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2023年7月、有楽町線江戸川橋駅から徒歩7分の立地に、カジュアルダイニング「Unisson(ユニゾン)」がオープン。
敷居の高くないフレンチを、地域の皆様にもカジュアルに楽しんでいただきたいとの思いから、ファミリー層やお子様連れにも嬉しい個室、お子様プレートなどもご用意。
オーナーシェフの菅居圭一さん、オーナーの長井遼太さんが共同で経営する「Unisson」が生まれたのは、お二人が20年前に見ていた「夢」があったから。今回はオーナーのお二人に、お店のこだわりや「Unisson」にかける思いをお伺いしました。
オープンの経緯
元々、菅居さんが専門学校を卒業して最初に就職した「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」で、お二人は一緒に働いていたそう。「いつか二人で一緒にお店ができたら良いね」と話していたという菅居さんと長井さん。再会する機会があった時に、一緒にお店をはじめる話はどうするか相談したところ、一緒にやろうという話になり、20年越しの夢を叶えたお二人。しかし、オープンまでの道のりは大変なものでした。
オープンまでのエピソード
最初の壁は物件探しでした。前職の合間を見つけては、いくつか物件を見に足を運びましたが、なかなかピンと来るものがなかったそうです。良いと思った物件は「Unisson」が目指す方向性とお客様のターゲット層が違っていました。
しかし、江戸川橋のこの物件に出会った時に「Unisson」が目指す「敷居の高くないカジュアルなフレンチ」という方向性によく合っていて、住宅街のこの場所なら、ファミリー層やお子様連れの方にも「Unisson」の目指すフレンチを楽しんでもらえるはず、と今の物件に決めることに。元々は和食のお店だったそうですが、あるものの良さを生かしつつ、お二人で相談しながら、親しみやすいカジュアルな雰囲気のフレンチレストランに作り上げました。
オープンまで2ヶ月程とあまり期間もない中、長井さんはマーケティング、菅居さんは現場担当と役割を分けて、それぞれ得意なことはお互いに任せる方法で準備を進めてきました。お二人で決めた合言葉は「できないことはできる人に」だそう。潔くも、お互いを信頼し合っている関係性が伝わってきますね!
店名に込められた意味
Unisson(ユニゾン)には、音楽用語で同音、調和などの意味があり、「二人で協力してお店をつくっていく」という意味を込めてつけられたそうです。お二人の絆が反映された店名とは素敵ですね。
「Unisson」のコンセプト
コンセプトはずばり、「カジュアルなフレンチ」。フレンチは敷居が高くて気軽にお店に行けないイメージがありますが、「Unisson」では、地域のお客様に寄り添い、気軽に足を運んでもらえるようなお店でありたいという思いがあるそうです。
先日、中学生のお子様連れのファミリーが「初めて子どもがフレンチに触れる機会がここ『Unisson』です」と教えてくださり、まさにオーナーのお二人がやりたかったことが実現できたという嬉しいエピソードもあったそうです。
未就学や小学生のお子様連れにも、気軽にフレンチを楽しんでもらえたらとのことで、個室の用意があるのは嬉しいですね。お子様にはプレートもお出しできるので、ご家族で一緒に料理が楽しめるそうです。
お店のこだわり
内観
元々の内観の良さを生かしつつ、フレンチ仕様にして、カジュアルでどなたでも入りやすく、親しみやすいフレンチレストランに。オーナーのお二人を中心に準備したそうで、内観の方向性や意見が一致するのも息が合っていて素晴らしいですね。
こだわりの料理
鮎のコンフィ
7時間火を入れて、骨まで食べられるくらい柔らかく煮込んでいるそう。とうもろこしで作った生地を周りに巻いて焼くことで、表面はカリッと、中はふわっとした食感が楽しめる一品。
豚ヒレ肉のグリル
ゆっくり長時間かけて火を入れることで柔らかさが増し、粒マスタードソースをアクセントにして、淡白な部位ながらパンチのきいた一品になっている。お客様から、「今まで私が食べた中の豚肉で一番美味しい!」と太鼓判を押されたそう。
ドリンク
一般にはあまり出回っていない銘柄も取り扱っているそう。また季節に合わせてメニューも変わるため、コース構成やアラカルトを含め、「Unisson」のラインナップに合うようなワインをセレクトしているとのこと。料理に合わせたお勧めのワインを伺うのも楽しみですね。
接客・サービス
「Unisson」の人気のサービスの一つが、日本最大の洋菓子コンテスト「ジャパンケーキショー」で入賞したシェフパティシエの方が作るバースデープレートやアニバーサリープレートでお祝いをしてもらえること。
中には思わず写真を撮ってスマホの待受画面に設定してくれるようなお客様も。お祝いのデザートプレートをきっかけに、お客様との距離も縮まりやすく、会話を楽しめるようなサービスを心掛けているそうです。
お店にかける思い
オーナーのご経歴
オーナーシェフの菅居さんは、専門学校卒業後「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」にて宴会やフレンチ、アメリカンダイニング、ブッフェなど様々な部署を経験した後、「ストリングス名古屋」の立ち上げメンバーとしてお店を軌道に乗せ、続いて「ストリングス表参道」のオープニングスタッフとして活躍され、最終的にカフェ&ダイニングゼルコヴァの料理長を務めました。長井さんとの再会をきっかけに、二人三脚で準備を進め、今回「Unisson」のオープンに至ったそうです。
なぜ「Unisson」をオープンしたか
菅居さんは、料理長として自分で考えた料理を提供する中でやりがいは感じていたものの、大きな組織の中では制限やお客様と接する機会が少ない面もありました。そのため、お客様に料理を直接提供し、お客様の意見も取り入れながら、お客様が喜ぶ顔を目の前で見たいという思いが強くなったと言います。
そして、地域の皆様に寄り添ったカジュアルなフレンチを、お客様に気軽に楽しんでいただくという「Unisson」のコンセプトが生まれました。
長井さんは、菅居さんと同じ職場で出会い、その後バーテンダーやバリスタ、マーケティングなどのご経験を重ねて、現場以外の経営統括をされています。経営判断が必要な部分は菅居さんと一緒に行っているそうで、まさに「Unisson」という店名の通り、二人三脚で一緒に経営されている様子が伝わりますね。
今後の展望
中長期的に、地域の皆様に寄り添ったカジュアルなフレンチをお客様に気軽に楽しんでいただき、地域の皆様に愛されるお店になっていきたいという思いがあるそうです。
お店からのお知らせ
「Unisson」はお客様のご要望に合わせて、コースやアラカルト、ランチ限定メニューもご用意しております。記念日やお誕生日などの大切なお祝いのシーンもお手伝いさせていただきます。ぜひ皆様でカジュアルなフレンチをお楽しみください。
詳細は、お店にお気軽にお問い合わせください。
店舗情報
店名: カジュアルダイニングUnisson(ユニゾン)
営業時間:Lunch: 11:30~15:00(L.O.14:00)
Dinner: 18:00~22:00(L.O.20:30)
定休日:月曜日
住所: 東京都文京区水道1-4-6 浅野屋ビル1階
公式Instagram:https://www.instagram.com/unisson_casualdining/
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