※4/26 最新情報・事例を追記しました
4月末から緊急事態宣言が発令され、飲食店に対しての要請では時短営業に加えて、アルコール提供なしの要請が出されました。厳しい営業環境を強いられる中、臨時休業をされる店舗は多く、飲食店にとってこの期間にできることは限られている状況ではあります。
その限られた営業活動の中で、取り組めることとして、SNSの活用があります。昨今、ビジネスにおけるSNSの必要性は高まり続け、現在ではSNS運用の成功がビジネス成功の鍵と行っても過言ではありません。
今回はその中でも、日本における利用ユーザーが多く、発信力、拡散力のある「twitter」の機能や使い方についてご紹介していきたいと思います。なんとなく、使用方法はわかるという方が多いかと思いますが、この記事をきっかけに再度確認して頂き、この緊急事態宣言中に今一度twitter運用にチャレンジして頂ければと思います。
twitterとは
概要
ツイッターは、2006年にサービスが開始されて以降、今もなお人気のSNSです。国内の利用者数は4500万人(2018年10月時点)を超えており、個人で遊びや趣味で使う人から、企業がマーケティングのために使うなど、様々な用途で利用されています。
ユーザー層の特徴
特に10代20代の利用が多いですが、最近では40代50代の利用数も増えつつあります。ファンをつくりやすく、どんな内容でもツイートできる自由さが好まれており、他のSNSと比べて拡散力が大きいことが何よりの特徴です。
使われ方・傾向
各個人の言葉を自由に発信できることが最大の強みです。また、リアルタイムで日々発信される情報に触れることのできる楽しさもあります。誰かと共有したい内容を発信されることに適したSNSといえます。
機能一覧
ツイート(リツイート)
ツイッターで、メッセージを投稿(発信)することをツイートといいます。
リツイートとは「自分のツイート(投稿)を再度ツイート」したり、「他人のツイートを引用してツイート」することをいいます。他人のツイートを自分のフォロワーに紹介することができます。
引用ツイートは、リツイートに自分のメッセージ付け足して投稿できる機能です。
いいね:他人のツイートに好印象を持った場合、「いいね」をつけることができます。「いいね」には、気に入ったものに押す用途だけでなく、深い意味なく気軽に押したり、読みましたの合図などで使われたりもします。
リプライ(返信)
リプライは、ツイートに対する返信のことを言います。
メンションは相手のツイッター名をツイートの中に入れることをいいます。メンションされた人には通知が届き、自分のことを話題に上がっていることがわかります。メンションのやり方は、ツイートやリプライ、引用ツイートなどの投稿の中に、「@ユーザー名」を入れます。
DM
ダイレクトメッセージを送ることができます。ツイートやリプライは公開でのやり取りですが、ダイレクトメッセージは非公開でのやり取りができる機能です。
検索機能
ツイッターでもよく検索を使用されます。最新のニュースや、直近の事故や事件、災害など、すぐに知りたい生の声を聞くことができます。
操作方法(使用の流れ)
①フォロー&フォロワー
興味のあるアカウントをフォローする
②自分の開設したアカウントにフォローしてもらう
→ツイートした際に情報をみてもらえる土台を作る
③ツイート&リツイート
自分から情報を発信する。または、興味のある情報をさらに紹介する
④ハッシュタグ
ツイート内に加えることで検索にヒットしやすくする
⑤タイムライン
フォローしたアカウントから流れる情報を確認する
⑥いいね
よいツイートに反応する。ツイート内容を確認したという合図を送る
⑦リプライ
返信を行いコミュニケーションをとる
⑧メンション
特定のユーザーとつながる
⑨ダイレクトメッセージ
特定の人に直接相談をする
Twitterの活用方法は端的にまとめると以上の内容になります。
基本的な機能を把握できるととてもシンプルなコミュニケーション方法になります。情報の拡散力もありますので、店舖の広報メディアの1つとして活用されるとよいです。
飲食店の活用ポイントまとめ
1、フォロー
2、ツイート
3、検索
4、いいね&フォロー
5、トレンド確認
※配信時間
19時以降の遅い時間の発信が効果的です。日中は活動しながら空き時間でタイムラインを見ることが多くなり、インパクトのない情報はスルーされがちになります。一方で一日の終わりに近づく、夕食後は時間に余裕が生まれ、日中よりも情報を見てもらいやすくなる傾向があります。また土日も時間に余裕が生まれやすいので、その時間の配信も意識されるとよいかと思います。
※画像などみてもらえるコンテンツを必ず入れる
Twitterのタイムラインを少しでも見てもらうためには画像や動画挿入が必須になります。気軽に投稿できるメリットがあるものの、情報過多の時間においてはすぐに埋もれる情報ではなく作り込んだ情報を発信することが必要になります。
※他メディアとの連携は必須
インスタグラムやフェイスブックとの連携も可能になります。Twitterをメインで使用しない場合でも連携することで同時投稿も可能になります。複数メディアを運用することはとても大変になりますので、サブメディアでの利用目的の場合は連携を行い少しでも手間を省いた効率な配信方法を作っておくことをお勧めします。
飲食店活用事例
フォロワー数が多い飲食企業のアカウントをご紹介いたします。SNS全般に言えることですが、運用人材を専任でおける企業はとても質の高いアカウント運用を実施しております。また、一般消費者向けの企業もマーケティングに力を入れていることもあり、作り込まれた投稿が行われております。ここでは大手外食企業のアカウントをご紹介させて頂きます。
主な使われ方としてはキャンペーン内容の広報・PRになります。いかに拡散される情報を作り、配信できるかが肝になります。ぜひ参考にしてみてください。
マクドナルド
Twitter:URLはこちら
スターバックス
Twitter:URLはこちら
グローバルダイニング
Twitter:URLはこちら
うなぎ量深(ハートフィルムプロジェクト/プロモーション活用事例)
<特徴>
広報・PRメディアとして使用社会的に価値のある情報(顧客メリットのある情報)を中心に発信する
→人が知って誰かに教えてあげたくなるような情報
まとめ
これからのビジネス、そして飲食店の情報発信ツールとしてTwitterを始めSNSの活用は必須になります。いかに実店舗だけでなく、デジタル上でもファンを増やしていけるかがビジネスの成功を左右します。SNSの運用は知識、ノウハウ含め、好き嫌いがあるサービスになります。ただ、一般ユーザーに情報を届けるツールとしては現在では定着しました。
今から始めても遅いと思われる方もいらっしゃると思いますが、地道に情報発信をし続けることで確実に結果の出るツールでもあります。改めて、将来のお客様を獲得していくということを意識して、Twitterでの情報発信を始めてみてはいかがでしょうか? その際、この記事を参考にして頂ければ幸いです。