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六本木で、日本の伝統食「すき焼き」を現代的に再構築した“すき焼き2.0”という新しい価値観を打ち出し、注目を集めているすき焼き専門店 「SUKIYAKI 六松(ろくまつ)」は、新しいすき焼きの楽しみ方を体験して頂くための新プランの提供を開始します。
2025年12月1日から、料理一品ごとに最適なお酒を合わせる「ペアリングプラン」がスタートし、より深い“食の体験価値”を追求した内容へと進化。ライブ感あふれる目の前での調理、繊細に調整された割下、A5黒毛和牛の旨み、そして一皿ごとに響き合う酒の余韻。
伝統的な日本料理であるすき焼きに、新しい風を吹き込む一軒として、六本木の美食地図を大きく塗り替えようとしています。
六本木エリアでの特別なディナー、和牛とお酒のマリアージュを楽しみたい人、食体験を求める国内外のゲストまで。
「SUKIYAKI 六松」は、これまでのすき焼きの常識を軽やかに超えていく、“体験するすき焼き”の最前線と言える存在です。
伝統と革新を再構築した「すき焼き2.0」

「SUKIYAKI 六松」は、全国80店舗以上を展開するDineVita Groupが手がける、同社初のすき焼き専門業態として誕生しました 。
六本木という国際色豊かな立地において、日本の伝統料理“すき焼き”を世界に向けて発信するための旗艦店としての役割を担っています。

コンセプトは、「伝統と革新が織りなす新時代のすき焼き2.0」。
明治時代から続く伝統的な調理法や割下の旨味を大切にしながらも、現代の食の感性を取り込み、「いかに楽しんでもらうか」という体験価値に軸足を置いた構造へ。
割下や食材だけでなく、火入れのタイミング、提供温度、香りの演出、酒との調和など、あらゆる要素が綿密にデザインされています。
目の前で仕上げる“ライブ調理”というエンターテインメント

同店の大きな特徴は、料理をスタッフが「目の前で一品ずつ仕上げる」スタイルにあります 。
肉の焼き音、立ち上る香り、割下が触れる瞬間の濃密な湯気、食材が変化する過程。それらすべてを“見せる”ことで、食体験が一段と高まります。

音、香り、温度、光。
五感が同時に刺激されるライブ調理は、海外ゲストはもちろん、食に感度の高い日本人の間でも高く評価されています。
独自のすき焼き体験をつくる“3種のスタイル”

すき焼きは、地域によって味わいが変わる奥深い料理。その文化的個性を踏まえ、六松では3種類のすき焼きを提供しています。
- 関西すき焼き(肉を焼いてから割下を加える)
- ワイン割下のすき焼き(ワインをベースに独自調合した割下)
- 関東風すき焼き(割下をたっぷり使用し煮るスタイル)
これら3つのスタイルを、一つのコースで同時に味わえることは珍しく、まさに“すき焼き文化の立体展示”とも言える構成です。
日本人にとって馴染み深い料理でありながら、まったく新しい角度から“すき焼き”を体験できることが、六松の魅力を形づくっています。
料理・メニュー紹介
ここでは、今回新たに始まるペアリングプランの内容を中心に、六松の料理を一品ずつ詳しく紹介していきます。
前菜3品盛り合わせ

- あん肝の奈良漬
- さつまいものレモン煮
- キャビア肉寿司
この三品は、和と洋のニュアンスが織り交ざる華やかなスターター。キャビアの塩味が和牛と融合し、コース全体の期待感を高めます。
合わせる酒は、明るい麦わら色で泡持ちの良いスパークリングワイン 「ドサージオ・ゼロ・プロセッコ」。
爽やかな酸と軽やかな発泡が、三種の味わいを柔らかく引き立て、食欲を優しく刺激します。
牛タンの味噌漬け × 日日 生酛 山田錦

火入れされた牛タンのほどよい弾力と、味噌の深い旨味。
ここに合わせるのは日本酒 「日日 生酛 山田錦」。

透明感のある旨味と米の甘さが、牛タンのコクをまろやかに包み込み、香りの余韻を上品に伸ばします。
和牛の関西すき焼き

関西風では、まず肉を焼き、脂の甘みを引き出してから割下を加えます。
六松の割下は、かつお出汁と関ヶ原たまり醤油を使用。水分量をその日の状態に合わせて微調整し、もっとも良い状態へと仕上げるというこだわりようです 。仕上がった和牛は、卵と春菊のペーストにつけて頂きます。
合わせる酒は 「AKAYANE 山椒ハイボール」。
山椒の葉や実をすり潰したような鮮烈な香りが広がり、和牛の脂と割下の甘辛さに爽やかなアクセントを与えます。
和牛のワイン割下のすき焼き

同店の象徴とも言える革新メニュー。ワインベースの割下は、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にリンゴジュース・醤油・きび糖を加えて試作を重ね、最良の比率へ到達したもの 。
赤ワインのタンニンと果実味が和牛の旨味と溶け合い、上品ながらもどこか官能的な味わいに仕上がります。リンゴのガリも添えられており、肉と一緒に巻いて食べることにより、和牛の旨みと、リンゴの程よい甘味と酸味、食感が一体となり、至福のひとときを味わえます。
ペアリングには、ドイツの赤ワイン「キリアンフン・シュペートブルグンダー・トロッケン」。手摘み収穫・長時間発酵・12ヶ月熟成という丁寧な造りから生まれる、しなやかで奥行きのある味わいが、ワイン割下の甘味と絶妙に調和します。
和牛の関東風すき焼き

もっとも馴染み深い“煮るすき焼き”。割下をたっぷりと使い、和牛の甘味がじんわり広がる優しい味わいが特徴です。ねぎは 千住ねぎと九条ねぎを使用し、それぞれの風味が交わることで奥深さが増します。

ペアリングは引き続き
「キリアンフン・シュペートブルグンダー・トロッケン」。
ワインの酸と果実味が割下の甘さを心地よく引き締め、和牛のコクに柔らかく寄り添います。
ランチで楽しめる「和牛重」

ランチタイムには、5種類の和牛重がラインナップ。
- 和牛しぐれ煮重
- 和牛炙りローストビーフ重
- 和牛すき煮重
- 和牛ばらちらし寿司重
- 和牛ステーキ重
いずれも和牛を主役に据え、贅沢でありながら昼のひとときを軽やかに彩る“ご褒美ランチ”として人気を集めています 。
ペアリングプラン(12/1〜提供開始)

5種 or 7種のお酒をコースに合わせて提供するプラン。
特に7種のフルペアリングは、料理の変化に合わせて味覚が立体的に変化し、“すき焼きの新しい表情”を感じられる内容になっています 。
- 日本酒
- 白ワイン
- 赤ワイン
- ハイボール
- スパークリングワイン
と幅広いラインナップが揃い、普段あまりお酒を飲まない人でも、新しい発見がある構成です。
すき焼きの新しい扉が開く場所

「SUKIYAKI 六松」でのひとときは、単なる“すき焼きを食べる”という時間ではありません。
料理が作られる瞬間を共にし、食材の変化を五感で受け取り、その一皿に込められた技術や物語を感じる。まさに食のエンターテインメントとしてのすき焼き体験がここにあります。

六本木で特別なディナーを探している人、和牛とお酒のペアリングを楽しみたい人、日本の伝統料理を新しい角度から体験したい海外ゲストまで。
幅広い層の心を満たす「すき焼き2.0」の世界は、一度訪れると忘れがたい余韻を残してくれるはずです。
店舗情報
店名:SUKIYAKI 六松(ろくまつ)
住所:東京都港区六本木4-12-11 竹岡ビルB1F
電話:03-6804-5070
ランチ:11:00〜14:30(L.O.14:00)
ディナー:17:00〜23:00(フードL.O.21:00 / ドリンクL.O.22:30)※ディナーはコースのみ
定休日:不定休
席数:40席(個室6名席×2)
開店日:2025年8月27日(水)
URL:https://sukiyaki-rokumatsu.com/roppongi/
Instagram:@sukiyaki__rokumatsu
Google:https://share.google/Z943eHC3D8EYBkDAp
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