毎年飲食業界では新しいトレンドが生まれています。その中でも特に注目を集めるのが『スイーツ』ジャンルかと思います。今年に関してはコロナショックにより飲食業界は大きなダメージを受けました。しかしながら、今年2020年でも新たなスイーツは誕生しています。
この記事で2020年のスイーツトレンドをおさらいしつつ、来年2021年に注目されそうなスイーツを取り上げていきたいと思います。ぜひチェックしてみてください。
2020年注目されたスイーツ情報のおさらい
台湾ティー/台湾スイーツ
引用元:https://www.gongcha.co.jp/
昨今毎年注目を集めているスイーツ・ドリンクといえば台湾カフェです。
春水堂、ゴンチャ、ジアレイ、イーファンなどタピオカドリンクや台湾ティーなどで注目を集めたジューススタンドの中で、ブランド力がある店舖は未だに人気です。タピオカドリンクのブームは冷めつつありますが、各ブランド独自の商品開発によって、新しい商品を提案している状況です。
タピオカから台湾文化を含む商品提案に広がっている印象です。また、最近では、「Meet Fresh/鮮芋仙」や「台湾甜商店」の台湾スイーツも注目されました。
レモネード
引用元:https://lemonade-by-lemonica.com/
レモンサワーがブームになった後にレモネードも注目され、ここ1〜2年で店舖展開されました。特に「LEMONADE by Lemonica」がレモネード業界を牽引していたかと思います。今後も、アップデートされたレモネードが春夏ごろ注目されるかもしれません。
イタリアンプリン
引用元:https://seijoishiiblog.com/12239/
コンビニスイーツとして注目されました。これまでのとろけるような食感とは異なり、固めのプリンで濃厚さが特徴でした。コンビニから成城石井でも注目され、最近ではアイスバーとしても販売され始めました。
レトロスイーツ(メロンクリームソーダ・プリン)
引用元:https://bg-mania.jp/2018/04/11247950.html
昭和レトロの純喫茶で出されるドリンクやデザートが写真映えすると注目されました。特にメロンクリームソーダの色とクリームやアイスのコントラスと、喫茶店の時代を感じる空間など世界観が注目を集めました。結果、若い女性が昔ながらのレトロ感ある喫茶店に訪れる姿が見られるようになりました。
2021年のトレンド予想
定番スイーツは今後も熱い!(チーズケーキ)
チーズテリーヌ(h.u.g-flower )
引用元:https://www.89cheeseterrine.com/
ここ数年でメディアやドラマなどにも登場し注目されているスイーツです。濃厚でありながらとろけるような味わいが特徴です。またこれまでのチーズケーキとは異なりパウンド方というフォルムも印象的です。チーズケーキは王道スイーツであり、最近注目されるD2Cというビジネスモデルで展開している店舖増え、スイーツとしても、またビジネスモデルとしても注目されています。
高級モンブラン
栗歩
引用元:https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13248536/#
高級和栗モンブラン専門店。食材は国内産の高級和栗をたっぷり使用したペーストを独自に開発した機械で細く均等にモンブランを作る光景が話題になっています。こちらもスイーツの王道の1つモンブランを現代ニーズに合わせてアップデートした商品になります。高級モンブランに相応しい値段になりますが、キャッチコピーや商品ビジュアルを見てしまうと一度は食べてみたいと思わせる商品となっています。
台湾スイーツは今後も注目!
りんごケーキ・台湾メロンパン・台湾カステラ
今年来年も引き続き台湾スイーツは注目されています。最近では台湾お土産として有名なパイナップルケーキを日本風にアレンジしたりんごケーキや台湾の屋台で販売されているパイナップルメロンパン、カステラな台湾伝統のお菓子を日本人用に開発されたメニューが台湾カフェで販売されています。
新大久保も熱い!韓国スイーツも注目か?
韓国マカロン
引用元:https://www.instagram.com/yolo_tokyo/?hl=ja
数年前から注目されている韓国マカロンは引き続き注目です。特にコロナ禍ということで海外旅行にいけないなか、韓国文化を味わえる新大久保周辺は賑わいを見せています。また、韓国発アイドルも人気があり、10〜20代を中心に韓国コンテンツが熱い状態になります。
抹茶、きなこなどの和スイーツも再注目!
吉祥菓寮
京都発のきなこ粉スイーツ専門店が今年東京に初進出しました。看板メニューは「焦がしきなこパフェ」で国産大豆を自家焙煎したきなこを使用、見た目も華やかで美しいグラスパフェとして提供されていることも注目されている要因になります。
ピスタチオスイーツ
ピスタチオスイーツ専門店「PISTA&TOKYO(ピスタアンドトーキョー)
東京駅八重洲北口の話題の新スポット『東京ギフトパレット』に2020年8月5日(水)オープンしました。ピスタチオの香ばしい香りや緑のコンセプトカラーが印象的でお土産に最適という評価を受けているようです。最近ではピスタチオアイスも販売されるなど注目度が高まっているようです。
ドリンク編
最近注目のドリンクを2種類ご紹介します。
濃厚バナナジュース&スムージー
引用元:http://sonnabanana877.com/
1つ目は濃厚なバナナをふんだんに使用したバナナジュース専門店が注目されています。朝食、おやつとしても定番のフルーツを贅沢にフレッシュジュースにし、カラーのインパクトや可愛らしいロゴなども使用したお店が多くみられます。
国産クラフトシードル
引用元:https://www.moriyamaen.com/
シードルの印象といえば、甘い炭酸アルコール飲料というイメージが強いと思われますが、昨今のシードルは少し異なります。りんごを原料としているのは変わらないので、ほんのりとした甘味は感じるものの、さらっとしているものに仕上がっています。また、プリン体がほぼゼロということで健康的なお酒ということもあり、クラフトビールの流れもあり、徐々に注目度が高まってきています。
まとめ
今回、2020〜2021年注目のスイーツをご紹介させて頂きました。やはり、韓国や台湾発祥スイーツは注目度が高い状況です。また、日本でも親しまれてきたチーズケーキやモンブランなども日々進化し、新しい形で商品化されているのが注目です。スイーツ業界は王道スイーツとトレンドスイーツが市場を活性化していることがよくわかります。
家庭でも食べられるスイーツはコロナ禍において人を幸せにする1つの重要な商品です。今後もスイーツ業界の動向は注目度が高いと思いますので、hibanaでも定期的にテーマとして取り上げていきたいと思います。