化していますが、コロナの影響で業界全体のイメージが少し下がったと感じています。多くの方が働きたくても働けない状況になり、結果として業界を離れた方も少なくないでしょう。当社も人手不足という課題に直面していますが、飲食業に関わらず、誰もが働きやすい環境づくりに力を入れています」
と語ります。また、JAKENはまだ大規模な会社ではないため、社長との距離が近く円滑にコミュニケーションができる点もポイントです。
代表からのメッセージ
「新しいスタッフが加わることで、私達のお店はさらに強くなりますし、将来的には海外での仕事のチャンスも広がります。グローバルな企業を目指しながら成長できるこの会社で、ぜひ一緒に働き、ともに成長していきましょう。」
川上代表へのインタビューを通じて、今後新しいスタッフの加入により、お店はますますパワーアップするのだろうと強く感じられました。さらにグローバル展開に向けて、さまざまな挑戦と成長のチャンスのある職場と言えるでしょう。
▼インタビュー動画はこちら
(株)JAKEN 採用ページはこちら
URL:https://r1dre82c0.jbplt.jp/
企業・店舗情報
■企業:(株)JAKEN
■住所:東京都豊島区南池袋3-15-11内田ビル1・2階
■代表者:川上 宏光
■URL:http://www.jaken.bz/index.html
■運営店舗:
鉄板Diner JAKEN 池袋本店/鉄板Diner JAKEN 新宿店
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