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【低原価・高粗利!!】オススメドリンクメニューで儲けるコツ・注文の取れるドリンク特集

この記事の読了は約3分です。

美味しいノンアルやクラフト、レモンサワーの展開で市場の拡大を見せているドリンク業界。そこで、今オススメのドリンクメニューとドリンクの売上を上げる為の施策を特集!!

これからヒットするドリンクは?
本当にコスパがいいドリンクは?

原価率が低く、アレンジの幅をきかせやすいドリンクで、自店のヒット商品を生み出してみませんか?コスパ・美容に着目してヒット商品の開発に役立てて頂きたいと思います。

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高コスパ!自家製ドリンク

「此処でしか飲めない」ステータスにプレミア感があり、引きの強い自家製ドリンク。

味の調整がきくのはもちろん、容器にお店のロゴ等を入れてデザインすればPR力も抜群です。フォトジェニックが重視される昨今、お店のオリジナル商品がお客様の注目を集めます。

ジンジャエール

自家製ドリンクとして既に多くの飲食店が取り入れているジンジャーエール。

特に原価が安く高コスパな点が選ばれている理由と言えます。ジンジャーエールは、生姜・砂糖・水さえあれば簡単に作る事が出来、数種類のスパイスを用意する場合でも1杯あたりの原価は約30円前後となっています。自家栽培のハーブを入れる等でも個性を出しやすいので、ぜひメニューに加えてみて下さい。

レモネード

ジンジャーエールに次いで材料を安く仕入れる事が出来るレモネード。

レモン、はちみつ、砂糖のみで、約40円前後の材料費で作る事が出来ます。夏場はソーダとたっぷりの氷でレモネードソーダ、冬場はホットレモネードと季節のアレンジもしやすいですね。近年では専門店もオープンするほど注目されているドリンクです。

サングリア

もともとサングリアは、ぶどうがうまく育たなかった年のワインや飲み残しを美味しく飲めるようアレンジしたのが起源だと言われています。その為、産地や年代に希少価値のある熟成ワインより遥かに安く提供する事が出来ます。氷の代わりにフローズンフルーツを入れると、味は薄くならずにインスタ映えもバッチリなのでオススメです。

フルーツビネガー

自家製フルーツビネガーの利点は、美味しく作る事が出来るという点。市販のものは健康志向のものが多く、継続して飲む事が推奨されているので、どうしても酢の味が濃くなっています。自家製にする事で果実味を強くして、気軽に注文してもらえる酢ドリンクとして打ち出してみてはいかがでしょうか。ただし、酢酸量によって健康への効果には違いがありますので、表記には注意が必要です。

冷凍フルーツ×ヨーグルトスムージー

フルーツを変えてメニューの幅を広げることが出来るスムージー。

材料のフルーツは冷凍しておけるので、他のドリンクと比べ圧倒的に長く保存が出来ます。保存方法や作成頻度、手間を考えるとかなりコスパの高いドリンクメニューと言えます。

新定番!美容・健康ドリンク

一見アレンジのきかなそうなジャンルですが、見た目の華やかさから、今や様々なかたちで世の中を賑わせている美容・健康ドリンク。

アンチエイジング・美容・健康志向の高まりで、お客様が口にするドリンクの役割も大きく変わってきています。

酵素ドリンク

美容効果もあると言われている酵素ドリンクは、カロリーを気にしている方に選ばれやすいです。素材を発酵・熟成させる必要があるため自家製として提供する難易度は高いですが、ダイエット効果もあり食事制限で偏った栄養バランスを整える事が出来るので、高カロリーのアルコールはちょっと…という方にオススメのドリンクです。

甘酒ドリンク

飲む点滴とも呼ばれる甘酒、実は意外と味のアレンジがきくんです。オレンジジュースやヨーグルトとの相性は抜群で、ラッシーにして飲むのも密かなブームとなっています。自宅で作れるほどレシピは簡単です。好き嫌いの別れるメニューではありますが、一定層からの支持は期待できます。

低糖・無糖の野菜ジュース

ゼロカロリーを謳った低糖・無糖ジュースは数多くあるものの、通常の商品より味が薄く美味しくないと感じるものがほとんど。そこで注目したいのが、野菜ジュースです。加糖ありきで味が成り立っている他のジュースと違い、野菜100%のジュースは、砂糖なしで野菜の甘みを感じる事が出来ます。もちろんダイエット中の方にもぴったりです。

漢方ドリンク

漢方を愛用する女子も多い中、「かわいい漢方」に需要が集まる時代となりました。フルーツ漢方ドリンクの専門店「FARMACYS Gallery Ginzaは昨年6月のオープンから連日の大盛況となっています。インスタ映えする漢方ドリンクがトレンドです。

売るほど儲かる!原価率の低いドリンクメニューは?

基本的には原価を割ることはないドリンクメニューですが、その中にも原価が高い・低いはあります。

実際何を注文してもらうと、より効率良く利益を上げることが出来るのでしょうか?飲食店の定番商品の原価を比較します。

ビール

原価:1杯約150円〜200円

生ビールをウリにしているお店は多いですが、意外にも原価が高く粗利率は良くないのが事実です。ではなぜビールをウリにするのか?それは、「駆けつけ一杯」を獲得する為。そのために原価割れの設定で生ビールを提供しているお店もあります。まずは自店を選んでもらい「とりあえず生」その後に2杯目、3杯目、そしておつまみをじゃんじゃん注文してもらって利益を上げるのが戦略ですね。

ハイボール

原価:1杯約80円〜100円

ウィスキーを使用するハイボールですが、原価はビールよりも安いです。ベースになるウィスキーは業務用大容量で仕入れる事が可能で販売価格も設定しやすく、ビールと同様どんなおつまみにもマッチするので、どんどん注文を取っていきたいメニューですね。

ワイン

原価率:約30%〜50%

銘柄によってかなり仕入れ価格に差があるワインですが、原価の2〜3倍で決めるのが無難でしょう。ボトルを開けるとどうしても酸化してしまうので、保管にも手間がかかり、ボトル単価よりもグラス単価の方が割高になります。その為、ワインを集中的に提供するバー等の方が大衆居酒屋より販売価格を安く設定できます。

サワー・酎ハイ

原価:1杯約60円〜90円

ベースによって原価は異なりますが、中でもウーロンハイはかなり粗利率の高いメニュー。焼酎・ウーロン茶がどちらも安い上に作るのも簡単で注文から提供までの時間も短く済みます。定番のレモンサワーや果実系のサワーも、ほぼ80円前後で作れます。サワーが苦手という人もあまりいないので、ぜひラインナップを充実させたいジャンルです。

ソフトドリンク

原価:1杯約20円〜30円

原価率が一番低く、単純に効率良く利益を上げられるのがソフトドリンクです。ですが、ソフトドリンクメニューが希薄な居酒屋は珍しくありません。お酒を飲めない人は当然ながらアルコール以外のドリンクメニューを重視するので、ソフトドリンクメニューは設けるのが無難、さらに充実させるとリピーター獲得も狙えます。

その他のカクテル

原価:1杯約30円〜100円

カクテルの原価は内容によって異なりますが、定番のメニューはほぼ100円以下で作れます。希少なシロップや果実を使えば原価は当然高くなりますので、ワイン同様メニューを充実させるのは難しいですが、カラフルな本体にフルーツを添えると華やかな見た目に仕上がります。

繁盛させるコツ!ドリンクで儲けるには?

いくら原価を下げてメニューを充実させても、コツを掴んでいないと意味がありません。

一般的にフードメニューよりも廃棄ロスが少なく粗利率が高いドリンクメニューですから、フードよりもたくさん注文してもらいたいものです。そこで肝心なのは、いかに早いペースで2杯目以降に誘導できるか。

グラスを空にしてもらうために美味しく飲んでもらう工夫をし、次の注文に進んでもらうためにドリンク+フードメニューを充実させましょう。もちろん2杯目以降は出来るだけ原価の安いドリンクを注文してもらいたいので、注文してもらいたいドリンクに合わせておつまみを組み立てていくのも良いでしょう。

テーブルのグラスが空になっていたら素早く下げるのと同時にワンモアドリンクをオススメするのは基本中の基本です。

まとめ

自宅で作れるレシピも多く出回っている中、お店で買ってもらうためには、いかにオリジナリティを出して商品価値を高めるか・どれだけ多く2杯目以降の注文をしてもらえるかが勝負を分けます。

原価と販売価格をとことんまで下げるのか、希少な素材やデザイン性の高いパッケージで自家製を謳うのか、美容・健康志向にターゲットを絞るのか、まずはしっかりと戦略を立てて具体的な目標を定めましょう。指針を示して自店のスタイルを確立することが出来れば、自然とお客様が集まります。

「hibana」では、今後も飲食業界のトレンドに注目していき、情報を発信していきますので、宜しくお願い致します。


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