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東京・下北沢に、新たな注目店が誕生しました。
2026年5月13日にグランドオープンする『焼鳥とお野菜 一等星』は、ブランド鶏と京野菜を主役にした焼鳥居酒屋です。運営するのは、下北沢で人気を集める『串焼きと煮野菜 下北沢の零や』『焼野菜 銀河団』を展開する株式会社Numbers。今回の“一等星”は、その3店舗目として誕生しました。
炭火で焼き上げる焼鳥の香ばしさ、産地直送野菜の瑞々しさ、そして“焼きたて・炊きたて・綴じたて”にこだわった親子丼。食材への圧倒的なこだわりと、ライブ感のある空間づくりが融合した一軒です。
下北沢で「焼鳥」「親子丼」「野菜居酒屋」を探している人に、ぜひチェックしてほしい新店をご紹介します。
“地域一番店”を目指して名付けられた『一等星』

『焼鳥とお野菜 一等星』という店名には、「この街で一番輝く店を目指したい」という想いが込められています。
実際に運営元の株式会社Numbersは、下北沢エリアで着実に人気店を育ててきた存在です。2022年に『串焼きと煮野菜 下北沢の零や』、2024年には『焼野菜 銀河団』をオープンし、いずれも20代を中心に高い支持を獲得。今回の“一等星”も、店舗オファーを受けて実現した3店舗目の出店となります。

Numbersの特徴は、単なる“居酒屋運営”に留まらないこと。代表自ら産地へ足を運び、生産者と直接関係性を築きながら食材を仕入れるスタイルを貫いています。

今回の『一等星』では、既存店でも強みとしてきた“野菜”に加え、新たに「炭」をテーマに据えました。
炭火によって引き出される鶏の旨味、野菜の甘み、香り。
さらに、複数のブランド鶏を取り扱うことで、“食べ比べ”という新たな楽しみ方も提案しています。
京都の生産者と連携。希少ブランド鶏と京野菜を堪能

『焼鳥とお野菜 一等星』の大きな魅力は、全国各地から厳選されたブランド鶏です。
京都府内の生産者から仕入れる「高坂鶏」「夜久野高原地鶏」をはじめ、「比内地鶏」「伊達鶏」「大山どり」など、その時々で常時4〜5種類のブランド鶏をラインアップ。
同じ“焼鳥”でも、鶏種によって旨味や脂の質、食感が異なるのが面白いところ。
噛むほどに濃厚な旨味が広がるものもあれば、弾力感が際立つもの、脂の甘みが印象的なものもあり、一串ごとに個性を楽しめます。
また、野菜もこの店の主役のひとつ。
京都の契約農家から届く京野菜や、関東近郊の生産者から仕入れる旬野菜を使用し、“焼鳥屋なのに野菜が食べたくなる店”を目指しています。
野菜串には、ズッキーニや京茄子、カリフラワー、芽キャベツなど季節感あふれる素材が並び、それぞれに合わせた調味料や仕立てで提供。
ただ焼くだけでは終わらない、“料理としての野菜串”を体験できます。
炭火の香りが食欲を刺激する。満足度の高い串焼き

ディナータイムでまず味わいたいのが、炭火で丁寧に焼き上げる串焼きです。
中でも印象的だったのが、「ハツ」「せせり」、そして野菜串の「ズッキーニのアンチョビバター」。

ハツは、噛んだ瞬間に“プリッ”と弾けるような食感。鮮度の良さがダイレクトに伝わり、内臓特有のクセは驚くほど穏やかです。

せせりは、炭火によって表面は香ばしく、中はジューシー。噛むたびに鶏の脂の甘みが広がり、思わず次の一本に手が伸びます。

そして印象的なのが、ズッキーニのアンチョビバター。
炭火で火入れされたズッキーニは水分をたっぷり含み、まるで出汁を飲んでいるかのような瑞々しさ。そこにアンチョビの塩気とバターのコクが重なり、ワインにも日本酒にも合う一本に仕上がっています。
串焼きは280円〜。
価格帯も比較的手が届きやすく、“ちょっと良い焼鳥屋”として日常使いしやすいのも魅力です。
丸鶏を余すことなく使う。“肉刺し盛り合わせ”にも注目

鶏は丸鶏で仕入れ、店舗で丁寧に捌いているのも特徴です。
だからこそ提供できるのが、「肉刺し盛り合わせ」。
しっとりとした舌触り、鮮度の高さから生まれる澄んだ旨味。
部位ごとの食感や脂の違いを楽しみながら、“鶏そのものの美味しさ”を再認識できる一皿です。
また、「柔らか鶏の煮込み」も見逃せません。

味が芯までしみ込み、箸を入れるだけでほろりと崩れるほど柔らかく煮込まれた鶏肉は、どこかほっとする味わい。
焼鳥屋でありながら、煮込み料理までしっかり美味しいところに、この店の総合力を感じます。
“令和の冷やしトマト”が想像以上の美味しさ

サイドメニューの中で特に印象的だったのが、「令和の冷やしトマト」です。
名前だけ聞くと定番メニューに思えますが、実際はまったく別物。
艶やかな見た目に加え、ひと口頬張ると、トマトの甘みと酸味がじゅわっと広がります。
『焼野菜 銀河団』の人気メニューをベースにアレンジした一皿とのことで、“野菜を主役にする”Numbersらしさが詰まっています。
焼鳥店に来たはずなのに、気づけば野菜料理にも夢中になっている。
そんな体験が、この店では自然と生まれます。
ランチは“最高の親子丼”。ひつまぶしのように楽しむ新スタイル

2026年7月からスタート予定のランチ営業では、“最高の親子丼”をテーマにした「親子丼御膳」を提供予定です。
この親子丼、ただの親子丼ではありません。
キーワードは、「焼きたて、炊きたて、綴じたて」。


毎朝捌く新鮮な鶏肉を炭火で焼き、厳選卵でとじ、銅羽釜で炊いたご飯に合わせる。
シンプルな料理だからこそ、ごまかしが効かない。そんな一杯に真正面から挑んでいます。

さらに特徴的なのが、“ひつまぶし”のような楽しみ方。
まずはそのまま親子丼として味わい、次に薬味を加え、最後は出汁をかけて締める。
一杯の中で味の表情が変化していく、ニュースタイルの親子丼です。
銅羽釜で炊かれたご飯は、一粒一粒が立ち、ふっくら艶やか。
半熟トロトロに仕上げられた卵が絡み合えば、それだけで箸が止まりません。
“下北沢ランチ”の新定番になる可能性を十分に感じる一品でした。
京町家を思わせる、落ち着いた大人空間

店内は、既存店よりも落ち着いたトーンで設計されています。
木の温もりを活かした空間に、京町家の格子戸をイメージしたデザイン。
中央にはキッチンを囲むように15席のカウンターが設けられ、炭火の香りや焼き上がる音まで楽しめるライブ感のある造りになっています。

焼き台を囲みながら料理人との会話を楽しみ、食材の産地や背景に耳を傾ける。
ただ食事をするだけではなく、“食材のストーリー”まで味わえるのがこの店の魅力です。
テーブル席やスタンド席もあり、デート、友人同士、仕事帰りの一杯など、さまざまなシーンで利用しやすい構成になっています。
下北沢から全国へ。“20店舗以上”を見据える挑戦

現在は下北沢エリアでのドミナント展開を進めているNumbersですが、将来的には20店舗以上のチェーン展開も視野に入れているそうです。

背景にあるのは、「従業員が活躍できる場所を増やしたい」という想い。
ただ店舗数を増やすだけではなく、生産者との関係性や、食材へのこだわりを維持しながら広げていく。
その挑戦は、これからの飲食業界においても大きな注目を集めそうです。
下北沢という感度の高い街で磨かれた“炭火焼鳥と野菜”のスタイルが、今後どのように進化していくのか。
『焼鳥とお野菜 一等星』は、その第一歩として非常に完成度の高い一軒でした。
店舗情報
焼鳥とお野菜 一等星
住所:東京都世田谷区北沢2-9-20 カ十ビル1階
電話番号:03-5738-8841
営業時間:
ランチ 11:30〜14:30(L.O.14:00)※2026年7月スタート予定
ディナー 17:00〜23:30(L.O.23:00)
定休日:月曜日
席数:53席(カウンター15席、テーブル30席、スタンド8席)
オープン日:2026年5月7日(プレオープン)
公式サイト:https://ittosei-shimokita.com/
Instagram:https://www.instagram.com/ittosei_shimokita
Google:https://share.google/47RQa6Y6OhE5hD5SE
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