広告を打つには莫大な経費がかかります。例えば東証一部上場企業の4分の1の売上高平均は約2500億円。そのうち広告宣伝費は売上高の約3.5%、つまり59億円にも上ります。その中でも特に化粧品会社などは売上高の10%を割くと言われています。各企業ともブランドイメージを維持するための必要経費とはいえ、広告宣伝費は難しい問題です。
そんな中で近畿大学の広告費はいかに経費を使わずに広く認知してもらうかを考えることで、圧倒的な費用対効果を上げているそうです!
具体的な仕掛け【まとめ】
・若者向けのストリートファッション誌風の大学案内
⇒さらに、近大美男子・美少女図鑑の登場。高校生の大学生活に具体的な夢をイメージさせます。
・『大学が呼んではいけない人』が卒業式で祝辞
⇒15分のスピーチはYoutubeの再生回数100万を超える
・近畿大学OBの有名音楽プロデューサーが入学式をプロデュース
・近大の養殖研究を活かし飲食店オープン!
⇒そして、注目された富士山の頂上からマグロの頭が突き出たポスター!
以上のようなプロモーションが次々と仕掛けられているようです。
特に富士山マグロのポスターの「固定概念を、ぶっ壊す」はとてもインパクトがあります。
あらためて思うのはやはり、ビジネスの基本となるPDCAは重要だということです。
計画、実行、検証、改善のように常に新しいことに挑戦し、改善し続けることが最も効果的だと思います。
私もビジネスに限らず、私生活でもしっかりPDCAを取り入れ、
より良い人生にするためにブラッシュアップをし続けます!
たった1%の経費で、数十億の宣伝効果! お金をかけずに話題をさらう近畿大学の自虐テクニック
達人に学ぶ「伝わる技術」 第68回 PRESIDENT Online スペシャルより