この記事の読了は約２分です。
忙しい日常の中でも、ほんの数十分で心と身体が整うような食事ができたら。
そんな現代人の感覚に寄り添う一軒が、2025年12月22日、新宿に誕生しました。
紀伊國屋書店 新宿本店ビル地下1階にオープンした、だし料理専門店「節丸」は、削りたての最高級・本枯鰹節を主役に据えた、これまでにない“出汁体験”を提供する新業態。
炊きたてのごはんと向き合う御膳、香りを味わう中華そば。その一杯一膳には、日本の食文化の原点とも言える「出汁の力」が、静かに、しかし力強く息づいています。
短いランチタイムでも、仕事帰りの一杯でも。
新宿の「節丸」で過ごす時間は、日常をほんの少し上質にしてくれる体験です。
“出汁”と“日本のごはん文化”と“中華そば”を、いまの暮らしに再構築
「節丸」のコンセプトは、日本人にとってあまりにも身近な存在である“出汁”を、あらためて主役として味わってもらうこと。
使用するのは、鹿児島県枕崎市産の最高品質・本枯鰹節。職人が丹精込めて仕上げた節を、店内で削り、料理へと昇華させています。
取材時に印象的だったのは、
「数十分という短い時間の中でも、贅沢な食体験を提供したい」
という想い。
限られた時間で、最大限に“本物の旨さ”を味わうための場所として設計されています。
また、御膳に並ぶ“ごはんのお供”は、昼はごはんとともに、夜はお酒のつまみとしても楽しめる構成。一品一品が主張しすぎず、しかし確かな存在感を放つ。そんな日本らしい美意識が、随所に感じられます。
店内は深みのある“青”を基調とした和モダンな空間。カウンター12席のみの静かな佇まいで、料理と向き合う時間を大切にした設えです
削りたてだからこそ味わえる、香りと旨味の立体感
生削り鰹節御膳 プラチナセット
日本一贅沢な“卵かけごはん体験”
「節丸」を訪れたら、まず味わいたいのが看板メニュー「生削り鰹節御膳 プラチナセット」です。
炊きたてで提供されるごはんには、青森県産ブランド米「青天の霹靂」を使用。粒立ちがよく、噛むほどに米の甘みが広がります。
そこに合わせるのは、「たまごかけごはん祭り」で殿堂入りを果たした高級ブランド卵「夢王」。
仕上げに添えられるのが、削りたての本枯鰹節。
ふわりと舞うような削り節を熱々のごはんにのせた瞬間、立ち上がる香りだけで、思わず箸が進みます。
卵の濃厚なコク、米の甘み、鰹節の旨味が重なり合い、口の中でほどけていく感覚は、まさに“出汁を食べる”体験。
プラチナセットでは、選りすぐりの“プレミアムごはんのお供”が4品加わり、味の変化を楽しみながら最後の一口まで飽きさせません。
芳醇トリュフだしチャーシュー塩そば
香りを食べる、透明感のある一杯。
もう一つの主役が、「節丸」ならではの中華そば。
中でも印象的なのが「芳醇トリュフだしチャーシュー塩そば」です。
削りたての枕崎本枯鰹節から丁寧に引いた澄んだ出汁に、塩だれとトリュフの芳醇な香りを重ねたスープは、雑味が一切なく、すっと身体に染み渡るような味わい。
そこに、特製チャーシュー、夢王だし煮卵、生削り鰹節が加わり、香りと旨味の層が幾重にも広がります。
北海道産小麦「ハルユタカ特等」を使用した麺は、もちっとしたコシと上品な甘みが特長。
一口すすれば、出汁の余韻が長く続く“静かな感動”を味わえます
たまり醤油だしチャーシュー中華そば
鰹節の力強さを感じる、王道の進化系。
より鰹の存在感を楽しみたい方には、「たまり醤油だしチャーシュー中華そば」がおすすめ。
たまり醤油のコクと本枯鰹節の旨味が溶け合い、ひと口ごとに奥行きが増していくスープは、どこか懐かしく、それでいて新しい味わいです。
削りたての鰹節を追加することで、時間とともに変化する味のコントラストも楽しめる一杯。
“中華そば 新宿”エリアで、確かな個性を放つ存在と言えるでしょう
短い時間で、深く満たされる。新宿で選びたい一軒
削りたての鰹節、炊きたてのごはん、丁寧に引いた出汁。
日本の食文化が積み重ねてきた“当たり前の美味しさ”を、最高の状態で提供することに、真摯に向き合ったお店、それが「節丸」です。
ランチタイムのご褒美に。
仕事帰り、静かに一杯と向き合う時間に。
新宿という街の中で、心を整える食事を探しているなら、だし料理専門店「節丸」は、きっと記憶に残る一軒になるはずです。
店舗情報
店名：だし料理専門店 節丸
住所：東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋ビル 地下1F
アクセス：新宿駅東口より徒歩5分（紀伊國屋書店 新宿本店ビル内）
営業時間：11:00〜22:00（L.O.21:30）
定休日：不定休
席数：12席（カウンターのみ）
オープン日：2025年12月22日（月）
公式サイト：https://www.bushimaru.com/
Google：https://share.google/ODyLIptmHVXfyZx4a
▶最新の飲食ニュースはこちら
