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名古屋名物「台湾ラーメン」の発祥地として知られる「矢場味仙」が、ついに東京に進出しました。
舞台は国内外の情報と文化が交錯する街・渋谷。2025年10月3日（金）、渋谷・道玄坂にオープンする東京1号店『矢場味仙TOKYO』は、名古屋で半世紀以上にわたって愛され続ける“旨辛文化”をそのまま東京へと持ち込み、さらに進化させていく旗艦店です。
台湾ラーメンを中心に、辛さの奥にある深い旨味、そして多彩な名古屋料理を渋谷の若者や海外から訪れる観光客へ発信していく──その挑戦に迫ります。
名古屋から渋谷へ、旨辛文化の架け橋
「矢場味仙」は1962年、郭宗仁（カク ソージン）・汪蘭（オーラン）夫妻の息子である郭明優（カク メイユウ）が、名古屋・今池にて開業したことから始まりました。
もともと「担仔麺（タンツーメン）」を辛くアレンジしたまかない料理として誕生した「台湾ラーメン」が評判を呼び、今では名古屋を代表するソウルフードへと成長。特に矢場味仙は、台湾ミンチとスープをじっくり煮込む奥深さと、岐阜・恵那産の「あじめこしょう」が織りなす刺激的な辛さで、多くの“辛党”を魅了してきました。
今回の東京進出には、「名古屋の旨辛文化をもっと広く知ってほしい」という想いが込められています。東京の中心・渋谷から、国内外に向けて新しい食文化の発信地となることを目指し、名古屋で培った味をそのままに、新たなステージを切り開きます。
異国感と渋谷らしさを融合した空間デザイン
『矢場味仙TOKYO』の空間は、“台湾感”を強調したデザインが特徴です。店内には赤提灯や電光掲示板、カラフルな照明が配置され、まるで台湾の夜市に迷い込んだような異国感を演出。
さらに時間帯によって照明の明るさを調整し、ランチからディナー、飲み会、二次会、デートまで幅広いシーンに対応できる仕掛けも施されています。渋谷の多様な客層──若者から大人まで──が自然に入り込みやすい工夫が随所に見られます。
台湾ラーメン。旨辛文化の象徴
名古屋発祥の「台湾ラーメン」は、『矢場味仙TOKYO』に訪れたら必ず味わいたい一杯。
粗挽き唐辛子がゴロゴロとのったビジュアルは迫力満点。ひと口すすると、特製醤油がベースとなったスープに旨味と辛さが折り重なり、喉の奥からじんわりと広がります。辛さの中に確かに存在する深いコクがクセになり、最後の一滴まで飲み干したくなる味わいです。
名古屋直送の人気メニュー
渋谷店では名古屋本店の定番メニューから厳選された料理が提供されます。いずれも火力と技術が生むスピード感、そしてお酒との相性を重視したラインナップです。
小袋
名古屋で愛される希少部位を使った一品。柔らかい食感と酸味・辛味のバランスが絶妙で、一度食べると箸が止まりません。流通の課題を乗り越え、東京での提供が実現した“幻の一皿”です。
青菜炒め
「これを食べに来る」というファンもいるほどの名物。強火で一気に炒め上げることで、ニンニクの香りが際立ち、シャキッとした食感が残る。辛いラーメンの合間に食べると、旨辛の余韻をやさしく受け止めてくれます。
酢豚
一口サイズの肉に薬味をたっぷり絡めた矢場味仙流の酢豚。キャベツの酢漬けが添えられており、酸味と甘辛のバランスが絶妙。ビールやハイボールとの相性も抜群です。
ニンニク炒飯
大量のニンニクが食欲をそそる王道炒飯。ラーメンスープをかけて“お茶漬け”のように味わう裏技もおすすめ。ボリュームも満点で、シェアにもぴったり。
杏仁ソフト
旨辛料理を堪能した後には、ひんやり甘いデザートを。矢場味仙オリジナルレシピで作られた杏仁風味のソフトクリームは、最後にさっぱりと口を整えてくれる締めの逸品です。
おすすめポイント
『矢場味仙TOKYO』は、単なる“名古屋めし”の東京進出にとどまりません。渋谷という舞台で、辛さと旨味を兼ね備えた料理を武器に、新たな「旨辛文化」を築こうとしています。
- 名古屋本店そのままの味を楽しめる安心感
- 台湾夜市を思わせる空間デザイン
- 唯一無二の旨辛メニューの数々
辛いもの好きはもちろん、渋谷で新しい食体験を求める方にとっても必訪の一軒となるでしょう。
店舗情報
店名：矢場味仙TOKYO
住所：東京都渋谷区道玄坂1-17-7 いちのビル １F･２F
アクセス：JR・東急・東京メトロ「渋谷駅」徒歩5分
営業時間：11:00 – 15:00（L.O. 14:30）／17:00 – 23:00（L.O. 22:30）
席数：1F カウンター6席／2F テーブル18席＋カウンター4席（計28席）
公式サイト：https://yabamisen.jp/
Instagram：https://www.instagram.com/yaba_misen/
X：https://x.com/yabamisentokyo
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