【2020年11月度】Rears(リアーズ)データトレンドを報告致します。
弊社で提供しておりますグルメサイトデータ一括管理サービス『Rears』によって収集しているグルメサイトデータ(対象:食べログ/ぐるなび/ホットペッパーグルメ/ヒトサラ)から見えるデータトレンドをご報告致します。
データ概要(要約)
- 11月は10月に引き続きGotoEatキャンペーン効果により、通常月よりも高い数値。
- アクセス数、PV数は10月と比較し低下したが、ネット予約は伸長。
- GotoEatキャンペーンを実施は月中旬までとなり、前半WEB上のアクセスが高く、終了後に一気にアクセス、予約が減少した。そのため、10月と比較すると数値は低下している。
今月のポイント(11月)※定量データ
PV数、アクセス数
2020年と前年を比較するとあまり大きな差はない。GoToEatキャンペーンにより前半の数値を稼いだものの、後半は失速。例年は11月後半に向けて全体的な数値は伸長するため、真逆の傾向。また
コロナ感染拡大による、飲食店への時短要請もあり、11月後半は大きく数値が減少している。
コール数
例年、年末に向けて忘年会関連の問い合わせが増加するため、コール数は増加する傾向がある。2020年に関しては、忘年会開催が難しくなったため、問い合わせが激減。そのため、前年と比較すると大きく減少している。
ネット予約件数、予約人数
前年比較すると予約件数、予約人数ともに減少。その中でも、人数は大幅減少。年末の忘年会に向けて
団体予約が大きく減少したことが顕著にあらわれている。一方で、2〜4名程度の少人数利用は引き続きあるため、件数については大きな減少に至らなかった。
以上のことから、11月はGoToEatキャンペーン効果と終了、コロナ感染者数増加の影響など社会的要因により大きく数値が変化した月と言える。
まとめ
11月についてはGoToEatキャンペーン対象店舗については10月に引き続き、売上担保できた店舖が多く見られた印象です。ただ、キャンペーン終了と同タイミングで感染者数拡大報道が出たため、回復傾向にあった外食需要が一気に消失しました。そのため、GoToEatキャンペーンに依存していた店舖は厳しい状況に逆戻りし、一方でこれまで通り、評価がよくファンが多いお店は獲得したポイントの利用場所として選ばれているため、引き続き集客力を維持している状況です。このことからも、政府主導のキャンペーンはうまく活用する必要はあるものの、日々の地道な経営努力も行なって行かなければいけないことは明白になりました。今後は年末年始のデータ同行をリサーチしていきたいと思います。
今後も弊社のRears(リアーズ)というデータ管理サービスから取得したデータから見える情報を定期的に報告していきたいと思います。ぜひ、今後の飲食店経営の参考にしていただければと思います。
※グルメサイトのデータ一括管理サービス『Rears(リアーズ)』にご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。現在、無料トライアルのご案内中です。
宜しくお願い致します。