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鹿児島県枕崎市が誇る食文化が、東京・表参道に集結します。
2025年10月30日(木)〜11月2日(日)の4日間、ワールド北青山ビルにて開催される「枕崎市プレミアムマーケット」は、枕崎鰹節や本格芋焼酎、茶など約40商品が集う特産品イベントです。
ユネスコ無形文化遺産「和食」文化を支える産地として知られる枕崎。
首都圏での大型イベントは今回が初となり、“まくあけ、まくらざき”枕崎を新たに知る機会として注目が集まります。
枕崎市とは
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鰹節日本一のまちが守る、300年の伝統
枕崎市は、鹿児島県本土の最南端に位置し、鰹節生産量日本一(全国シェア約5割)を誇るまち。
カツオ一本釣り漁が盛んで、薩摩半島の豊かな海から毎日新鮮な魚が水揚げされます。
- 300年以上続く鰹節づくりの歴史
- 全国に13港しかない「特定第三種漁港」枕崎港
- 削り節文化の発信地
- 「さつま白波」を生んだ本格芋焼酎の地
さらに、温暖な気候を活かした茶の生産も盛んで、煎茶「さえみどり」や国産紅茶も枕崎の名品です。
和食の基盤を支える“出汁文化”と、薩摩酒文化のふるさと——
枕崎市は日本の食文化の根幹を担う産地と言えます。
イベントの見どころ

和食文化を多角的に楽しむ企画が充実
本イベントでは、伝統と革新を感じられるプログラムが多数用意されています。
約40種類の特産品展示・販売


- 削りたて本枯節
- ぶえん鰹、鰹たたき
- さつま揚げ、カツオ加工品
- 焼酎「枕崎」「彩響」
- 枕崎茶、紅茶
“買う”だけでなく“知る”こともできるラインナップです。
鰹節削り体験・実演

最高級本枯節を目の前で削り、その香りと削りたての風味を体感できる特別企画。
家庭では味わえない“本枯節の香り”を知ることができます。
キッチンカーで味わう枕崎の味


食べて学ぶ枕崎文化の入り口として人気のブースです。
試飲コーナー


焼酎の魅力や飲み方がスタッフから直接聞けるのもポイント。ソーダ割りなどの新しい楽しみ方も紹介されます。
トークセッション

10月31日(金)13:30〜
テーマ:「かつお節と焼酎の未来」
市長や生産者、酒蔵代表などが登壇し、和食文化の継承と地域発のイノベーションについて語ります。
注目商品ピックアップ

【本枯節削り節(会場削り)】
300年以上受け継がれる製法で作られる本枯節を、会場で削り提供。
花びらのように薄く、香り高く、深い旨味が特徴。削りたてならではの豊かな風味が楽しめる逸品。
【焼酎「枕崎」】
昔ながらのかめ壺で仕込み、芋本来のふくよかな香りと奥深い余韻が魅力。
伝統の技術が詰まった本格芋焼酎。
【焼酎「彩響(あやひびき)」】
2024年に全国販売開始。青リンゴのような爽やかな香りと軽やかさが特徴。
ソーダ割りがおすすめの、新世代芋焼酎。
【枕崎産おつまみセット】
ぶえん鰹のブルスケッタ、鹿篭豚の味噌漬け、かつおのハラガワ、さつま揚げなど、
枕崎の魅力がひと皿に凝縮された人気セット。
“出汁”という日本の食の原点に立ち返り、未来へつなぐ場。
枕崎が守り続ける伝統と、革新的な食の取り組み。
その両方を都市で体感できる貴重な機会です。
和食文化や地域の食に関心がある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
イベント情報まとめ

まくあけ、まくらざき「枕崎市プレミアムマーケット」
【開催日程】
2025年10月30日(木)〜11月2日(日)
【営業時間】
10月30日(木) 12:00〜19:00
10月31日(金) 10:00〜19:00
11月1日(土) 10:00〜19:00
11月2日(日) 10:00〜15:00
【会場】
ワールド北青山ビル 1F 特設会場(東京都港区北青山3-5-10)
【アクセス】
表参道駅より徒歩すぐ
【内容】
- 特産品展示販売(約40商品)
- 鰹節削り体験
- 試食・試飲(鰹たたき、さつま揚げ、焼酎、煎茶など)
- キッチンカー出店
- トークセッション(10/31開催)
- ハロウィン企画(10/31限定)
【主催】
鹿児島県枕崎市
【URL】
https://www.city.makurazaki.lg.jp/soshiki/suisan/27748.html
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