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【2024年下半期】話題のベーカリー11選!人気の理由と最新トレンド

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2024年下半期、話題のベーカリーが続々登場中!素材へのこだわりや健康志向、SDGsへの配慮などさまざまなトレンドが見られます。中には町のパン屋から始まり、今では東京で多店舗展開する人気店も。本記事では、最新トレンドを解説しながら今話題の11店を紹介し、流行りの理由を解説します。

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2024年のベーカリートレンド


2024年、健康意識やSDGsに配慮したベーカリーがトレンドです。素材や製法にもこだわることで、お客様の「良質なものを楽しみたい」という需要に応えることもできます。これらのポイントを詳しく見ていきましょう。

素材や製法へのこだわり

近年はSNS映えだけでなく、パン本来の味わいも重視される傾向にあります。国産小麦や地産地消の食材、低温での長時間発酵など、小麦の豊かな味を引き出すテクニックはさまざまです。こうしたこだわりは、パンの味を重視するお客様や食通からも信頼されるポイントとなります。

健康やSDGsに配慮したパン

健康志向やSDGsへの取り組みは、飲食業界において重要なトレンド。動物性食品を避けるヴィーガンメニューやフードロス削減など、さまざまな取り組みがあります。社会的な価値を提供することで、ブランドイメージの向上やリピーター獲得のきっかけにもなるでしょう。

カフェ、レストラン併設のお店


食事利用できるベーカリーでは、焼きたてのパンと美味しい料理を味わえて、より豊かな食体験を楽しめます。ご紹介する人気店では、パンの提供方法や料理の内容にも工夫を凝らしているのが特徴です。

ポワンエリーニュ

「東京から世界へ」をコンセプトに、東京で4店舗を展開する大注目のベーカリー。保存料や添加物は一切使用せず、独自開発の国産小麦を使い、芳醇かつ軽い食感のオリジナルパンを提供しています。

新丸ビル店は、食べログ百名店に選ばれたビストロ併設ベーカリーです。ランチは1,760円(税込)から楽しめ、+330円(税込)のパン食べ放題が大人気!セルフサービスのパンを自分好みにリベイクでき、6種類のディップとともに味わえます。特別感あふれるメイン料理も人気のポイントです。

公式サイト:https://www.point-et-ligne.com/

フラワーアンドウォーター

SNSで絶賛の声が多い「flour+water」は、東京で3店舗、熊本で1店舗を展開中。ドライフラワーを飾ったおしゃれな内観も、話題性抜群です。

大人気のブランチは1,980円(税込)で、メイン料理と選べる4種類のパン、さらにティーフリーが付きます。パンは10種類以上あり、オリジナル食パンのワンハンドレッドや甘いパン、惣菜系など多彩です。さらに、スタッフが木箱に詰めたパンをサーブする光景は、SNS映え抜群!目と舌で楽しめるひとときが、トレンドに敏感なお客様の心を掴んでいます。

公式Instagram:https://www.instagram.com/flour_water.nakame

馬場FLAT HANARE

「パンのあるもう一つの食卓」をテーマに、国産小麦100%の自家製パンとボリュームのある料理を提供するお店。運営の株式会社FULL AT TABLEは、パン業態を東京で4店舗展開しています。

ランチは1,280円〜1,980円(税込)、+500円(税込)でパン食べ放題が楽しめます。ボリューミーな洋風料理も大人気で、「おまかせデリ盛りプレート」はフレンチ風デリを贅沢に盛りつけたひと品。コスパが良く、学生や子連れなど幅広い客層に愛されています。

公式サイト:https://babahanare.fullattable.com/

サワムラ

軽井沢発祥のサワムラは、現在東京で6店舗を展開中。国内外から仕入れた20種類以上の小麦を使い分け、低温で約18時間発酵することで、小麦本来の豊かな味を提供しています。

新宿店の平日ランチは1,650円〜5,280円(税込)で、熟成酵母パンがおかわり自由。旬食材のチャバタやレーズンパン、食パンなど多彩な種類が楽しめます。パンの重複を避けながら、料理に合う熱々のパンを提供するサービスも大きな魅力。メインは肉や魚、パスタなど15種類以上で、料理のクオリティの高さも支持されています。

公式サイト:https://b-sawamura.com

素材や製法のこだわりが光るお店


素材や製法にこだわるベーカリーは、時代を問わず大人気。厳選した国産素材や高級食材を使うことで、お客様に特別感を提供できます。今話題のベーカリーがなぜ人気を集めているのか、その魅力を探りましょう。

アマムダコタン

2021年に東京・表参道へ進出した、福岡発祥のベーカリー。オープン直後から話題となり、今や行列が絶えない人気店です。系列店「アイムドーナツ?」や「ダコー」を含め、現在東京で9店舗を展開しています。

最大の特徴は、イタリアン出身のシェフが手がける、見た目も味も抜群のパン。国産小麦を使用した生地を15時間以上発酵させ、奥深い味を引き出しています。自家製の惣菜を贅沢に詰めたサンドイッチやフルーツのパンなど、メニューは約120種類以上。芸術的な内観にズラリと陳列される光景は、圧巻のビジュアルです。系列店「ダコー」ではミニサイズのパンが人気を集め、さらに注目を浴びています。

公式サイト:https://amamdacotan.com

ラシーヌ

東京で約18店舗のレストランを展開する、株式会社グリップセカンドのベーカリーブランド。無添加で手作りの天然酵母パンをメインに、全国60軒以上の契約農家から仕入れる旬の食材やスイーツを楽しめます。

約10店舗のベーカリーは、それぞれで看板商品が異なるのが特徴。池袋の「ラシーヌ ブーランジェリー&ビストロ」では、プレミアムブレッドが名物です。青山や渋谷の「ラシーヌ ドーナツ&アイスクリーム」では無添加ドーナツが大人気で、SNS映え抜群!地域特性やターゲットに合わせたメニューを展開し、世代を問わずさまざまな層に愛されています。

公式サイト:https://grip-magazine.jp/brands

濱田家

「和風ぱん」をコンセプトに、2000年に地域密着型のパン屋としてスタート。テレビや雑誌でたびたび紹介され、現在東京で5店舗、アメリカで4店舗を展開しています。

名物は、京都のおばんざいをヒントに開発した和風のパン。角煮パンやきんぴら、なすびを使用したパンなど、オリジナリティ溢れるメニューが多数あります。お店は和食店のような佇まいで、日本の心を感じさせる独特の世界観も魅力です。

公式サイト:https://hamada-ya.jp

トリュフベーカリー

2017年に門前仲町で1号店をオープンし、現在は系列店「トリュフミニ」を含め25店舗を展開中。”本当においしい食材をもっと身近に”という理念のもと、贅沢感あふれるパンを提供しています。

名物は「白トリュフの塩パン」で、カナダ産一等粉を生地に使用しています。自家製トリュフバターを巻き込み、仕上げに白トリュフとトリュフオイルをトッピング。合計3箇所にトリュフを使った、他にない贅沢な味が魅力です。その他、黒トリュフタマゴサンドやラムレーズンサンドなど高級志向のパンも注目を集めています。

公式サイト:​​https://truffle-bakery.com

健康やSDGsに配慮したお店


健康志向やSDGsは、飲食業界において重要なテーマです。グルテンフリーやヴィーガン対応、フードロス削減などさまざまな取り組みが行われています。こうした時代のニーズを捉え、味も美味しいと人気のお店をチェックしていきましょう。

モアザンベーカリー

全国で20店舗以上のレストランを展開する、株式会社MOTHERSのベーカリーブランド。2018年に西新宿のホテル内にオープンし、外国人宿泊客や日本人からも評判です。

注目すべきは、動物性食材を一切使用しないヴィーガンパン。2020年から提供を開始し、今では全商品の約6割を占める看板商品となりました。「日曜日のクロワッサン」や「ヴィーガンメロンパン」など、既存のパンとは一線を画した独自の美味しさが魅力です。アメリカをイメージしたおしゃれな内観も、買い物の楽しさを引き立てています。

公式サイト:https://mothers-place.com/shop/morethan_bakery

夜のパン屋さん

2020年に誕生した「夜のパン屋さん」は、フードロス削減と貧困問題の解決を目指すパンのセレクトショップ。全国のベーカリーで売れ残ったパンを引き取り、夜に東京各地で露店を出し代理販売しています。パンは都内の有名店や小さなベーカリーから集まり、お客様が一度にいろいろなベーカリーの味を楽しめる点もポイントです。

販売者には生活困窮者が雇用され、貧困問題解決の場としても注目されています。こうした社会問題への取り組みを行う、新たなビジネスモデルとして参考になるでしょう。

公式サイト:https://yorupan.jp

ビオッサ

東京・茗荷谷にある、米粉パン専門店。小麦粉を一切使用しないグルテンフリーのパンを販売し、健康志向の方や小麦アレルギーの方にも人気です。

その魅力は、米粉の枠にとらわれない魅力的なパンの数々。食パンや薬膳キーマカレーパン、焼き芋バゲット、フォンダンショコラなど約20種類以上が並びます。SNSでは「米粉100%とは思えない美味しさ!」と絶賛の声も多いです。

通販やふるさと納税、催事出店など多くの販売経路があり、全国のお客様へパンを届けています。時代のニーズを捉えた商品展開とマーケティングにより、1店舗ながら全国的にファンを持つお店です。

公式サイト:https://biossajapan.com

まとめ


  • 2024年のトレンドは、素材と製法、健康志向、SDGs
  • 甘いものから惣菜系まで、多彩なメニュー作りを
  • お客様が食事や買い物を楽しめる体験価値も大切

SNSや公式サイトでこだわりをアピールし、お客様にパンの魅力を伝えることも大切です。トレンドを活かしたパン作りと情報発信で、話題のお店を目指しましょう。


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水島みほ

東京都在住。グルメを愛するフリーライター。趣味は商店街巡り、個人系の飲食店を食べ回ること。

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